ペルディッカス一世
【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ペルディッカス一世
【性別】男性
【身長・体重】138cm・38kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力C 幸運A 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
運命の加護:A
王となることを約束された運命。
逆境に陥れば陥るほど、幸運を用いる判定の成功率が上昇する。
動物使役:E
動物を使役する能力。
牛などの家畜であれば飼いならすことができる。
黄金律(偽):D
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
ただしこの黄金律は、エンゲル係数の関係する場合にしか機能しない。
少なくとも飢餓に見まわれることはないが、飽食のし過ぎには注意が必要。
連携攻撃:B+
複数人による攻撃に長けていることを示す能力。
他の人物と同時に行う攻撃判定に有利な補正を得る。
『王の聖域』の中で兄弟たちとの連携をとる場合は、さらに有利な補正を獲得可能。
【宝具】
『光汲み取る王の短刀(スベトロ・メーチ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
レバイアの王への宣戦布告。
小刀を用いて日差し汲み取り、それを報酬として受け取った逸話の具現である小刀。
この小刀で傷つけた英霊の霊格を少しずつ奪取し、セイバー自身の霊格へと変換する。
それによってセイバーの全パラメーターを少しずつ上昇させることができる。
『王の聖域(ガーデン・オブ・ミーダス)』
ランク:B+ 種別:結界宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:10人
兄弟たちと共にマケドニア征服の拠点として用いた“ミダスの園”の固有結界。
この結界の中には、セイバーとともに征服に携わった二人の兄弟、
ガウアネスとアエロポスがマスター不在のサーヴァントとして召喚されている。
この二騎の兄弟は“対魔力”と“運命の加護”を除くセイバーと同等のスキル、
及びE-ランク相当の“単独行動”スキルを有しており、最大で20ターンの現界を可能とする。
なお、この固有結界は展開する場所も重要となっており、セイバーが愛着の湧いた場所であればあるほど
固有結界の持続ターンと兄弟たちのステータスが上昇する。
最大で兄弟のステータスがオールB、持続ターン50ターンにまで昇華されるが、
これは聖杯戦争を最後まで勝ち抜き、マスターとの絆が確立された状態でなければ成立しない。
【解説】
ペルディッカスと聞いて思い浮かべるのはイスカンダルの部下を思い浮かべる方も多いだろうが、
そいつではなくアルゲアス朝初期の王、ペルディッカス一世。
エウセビオスによればトゥリマス王の次代の王。ヘロドトスによればマケドニアの始祖王。
出自を辿れば兄弟と共にイリュリアに逃れて、さらに上マケドニアのレバイアという町の王に雇われ、
家畜の世話をして働いていた小市民に行き着く。
ある日、ペルディッカスの焼くパンが二倍に膨れ上がることを不吉に思った王によって兄弟とともに追放されるが、
兄弟は「先に報酬くれよ」と言うが、王は「お前らにはそこに差し込んでくる光をやるよ」と返す。
兄弟はあっけにとられるが、ペルディッカスだけがその光を小刀で汲み取る仕草を取り、そのまま立ち去った。
これを王が「お前の国、いつか征服してやるからな」という宣戦布告と知り、王が刺客を差し向けたがそれは失敗に終わる。
兄弟たちは“ミダスの園”と呼ばれる場所にすみつき、そこからマケドニアや諸国を征服して行った。
【特記妄想】
知名度補正こそほとんどないながら、『光汲み取る王の短刀』によってそれを補うことができる。
また、現界する際には少年時代の姿でとなるが、中身はバリバリ王時代のオッサンである。
- 最終更新:2012-11-11 00:27:30