プントの王子

【元ネタ】エジプト・物語
【CLASS】ビースト
【マスター】
【真名】プントの王子
【性別】男
【身長・体重】全長30メフ(1メフは約50cm)。普段は人間に擬態している。
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運E 宝具A++
【クラス別スキル】
怪力:A
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

【固有スキル】
風除けの加護:A
 嵐や海難による被害を減少させ、ほとんど無効化することが出来る。

自己保存:B
 広範囲の全体攻撃であっても、気がつくとほとんどを避けている。
 ただし本来の巨体をさらしていると被弾率は上昇する。

予知:B
 魔術系統の一種。地上のことならよく当るが、天空のことは予想外。

【宝具】
『魂の島(バー・アイランド)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 緑の大海原と、その中に存在する幻の島を出現させる宝具。
 島そのものはビーストが作り出したものではなく、今もなお人目に触れることなく
 世界の一角に存在する「場」を聖杯戦争の開催地と繋げたものである。
 島では香料・香木・象牙・珍獣など、当時のエジプト人が南方に求めていた全ての
 宝を得られる他、ただの食料や魔術的な素材も存在する。
 島そのものを出さず、手元に産物だけを出して魔力消費を抑えることも可能。
 中には外の世界ではすでに絶滅した動植物も含まれているという。

『巨竜絶滅星(カタストロフィー・オブ・ザ・プント)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 かつてビーストが住んでいた島に落下し、別の場所にいたビーストの一族を悉く死
 なしめたとされる流星の落下を再現する宝具。
 大災害を生き延びたビーストの身体には被害が及ばないが、周囲は都市単位で破壊
 しつくされるため、場所を選ばなければ大惨事を引き起こす。

【Weapon】
 全長15m、髭の長さですら1mという巨体そのものを武器とする。

【解説】
 現存する古代エジプトの物語でも最古級に属する話に登場する大蛇。
 緑の大海原の中にある魂の島に住み、漂着した船乗りに国に帰ることが出来ると教
 え、山ほど富を与えて帰してやったという。
 感謝した船乗りは帰国後生贄を奉げると約束しているが、本人も神に祈ったと語っ
 ており、不思議な存在ながら、神ではなかったらしい。
 話が記されたパピルス紙の出土地は不明ながら、紀元前20世紀までには話が成立し
 ていたものと考えられており、いわゆる「オシリスの神話」より遥かに古い。
 黄金に輝く体で青い眉毛を持ち、長い髭を備えていたといい、その描写が東洋の竜
 を連想させることから、中国との交流があったことの証拠とするトンデモネタが出
 ていたりするが、有毛の大蛇で一族が落ちてきた星により滅んだという辺り、同じ
 トンデモでも恐竜大絶滅の方と結ばれそうな話である。
 本話は元々複数存在する物語を語る「大きな物語」に収録されていたものという説
 もあるが、今となっては知る由もなく、ビーストのその後も不明である。
 災害から生き延びたが、娘も死んでたった一人であったというから運がいいのか悪
 いのか分からないが、自分の一族は死に絶えたが、船乗りは己の妻子を抱きしめる
 ことが出来ると励ましているあたり、かなり善良な性質が知られる。

  • 最終更新:2017-07-24 22:02:06

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