ブラン 

【元ネタ】フェヴァルの息子ブランの航海と冒険
【CLASS】ライダー
【マスター】衛宮矩賢
【真名】ブラン
【性別】男
【身長・体重】170cm・63kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
嵐の航海者:C
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

ルーン:E
 北欧の魔術刻印・ルーンの所持。

【宝具】
『楽園示す白銀の枝(アッファレナウ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~9 最大捕捉:2人
 エヴナよりもたらされた林檎の枝。
 ブラン自身と、枝で指し示した相手とを“女人の島”の時間に置き、
 その固有時間を数百分の一倍速にまで停滞させる。
 元の時間流に戻る際にかかる負荷は激甚なものとなるが、
 効果解除時に枝を手にしている者はその影響を免れる事ができる。

【Weapon】
『無銘・小剣』
『カラハ』
 木と皮で作られた小舟。

【解説】
 七世紀頃に成立した『ブランの航海』の主人公、フェヴァル王の息子ブラン。
 散歩中、背後から聞こえて来る心地良い音楽に誘われるうちに眠ってしまったブランは、
 目覚めると傍らに一本の枝が置かれている事に気付く。白い花をほころばせた銀の枝を
 王宮に持ち帰ると、エヴナよりやって来たという女が現れ、枝の来たる地、楽園の島の
 四行連を歌った。女は枝を持ち去り、ブランは27人の仲間と共に三艘の船に乗って
 女が歌った島を目指す。途中、マナナーンとの邂逅や『喜びの島』での別れを経て
 一行は目的地『女人の島』へと辿り着く。皆はそこでの生活を大いに楽しんだ。

 一年が過ぎる頃、コールブランの子ネフタンがそろそろ故郷に戻りたいと主張し、
 皆もその気になった。島の長は制止するも、最後には「決して故郷の大地に降りないこと」
 との忠告をした上で送り出す。アイルランドの岸辺に近付き、そこで見かけた人々に
 フェヴァル王やその息子ブランについて知っているか、と問うと
 「知らない。大昔の話で、ブランという男の航海があった事ならば知っているが」
 との答えが返った。女人の島で一年を過ごす間、外界では数百年という歳月が経っていた。
 ネフタンはそれでも故郷へ降り立とうとするが、地に触れた途端に灰となってしまう。
 ブランは嘆きの四行詩をオガム文字で記し、人々に自らの物語を語って聞かせると、
 そのまま故郷の岸を離れた。その後の彼らの行方を知る者はいない。


  • 最終更新:2014-04-22 22:09:45

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