ヘラクレイトス

【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ヘラクレイトス
【性別】男性
【身長・体重】180cm・72kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化:E-
 凶暴化する事で能力をアップさせるスキルだが、
 理性を残しているのでその恩恵はほとんどない。
 ……本当にない。肉体が"痛みを知らない"状態となってリミッターが外れているが、
 それでも向上値は微々たるもの。

【固有スキル】
悲観主義:A
 物事を悲観的に理解しようとする姿勢。
 現実にバイアスを掛けずに直視することができるため、問題対処能力が高い。
 突発的事態に対する免疫もある程度は保有している。
 ただし、高過ぎると鬱を患う。

異教の聖人:A
 当人は全く異なる信仰系統に属しながら、キリスト教的解釈を受けたことを示すスキル。
 キリスト教系の対異教属性効果の対象にならない。

医術:E
 便宜上"医術"スキルの分類になっているが、実際は薬学の知識。
 食べられる植物を見分けられる。……それ以上はオススメしない。

【宝具】
『闘争法則(ロード・ポレモス)』
ランク:A+ 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:50人
 “戦いは万物の父であり、万物の王である――”という哲学の宣誓により目覚める世界の火。
 唯一の恒常法則、“転変”を司る不変否定の焔。
 これは敵を焼き滅ぼす炎ではなく世界が健常に運営されるための動因であり、
 世界を加速・修正する働きを持つ。

【Weapon】
『世界の火』
 動的調和を体現する"世界秩序"の化身。
 己からすべてを学んだというヘラクレイトスはこれを自身の内から見つけ出し、
 出現させることができる。
 だが実際には万物に宿っているものだと彼はいう。
 根本的に世界動因であるため、事象の加速、属性偏向の矯正を可能にする。
 転変による攻撃・治療、擬似固有時制御としての高速化によって
 ヘラクレイトスは戦闘を行える。

【解説】
 泣く哲学者、エフェソスのヘラクレイトス。
 万物流転の思想で知られ、火を、ロゴスを初めて世界原理に置いた厭世主義者。
 王族に生まれながら兄弟を愛して継承権を放棄したとされるが、
 当時既にイオニアはペルシャの支配下にあり、
 エフェソス王が持っていた権力のほどは不明である。
 あいまいな表現で難解な思想を書いた為
 単なる汎神論とも読まれたが、
 彼が主張したのは理(ロゴス)こそが世界の根本であり、
 また宇宙は対立と抗争による調和に支えられて継続する火の如き現象であるということだった。
 (転変する)世界で唯一不変の法則は「世界が転変する」ということ。
 彼の唱えたロゴスとはまさしくそれと思われる。たぶん。実は俺もよくわからんのだ。

 かなり高二病の気があった人で基本的に他人を馬鹿にしており、
 誰の弟子にもならず、自分自身に学んであらゆることを知ったと主張している。
 晩年は人間嫌いが極まって、山を彷徨う隠者暮らしで、草やハーブで食事を作っていたらしい。
 そんな彼の最期は、水腫を病み、自力で治療を試みて牛糞まみれになって死ぬというものだった。
 だから素人療法はやめろと……

  • 最終更新:2017-05-26 22:14:02

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