ヘファイスティオン

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ヘファイスティオン
【性別】男性
【身長・体重】235cm・135kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷D 魔力D 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【保有スキル】
神性:C
 神霊適性を持つかどうか。
 イスカンダルによって半神として祭り上げられたために神霊適正を得ている。

王の寵臣:A
 王器を持つ者に取り入り、親密な関係を築くスキル。
 生前、王者だった者に対する魅了効果として機能するが、対象者以外の反感を買うこともある。
 対魔力で回避可能。

【宝具】
『我もまた征服王なり(アル・イスカンダル)』
ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 自らの真名をイスカンダルに偽装する宝具。
 また、イスカンダルが持つスキルを、1ランク落とした上で自身のものとすることが可能となる。
 ただし、この宝具で取得したスキルを複数同時に発動することはできない。

『遥かなる最果ての門(ヴィア・アエテール)』
ランク:A++ 種別:対国宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
『覇王の翼輪(グリフォンズ・ホイール)』の大気圏突入、及び大気圏離脱形態。
 対流圏から外気圏にまで上昇し、再び対流圏へと突入。
 膨大な運動エネルギーを攻撃に転用し、敵ごと目標地点を吹き飛ばす。
 いわば、戦車を弾頭に見立てた運動エネルギー爆撃。

 その破壊力は核弾頭にも匹敵するが、魔力による防壁を以ってしても戦車にかかる負荷は殺しきれず、
 LUC判定に失敗すると戦車は騎乗者ごと爆発四散する。
 また、その性質上、発動には大気圏を行き帰りする時間が必要な上、照準に関しても甘くならざるを得ない。

【Weapon】
【覇王の翼輪(グリフォンズ・ホイール)】
 アレクサンドロス・ロマンスに語られる、16頭のグリフォンが牽く戦車。
 伝承では彼の主イスカンダルが騎乗し、空を飛んで天国の一歩手前まで赴いたところを天使に止められたという。
 グリフォンは竜を起源とする幻獣であり、その戦闘能力は竜種にも劣らない。
 その上、戦車自体が魔力による防壁を張る能力を持ち、鉄壁の守りを誇る。

 彼が保有していた戦車がイスカンダルの逸話として吸収されたのか、
 それともイスカンダルと勘違いされた逸話が故に、イスカンダルが保有する戦車を宝具として獲得したのか。
 どちらなのかは定かではない。

【解説】
 征服王イスカンダル(アレクサンドロス)の家臣にして、同い年の親友。
 クラテロスが王の友と評されたのに対し、ヘファイステイオンはアレクサンドロスの友と評された。
 また、イスカンダルとは肉体関係もあったという。
 ペルシア王家の皇太后シシュガンビスが、イスカンダルより上背のあるヘファイスティオンをイスカンダルと勘違いして跪いた際に、
「この男(ヘファイスティオン)もまたアレクサンドロスなのだから」と笑って咎めなかったという逸話が有名。

 イスカンダルとの親密な関係を表す逸話は数多くあるが、
 一方で東征で頭角を現すのはかなり遅く、能力・声望も低かったと言われる。
(別働隊を率いて軍功を挙げているが、クレイトスの補佐あってこそのものともされる)
 また、前述した『王の友』クラテロスや、家臣エウメネスとは険悪な関係であり、
 イスカンダルの母親オリュンピアスからも脅迫の手紙を受け取るなど、家中でも孤立に近い状態にあったと思われる。
 
 しかしながらイスカンダルからの寵愛は絶大で、
 その親密な関係の故に高貴な立場に引き立てられ、地位はキリアルケス(帝国宰相に相当する)にまで上った。

 だが、キリアルケスに任命された同年秋、病に倒れ帰らぬ人となる。
 イスカンダルの嘆きは深く、巨万の富を投じてヘファイスティオンを半神に祭り上げたという。

  • 最終更新:2017-10-11 22:11:42

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