ポルセンナ
【元ネタ】『ローマ建国史』、中世伝承
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ポルセンナ
【性別】男性
【身長・体重】190cm・80kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力C 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
雷除けの加護:B
ユピテルの加護持つローマへの敵対者としての能力。
雷属性攻撃への耐性。
陣地作成:B
大霊廟を作り上げ、そこから地下に築陣する。
本来はポルセナ大迷宮の設置を前提としたものだが、霊廟だけでも“工房”相当の性能を持つ。
心眼(偽):D
本能的な危機察知。
【宝具】
『汝、謁見に能わず(ポルセナダンジョン・チャリオット)』
ランク:B+ 種別:結界宝具 レンジ:1~10 守護対象:一台
宝具『冥室王棺(クルシウム・コフィン)』が展開する、黄金の戦車を覆う迷宮結界。
ポルセナ大迷宮を戦車の防壁に改造した対干渉防御障壁であり、
迷宮結界の課す知覚判定に成功しない限り戦車に接近できない。
知性を持たないキャラクターでは迷宮結界を突破できず戦車との距離を詰めることができない。
飛び道具などは迷宮そのものに阻まれるため、
迷宮結界を抜けて近づいた上での攻撃、迷宮結界を破壊する威力の攻撃、
迷宮結界を空間的に飛び越えて来る攻撃でない限り、戦車には届かない。
【Weapon1】
『投げ槍』
迷宮防壁の向こうから一方的に仕掛けてくる投擲兵装。
『佩剣』
雷とか切れちゃう。
【Weapon2】
『冥室王棺(クルシウム・コフィン)』
ポルセナ大霊廟の地下に存在したポルセナ大迷宮の核である棺――が転じた宝玉。
迷宮結界を周囲に展開する能力を備えている。
『ポルセナ大迷宮』
ポルセナ大霊廟の地下に存在した幻の地下王墓。
これを戦車の防壁に改造したのが、宝具ポルセナダンジョン・チャリオットである。
『黄金の戦車』
ポルセナ大迷宮にポルセンナ王の棺を入れて安置されていたという十二頭立て戦車。
鶏とひよこと卵の装飾が施され、やたら金ピカ。メカメカしい。
迷宮防壁によってノーリスクのひき逃げ(突撃)が行える。
【解説】
ラルス・ポルセンナ。
王政から共和制への過渡期を迎えたローマに立ちはだかったクルシウムの王。
追放された「傲慢王」タルクィニウスは当初タルクイニイとウェイイの力で復権に挑んだが失敗、
エトルリアでも指折りの都市であったクルシウムに助けを求め、
傲慢王の頼みを了承したポルセンナ王はその精強な大軍で以ってローマを包囲した。
このローマ包囲ではホラティウスやスカエウォラ、クロエリアといった共和制ローマの英雄伝説が生まれ、
最終的にはタルクィニウスの亡命の継続を含む和平条約が成立し終結した。
プリニウスが記述するところによると、クルシウムにはポルセンナの壮大な霊廟があったという。
トスカーナの伝説では卵を抱えた雌鳥と5000羽の雛に見守られた長大な迷宮の中、
12頭の馬に繋がれた戦車の中に棺が横たわっていたといい、さらにそれらは全て黄金でできていたとされる。
またウォルシーニーを雷で荒らしていた、ボルタと呼ばれる怪物を退治したという逸話もある。
意外と強いのかもしれない。
- 最終更新:2014-03-09 13:04:04