マカンダル

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】マカンダル
【性別】男性
【身長・体重】187cm・69kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 薬学に長け、大規模に毒物を作成可能。

【固有スキル】
カリスマ:D
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。

呪術:A
 ヴードゥー教の魔術体系に精通する。
 精霊崇拝と聖人信仰の混合で、神官として魔的なモノの排除に優れる。

変化:A
 卓越した魔術による肉体の変形・変質。
 鳥獣から魚、爬虫類や昆虫にまでその姿を変えることができる。

話術:C
 言論にて人を動かせる才。
 専横者に反逆する勇気を相手に与える。

【宝具】
『抗う黒毒(ブラック・ポイズン)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0~60 最大捕捉:100人
 白人専横者に盛った毒。
 敵を取り殺す無形の呪毒は自動で周囲に蔓延し、
 呪毒の蔓延範囲下の任意の対象に毒ダメージを与えられる。
 呪毒の自然解毒はCONとMGI両方で判定を行う。対魔力で抵抗可能。
 また、支配層に属するものには毒ダメージが増す効果もある。

『哮る黒血(マウォン)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0~60 最大捕捉:100人
 『抗う黒毒』の真髄。支配者追放運動の具現。
 転化させた呪毒が蝕むのは、専横者自身ではなく隷属関係そのものである。
 毒の影響下にある者が所持する他者への主従優位性を侵食し、
 支配・束縛の関係を腐食させることで『解放』の概念を成立させる。
 なお、この効果は専横者に及ぶものであるため、隷属者には無意味である。

【解説】
 フランソワ・マッカンダル。ヴードゥー教の始祖、大祭司。ハイチ最初の革命家。
 ギニア、マンディゴ族のイスラム教を信奉した名門の出身であるとされる。
 奴隷として売られ、砂糖プレス機の事故で片腕をなくすまではプランテーションに従事していた。
 家畜番になり、当時既に秘密結社・宗教組織化していた逃亡奴隷(マルーン)の集団に加入すると、
 複数の結社を統一し、圧倒的な呪力とカリスマで宗教的指導者として崇拝されていく。
 呪医として薬学に通じ、毒物を用いた抵抗活動によって、白人6000人と政敵の黒人を殺した。
 魔術師として変化に通じ、動物から魚、鳥、昆虫にまで姿を変え、様々なものが彼の化身とされて、
 後にハイチ独立を予言しながら火刑に処されたときも、実は蚊や蠅の姿になり逃れていた、という伝説を持つ。
 また、ヴードゥー教を土着キリスト教化して白人の目をごまかすように司祭の夢に現れ助言を与えたという。


  • 最終更新:2011-03-22 11:34:15

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