ボフダン・フメリニツキー

【元ネタ】史実(ウクライナ)
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ボフダン・フメリニツキー
【性別】男性
【身長・体重】172cm・75kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力C 幸運A 宝具D++
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

信仰の加護:B
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

解放者:C
 他者を救う戦闘の際、一時的に攻撃力を上昇させる。
 ルーシの解放者、第二のモーゼと讃えられたライダーは
 隷属を強いる者の手を撥ね退ける事を期待される。

【宝具】
『元首宝棍(ブラヴァー・ウニヴェルサール)』
ランク:D++ 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
 コサック棟梁ヘトマンの権威を示す棍棒。
 通常攻撃時には常時少数の、
 真名と共に攻撃対象を指し示した際には多数の
 “ザポロージャの銃士”が現れ一斉射撃を行う。

『棟梁馬印(ブンチューク・クレイノード)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:3個
 ヘトマン権力の正当性を象徴する馬印。
 他者に騎乗スキルと『元首宝棍』の能力を貸与する媒介
 小プンチュークを作り出す事ができる。
 ただし、ランクはライダー自身のそれより一つ下がる。

【Weapon】
『無銘・馬』
 ライダーは幻想種騎乗の逸話を持たないが、
 ソフィア大聖堂前騎馬像の写し身である頑強な馬に騎乗できる。

【解説】
 ウクライナ最大の英雄。ヘトマン国家の創始者。
 東欧の勢力図を大きく揺り動かすフメリニツキーの乱を起こした人物。

 登録コサックであった父の領地、チヒリン近郊のスボティフで生まれた。
 しばらくは高い能力を持つも飽く迄『普通のコサック』として生きて来たが、
 五十歳を過ぎた1647年、ポーランド貴族のチヒリン副代官チャプリンスキの暴虐と、
 法的な抗議が一切聞き入れられず逆に彼自身が逮捕さえされた事から、叛乱を決意。
 1648年1月にヘトマンに選出されると、コサックの権利向上を主張して彼らを糾合し
 夏の終わりには十万近い兵力を集めてポーランド軍を殆ど粉砕する寸前にまで至る。
 ポーランド新王がコサックの伝統的権利を認めた事で和解し、キエフへと帰還した。
 キエフに凱旋したフメリニツキーは大歓声を受け、滞在していたエルサレム総主教からは
 「ポーランドへの隷属からルーシを解放した者」「第二のモーゼ」などと讃えられる。
 そして彼はポーランド軍をズボリフで包囲屈服させてズボリフ休戦協定を結び、
 ここにコサック国、ヘトマン国家(ヘトマンシチーナ)が形成された。

 1651年6月、それまで同盟していたタタールの裏切り行為を受けての敗北からは
 他の強力で信頼できる同盟相手を求め、同じ正教国であるモスクワと交渉し
 1654年にペレヤスラフの町で協定が結ばれた。原本は紛失し不完全な翻訳のみが残る
 この協定にて、コサックはツァーリに忠誠を誓い、ツァーリは援助を行う事が決められた。
 ロシア側はこの協定をロシア・ウクライナの統合の流れにおける金字塔であると主張し
 ウクライナ側はフメリニツキーが多方面に求めた同盟協定の一つに過ぎないとしている。
 後のフメリニツキーの動きを見ても事実としてはおそらく後者が妥当であったのだが、
 いずれにしてもこの協定は後のロシアによるウクライナ併合への第一歩となってしまった。

 モスクワの高圧的な態度、またモスクワがポーランドと和平協定を結んだことから
 フメリニツキーはスウェーデンのカール十世に近付きモスクワと手を切ろうとする。
 しかしスウェーデンおよびトランシルヴァニアと語らってのポーランド攻撃に失敗した後、
 ペレヤスラフ協定を破棄するに至らないまま1657年に病死した。

  • 最終更新:2016-12-02 23:25:44

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