マルティーナ

【元ネタ】イタリア伝承
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】マルティーナ
【性別】女性
【身長・体重】163cm・57kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久EX 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:D(A)
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。
 変化中は気配もマルモッタそのものである。

【固有スキル】
動物会話:C+
 言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
 動物側の頭が良くなる訳ではないのであまり複雑なニュアンスは伝わらないのだが、
 相手が齧歯類であれば人間程度の知能を持つものとして会話を成立させられる。

変化:E
 マルモッタに変化できる。
 耐久を除く肉体的な能力はマルモッタ相当のものとなる。
 動転すると本人の意思に関わらず発動してしまう。

野性:C
 自然の中に溶け込める性質。
 五感が発達し、獣と心を通わせる事が可能になる。
 また自らに対する害意に対して非常に敏感に反応する。

【宝具】
『羞恥を刻む紅染めの岩壁(クローダ・ロッサ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 マルティーナと運命を共にする高峰山。
 マルティーナを物理的な威力を以て殺害するには、
 山を消し去る規模の攻撃が必要となる。

【解説】
 ドロミーティ・アルプスの叙事詩『失われしファネス王国』の登場人物、
 ファネス王国の初代王妃マルティーナ。

 高峰山でマルモッタ(山岳天竺ネズミ)に囲まれて過ごす森と水の女アングヮーナのもとへ、
 かつて自分を捨てて他国へ行った娘モルタがやって来て、老母に赤ん坊を残して亡くなった。
 マルモッタと共に育つその娘マルティーナはマルモッタの言葉を理解し、動作まで似通い、
 挙句には驚くとマルモッタの姿に変わるようにもなっていた。ある日ランドリーネスの王子が
 マルティーナを見初め、アングヮーナは渋るも王子は親族を説き伏せて同意を勝ち取り戻る。
 結婚の喜びを山中へ伝えて回るマルティーナは、日の当たらない岩までも温かい事に気付き、
 アングヮーナは娘が山と運命を共にしている事を悟った。山は孫娘と共に喜び、悲しむのである。
 事実、権勢を誇るベドイエレスの女王により大宴会にてマルティーナが恥をかかされた時、
 高峰山は真っ赤に染まり、その赤い岸壁は現代にまでその様子を残し名所となっている。

 マルモッタに変身し故郷へ逃げ帰った孫娘と、追って来た王子はアングヮーナと共に過ごす。
 余りに留守がちなので王位継承権を失った王子だったが、彼は偶然からファネス人たちと出会い、
 戦を知らぬ彼らを助けて西方の敵を撃退するのに大功を挙げ、ファネス王国の初代王となった。
 マルティーナは初代王妃となり、国の紋章はマルモッタに定められ、皆その楯を持ったという。

  • 最終更新:2015-12-16 23:34:08

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