メンナ

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】メンナ
【性別】男性
【身長・体重】171cm・67kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
守護騎士:B
 他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
 敵軍の最中、孤立無援で戦車を操る王を守り抜いた。

【宝具】
『大いなる栄光の灼輪(ラーメス・メリアメン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2~40 最大補足:50人
 太陽王オジマンディアスの戦車。
 牽引馬である『テーベの勝利』と『ムト神は満ち足れり』の二頭は、
 主であるオジマンディアスの威光によって、太陽の属性を持つ疑似神馬と化しており、
 全身から灼熱の破壊光を放ちながら戦場を縦横無尽に疾駆し、
 あらゆる障害物を歯牙にもかけず踏み砕き、轢殺し、焼滅させる。
 この戦車が駆けた後に残るのは、怒れる太陽神が地に降りたが如き、旱魃の平原である。
 ――しかしこれは、かの太陽王の威光と栄光のほんの一欠けら、その残滓に過ぎない。
 
【weapon】
『光満ち廻る日輪(ウセルマアトラー・セテプエンラー)』
 『大いなる栄光の灼輪』の真名解放だが、これは真の担い手たる太陽王にしか発動出来ない。

『無銘・武装』
 王の側近の護衛として携える、盾や刀剣などの武装。

【解説】
古代エジプト第19王朝の太陽王(ファラオ)ラムセス2世・オジマンディアスの戦車御者、護衛官(盾持ち)。
オジマンディアスの戦士としての偉大さを示す最も有名な逸話であるカデシュの戦いで、
オジマンディアスの戦車に同乗し、彼の王を助けたとされる。
記録によると、オジマンディアスは敵軍ヒッタイトの情報操作に後れを取り、
敵軍の3人乗りの戦車2500台を前にほぼ孤立することなり、味方の兵も戦う気力を失ってしまった。
しかしオジマンディアスは戦車に乗り込み、アメン神に祈って突撃して敵軍を蹴散らし、
孤軍奮闘する内にようやくエジプト軍の部隊が援軍にやってきた。
ヒッタイト軍は新たに3人乗りの戦車1000台を投入し、王の戦車に同乗していたメンナは
これを見て恐れ慄いていたが、オジマンディアスはメンナを叱咤して勇気づけ、
6度敵陣へ突撃してやはり敵軍を蹴散らしたという。
こうして、超人としか言い様のない活躍で絶望的な状況から生還したオジマンディアスは、
自軍の臆病さを叱りつけ、逆に自身を救った戦車の牽引馬『テーベの勝利』と『ムト神は満ち足れり』を讃え、
戦車御者メンナを「唯一、余に力を貸した者」と称賛した。

古代エジプトに置いて、「王の戦車御者」は最高の栄誉と特典を与えられ、羨望の的となる職であった。
中でも、史上最強最大のファラオと謳われるオジマンディアスと共に戦ったメンナは、
エジプト史上最高の戦車御者と言えるのかもしれない。


【コメント】
カデシュの戦いで大活躍したのに、宝具にならなかった馬戦車が可哀想だったので作成。
よくわからんが、オジマンが一人で戦車を操りつつ弓を射りまくり、
メンナは主にオジマンの身を盾で守った感じだったのかな。
オジマン本人がこの戦車を使う時は、指輪を媒介にして召喚する。
蒼銀本編で「我が光に灼かれて~」とオジマンが発言しているが、
実際に残された詩に「余の威光は敵を焼いた」とか「ラムセスの炎は敵を薙ぎ倒した」とか
「ラムセスの額の蛇神ウラエウスが炎を吐いた」とか書いてあって、オジマンさんマジ太陽王。
オジマンさんはよく「一人で3000人倒した」と言われるが、完全に一人ぼっちだったというわけではないし、
倒した数も、記録通りならば3000人を遥かに超えているんじゃないだろうか。
まあオジマンさん自己申告だと「余はたった一人で数十万人ぶっ殺したぜ!」とか、
「愛馬二頭に支えられて数百万の国々と戦ったぜ!」とか詩に残しているが。
適正クラスはライダーのみだが、王の近衛であるからセイバーとかの適性もあるだろう。

  • 最終更新:2015-11-12 23:21:43

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