ラウリン

【元ネタ】ディートリッヒ伝説、イタリア伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】間桐慎二
【真名】ラウリン
【性別】男性
【身長・体重】62cm・3.3kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:-
 宝具による陣地作成能力を得た代償に、通常の陣地作成スキルは失われている。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 キャスターの作成する装身具は、小人から巨漢まで
 着用者に合うサイズへと自動的に変化する。

【固有スキル】
妖精文字:B
 妖精郷の魔術刻印・妖精文字の所持。
 幻覚、強化の扱いに優れる。

造園:B
 庭園の作成や維持管理に関する深い造詣。
 Bランクならば、自然界に存在し得ない植物を取り入れての庭園作成が可能。
 さらに高いランクでは、黄金の林檎園さえ管理可能とする。

【宝具】
『深紅抱く金絹(エンローザディーラ)』
ランク:C 種別:対陣宝具 レンジ:10~60 最大捕捉:1つ
 囲った土地を、昼も夜も見付けられない陣地『神秘の紅薔薇園』となす金色の絹紐。
 帯、頭巾、指輪等キャスターの手になる装身具を身に着けた者は薔薇園の恩恵を受け、
 透明化の域にある気配遮断スキルや筋力に十二人力を加算する加護を得る事ができる。
 ただし、昼でも夜でもない黄昏時において陣地の隠蔽と気配遮断スキルは停止する。

【Weapon】
『無銘・剣』
 薔薇園を荒らす者の右手と左足を尽く切り落として来た剣。
 ラウリンから奪った帯で十二人力を身に着けたディートリッヒのエッケザックスと
 正面から激しく打ち合うだけの強度を有する。

『無銘・全身鎧』
 竜の血で固められた黄金の甲冑。たいへん頑強。

【解説】
 ドロミーティ山地のカティナッチョ山にある真紅の薔薇咲き乱れる園の主、
 周辺高山地帯一帯の財宝を掌握する豊かな国を治めていた小人王ラウリン。
 園の周囲には黄金の絹糸を張り巡らし、これを越えて侵入し園を荒らす者があれば忽ち現れ
 代償として右手と左足を切り落としていた。優れた魔術と武装により不敗を誇っていたが、
 騎士ディートライプの妹キューンヒルトに惚れて彼女を攫った事と、ディートリッヒに対する
 老ヒルデブランドの「ラウリンを倒した奴が最強」発言からこっぴどい目に遭う事となる。
 ラウリンは薔薇を踏み荒らしたヴィテゲを容易く打ち倒しディートリッヒにも苦戦を強いるが、
 師ヒルデブランドの助言を受けたディートリッヒに敗れた。ラウリンは忠誠の誓いを破って
 ディートリッヒ一行を罠に嵌めるが、キューンヒルトの助けを得た一行に再び敗れ捕らえられる。
 キューンヒルトの命乞いで助命されるも、彼はベルンの城で晒し者にされてしまうのであった。

 騒動の後、薔薇がこんなにも美しくなければ誰も王国に入ってなど来なかったろうに、
 と嘆いたラウリンは魔術を用い、薔薇園を昼も夜も見られる事がないように隠した。
 しかし昼でも夜でもない黄昏時、カティナッチョ山は深紅に輝くのだという。


  • 最終更新:2014-11-08 21:26:02

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