ベルナデット・スビルー




27-959

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ベルナデット・スビルー
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善・人
【ステータス】筋力 E 耐久 E 敏捷 E 魔力 C- 幸運 D 宝具 A++
【クラス別スキル】
 陣地作成:A
  自らに有利な陣地を作り上げる。
  法王庁に働きかけ聖堂を建てさせた逸話から、故郷に存在する『無原罪の御宿り大聖堂』の複製を召喚することが可能。
  聖堂内では彼女に危害を加えることが出来なくなる他、宝具の効能が上がる。

 道具作成:E+++
  魔力を帯びた器具を作成可能。
  ……ということはなく、にんじんの皮むきが出来る程度。
  ただし、後述の宝具により聖水の作製に関してはB~Aランク相当の技能を発揮する。

【固有スキル】
 信仰の加護:C
  一つの宗教に殉じた者のみが持つスキル。
  加護とはいっても最高存在からの恩恵ではなく、自己の信心から生まれる精神・肉体の絶対性。
  敬虔なカトリックではあるものの、狂信的と言う程ではないので聖人としてはランクが低め。

 奇蹟:EX
  時に不可能を可能とする奇跡。星の開拓者に似た部分があるものの、本質的に異なる。
  既に神秘が薄れつつあった近代において、今なお朽ちぬ奇跡を示したキャスターは規格外のランクを持つ。

 聖人:A
  聖人として認定された者であることを表す。
  サーヴァントとして召喚された時に“秘蹟の効果上昇”、“HP自動回復”、
  “カリスマを1ランクアップ”、“聖骸布の作成が可能”から、ひとつ選択される。
  キャスターは「病弱」スキルの負担を少しでも減らすため、“HP自動回復”を選択する事が多い。

 啓示:A+
  "天からの声"を聞き、最適な行動をとる。
  『直感』は戦闘における第六感だが、啓示は目標の達成に関する事象全て(例えば旅の途中で最適の道を選ぶ)に適応する。
  だが根拠がない(と本人には思える)ため、他者にうまく説明できない。
  生前聖母から18回もの啓示を受けたキャスターのそれは最高ランクであり、この域まで行くと最早予言に近い。

 カリスマ:C+
  カリスマ性の高さを示す能力。
  カリスマは稀有な才能で、元はただの村娘だったキャスターが持つランクとしては破格と言える。
  彼女の場合オルレアンの乙女同様、根拠のない『啓示』の内容を他者に信じさせることが出来る。

 洗礼詠唱:C++
  キリスト教における“神の教え”を基盤とする魔術。
  その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
  生前はそれほど悪魔祓いを得意としていた訳ではないが、列聖されたことで並の代行者レベルの威力は持つようになった。
  ロザリオや聖水の効果を組み合わせることにより、威力を二ランクまで上げる事が可能。

 病弱:B
  天性の打たれ弱さ、虚弱体質。
  また、終生患っていた気管支喘息が逸話として死後も付いて回る。

【宝具】
『聖母の導き(ラ・フォンテーヌ・デ・ルルド)』
 ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1~2500
 彼女がかつて顕し、今なお人々を救済し続ける奇跡「ルルドの水」を再現する宝具。
 彼女が触れた・汲んだ液体は汚泥や毒であろうと即清んだ聖水に変化する。
 この聖水は絶大な霊的治癒力を持ち、対象に飲ませる・掛ける等することにより、程度を問わず難病・盲や聾と言った先天的障害、果ては呪いまでをも癒すことが出来、瀕死の者すら蘇生させうる。
 サーヴァントであれば上の効果に加え、多少の魔力回復と、生前の逸話に由来するバッドステータスの無効化が可能。聖堂内であれば更に効果は上がり、やろうと思えばバーサーカーに与えられる「狂化」すら外すことが出来る。
 副作用としてこの効果を受けた者はEランク相当の「信仰の加護」を得るほか、キリスト教所縁の者にはボーナス補正が入る。ただし、生前の逸話からキャスター自身には効果がない。
 なお聖水としての質も一級品であり、「病・毒・呪い」を主体とする者に対してBランク相当のダメージを与えられるほか、洗礼詠唱前に目標に浴びせる事で威力を一ランク上げる事が出来る。

【Weapon】
『ロザリオ』
  キャスターが生涯愛用したロザリオ。
  元はどこにでもある安物だが、聖母の威光を浴びたことに加え持ち主が列聖されたことで概念武装となった。
  持ち主にCランク相当の対魔力を与える他、洗礼詠唱の威力を一ランク上げる効果を持つ。

【解説】
 聖ベルナデッタ。「ルルドの聖女」の異名を取るカトリック教会の聖人。
 1844年にフランスの片田舎・ルルドで生を受ける。実家は敬虔なカトリックであったが、貧しさゆえにまともな教育を受けられず文字の読み書きもできなかった。
 しかし、14歳の時の薪拾いの最中、「白いベールをまとった女性」を見たことで全てが変わる。
 ベルナデットは当初、自分の前に現れた若い婦人を「あれ」(アケロ)と呼び、聖母とは思っていなかった。しかし出現の噂が広まるにつれ、その姿かたちから聖母であると囁かれ始める。
 聖母出現の噂は、当然ながら教会関係者はじめ多くの人々から疑いの目を持って見られていた。ベルナデットが「あれ」がここに聖堂を建てるよう望んでいると伝えると、神父はその女性の名前を聞いて来るように命じる。そして、神父の望み通り、何度も名前を尋ねるベルナデットに、ついに「あれ」は自分を「無原罪の御宿り」であると、ルルドの方言で告げた。それは「ケ・ソイ・エラ・インマクラダ・クンセプシウ」という言葉であったという。
 これによって当初は懐疑的だったペイラマール神父も周囲の人々も聖母の出現を信じるようになった。「無原罪の御宿り」がカトリックの教義として公認されたのは聖母出現の4年前の1854年である。家が貧しくて学校に通えず、当時の教会用語だったラテン語どころか、標準フランス語の読み書きも出来なかった少女が知り得るはずもない言葉だと思われたからである。
 以後、聖母がこの少女の前に18回にもわたって姿を現したといわれ評判になった。1864年には聖母があらわれたという場所に聖母像が建てられた。この話はすぐにヨーロッパ中に広まったため、はじめに建てられていた小さな聖堂はやがて巡礼者でにぎわう大聖堂になった。
 ベルナデット自身は聖母の出現について積極的に語ることを好まず、1866年にヌヴェール愛徳修道会の修道院に入ってシスター・マリー・ベルナールとなり、外界から遮断された静かな一生を送った。ベルナデットは自分の見たものが聖母マリアであったことをはっきりと認めていた。例えば1858年7月16日の最後の出現の後のコメントでも「私は、聖母マリア様を見るだけでした」とはっきり述べている。1879年、肺結核により35歳で没し、1933年に列聖された。

 「聖人」故に霊的な存在に対しては比較的優位に戦えるが、元をただせば一介の田舎娘のため直接的な攻撃力は皆無であり、「病弱」スキルも相まって前線での戦いにはそこまで向いていない。彼女の真価は今に至るまで多くの者を救い続けている「癒しの力」にある。医療やヒーリングを得意とする英雄は多数存在するが、こと霊的な「癒し」と言う点において彼女の右に出る者は存在しない。また能力・逸話の関係からアンリマユやペイルライダー、セミラミスと言った「病や毒、あるいは呪いその物」である反英雄には滅法強い。
 その行いにより生前から「聖女」と呼ばれ多くの者に慕われていたが、彼女自身は清貧と謙遜を尊ぶ模範的なカトリックであり、自身が「聖女」と称される事には死ぬまで否定的で、あくまで一信徒であることを望んでいた。そのため、死後列聖された挙句サーヴァントとして召喚されたことに対しては不満を通り越して不快感さえ感じている。しかし、「それもまた神の思し召しか」と考えるだけの度量もあり、与えられた役目には(教義に反さない限り)ある程度素直従う。
 また、その精神性からルーラーとしての適性も高い。

【よもやま話】
 もしかしたらもう居るかなーと思って調べてみたけど無かったので作成。公式もここも武闘派聖女が多いので一人くらいこういうのが居てもいいかなと。
 強力なサーヴァントだけど十回に一回くらい洗礼詠唱中にゴホゴホ咳き込むので相性のいい相手以外とはあまり戦わせない方がいい。能力的に後方支援・防衛向きなので、アポやGOみたいな集団戦で真価を発揮する。基本的に後ろから啓示で指示を出しながら負傷者を回復みたいな感じで、敵に回すとちょーウザい。
 フランスの田舎出身・文盲・十代でお告げを受ける・早世とジャンヌとの共通点が割と多かったりするので、スキルもちょっと似た感じに。
 普段は咳をしながら不機嫌そうな顔してるけど、怪我人を前にすると「聖女」の名に恥じない笑顔をみせる娘みたいなイメージ。


  • 最終更新:2016-08-30 18:48:45

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