ブルーノ・ル・ノワール

【元ネタ】アーサー王物語群
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ブルーノ・ル・ノワール
【性別】男性
【身長・体重】176cm・73kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力D 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:D-
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
 ブルーノは騎乗戦を不得手としていたため、
 騎乗中は全ての戦闘行動にペナルティが与えられる。

【固有スキル】
心眼(偽):D
 直感・第六感による危険回避。

【宝具】
『継承する戦衣(ラ・コート・マル・タイユ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 父の形見であるだぶだぶのコート。
 戦闘行動時、コート自体がブルーノの行動を補正することで、
 現状で最適な動作で攻撃することができる。
 また、相手が攻撃動作に移った際、その攻撃が致命的なダメージを与え、
 なおかつ、ブルーノが対応できない場合に限り、
 コートが一時的にブルーノの身体を操り、限界を超えた反応で攻撃に対応する。

【解説】
ブルーノは体に全くあっていないコートを着てアーサー王の宮廷にやってくる。そのため、ケイ卿から「ラ・コート・マル・タイユ」(だぶだぶのコートを着た男)とのあだ名を付けられる。グィネヴィア王妃を襲ってきたライオンを、たった一人で撃退したことから騎士に任命される。
騎士に任命された日、マラディザンドという乙女がアーサー王の宮廷に「黒い楯の冒険」に挑戦する騎士を求めてやって来た。これにたいし、ラ・コート・マル・タイユが名乗り出たのだが、乙女は「だぶだぶの、不恰好にコートを着た男」などという名前を名乗った若者に対し不満を覚え、口汚く罵倒する。
それでもラ・コート・マル・タイユは乙女と冒険の旅に出るのだが、途中、何人かの騎士に決闘を挑まれる。道化のダゴネット卿のみには勝ったものの、ラ・コート・マル・タイユは他の騎士には負け続けるので、「あなたは道化役以外には勝てないのか」と罵倒され続ける。
しかし、負け続けたがラ・コート・マル・タイユは決して弱いわけではない。ラ・コート・マル・タイユは馬術こそ未熟であり、よく落馬させられたが、徒歩での戦いにおいてはかなりの武勇を発揮し、たびたび相手の騎士を打ち負かした。これについて、途中から旅に同行したモードレッド卿が「馬術は一朝一夕には身につかないもので、ランスロット卿すら最初はよく落馬していたが若い頃から徒歩の戦いになると強かった。徒歩の戦いとなれば、若い騎士が熟練の騎士を打ち負かすことは珍しいことでなく、それゆえ熟練の騎士は徒歩の戦いを拒否するからラ・コート・マル・タイユが今まで活躍できなかったに過ぎない」とマラディサンドに説明している。しかし、これで乙女がラ・コート・マル・タイユに尊敬の念を覚えるかといえばそうでもなく、相変わらず罵倒し続けたのである。
それから、モードレッド卿と入れ違いにランスロット卿が「黒い楯の冒険」に途中参加。ペンドラゴン城での戦いでラ・コート・マル・タイユは六対一の戦いに敗れて囚人になるものの、最終的にはランスロット卿の活躍でラ・コート・マル・タイユとマラディサンドは釈放された。
こうして、冒険を終えたラ・コート・マル・タイユらはアーサー王の宮廷へ帰還。ラ・コート・マル・タイユは円卓の騎士に叙任されるとともに、ランスロット卿によりペンドラゴン城の主に任命される。さらに、マラディサンドと結婚も果たす。もともと、マサディサンドがラ・コート・マル・タイユを罵倒していたのは、歳若い彼に冒険を諦めさせ、命を守るためであったことが明かされたからである。これを聞いたランスロット卿により、乙女はマラディサンドを改め、ビアンペサントとあだ名を改名した。


  • 最終更新:2011-03-21 13:15:10

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード