ブチハイエナ

【元ネタ】生物類
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ブチハイエナ
【性別】両性(雌)
【身長・体重】165cm・85kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:C+
 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
 完全に気配を断てば発見する事は難しい。
 風下や草むらなどの地形によく適応し、隠密行動における成功率を上昇させることができる。

【保有スキル】
屍肉喰い:B
 屍の骨肉を常食とし、効率良く食物連鎖の輪に組み込んでいく存在。
 魂喰いを行う度に得られる魔力量を増加させ、ランダムにステータスをワンランク上昇させる。
 魂を喰う度に強化していくが、時間を空けてしまうとステータスは元に戻ってしまう。

怪力:C
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 ただしアサシンの場合、その直感は狩猟レベルのものに過ぎない。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

無辜の怪物:C
 屍肉喰らいにして不道徳の象徴。
 能力・姿・人格が変貌してしまう。
 ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

【宝具】
『卑しく嘲笑する集団(ダーティ・クラン)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:4人
 腐肉食という特性から、他の肉食動物が仕留めた残飯を喰らい尽くすという汚れ役という印象を着せられたハイエナだが、
 実際は優秀な狩人であり、数ある鳴き声を用いて獲物を追い込み、その強靭な顎で骨まで噛み砕くサバンナの死神である。
 食事によって得られる魔力を消費することで、最大4体までのブチハイエナを産み落とし、傘下に置くことができる。
 産まれた子どもたちは宝具を持たず、母親より2ランク低いステータス、アサシンと同じだが1ランク低いスキル、
 Dランク相当の『単独行動』を所持しており、アサシンはこれらの子供達を利用してよりスムーズに「狩り」を行っていく。
 出産の前後は体力と魔力の消耗によりアサシン本体は動けなくなるものの、子供は急速に成長するため一度産まれたら
 狩人の集団が拡大していくのを防ぐことは非常に難しい。

【解説】
 哺乳綱ネコ目ハイエナ科ブチハイエナ属に分類される食肉類。
 アフリカ大陸に生息し、黄褐色の毛衣には濃褐色や黒の斑紋が入っている。
 ハイエナというと他の動物の獲物を横取りしたり、その残飯に集るイメージが強いのだが実際はその俊足と並外れた体力を
 生かして行動する優秀な狩人であり、食べ物の6割以上は自分たちで捕らえた獲物である。
 小臼歯は頑丈、また顎も強靭であるため獲物の骨を噛み砕くこともできる。
 野蛮かつ危険で、毛皮も美しくないことから、イスラム教の影響の強い地域では不道徳の象徴と考えられている。
 そこに由来するであろう人々のイメージから、腐肉を食べる卑しい、魔獣に近い存在として召喚されている。
 しかし一方で東アフリカの部族の中には、太陽を生み出した動物とされていたり、強靭な体力から神聖視され、
 伝統的な薬として体を用いられているため、需要があり狩猟の対象となることもある。
 陰核が拡大化しているため両性具有だと信じられており、古代ローマの博物誌には交尾なしでの出産が可能と記されている。
 宝具で、魔力の消費だけで子供を成すことができるのはこれに由来している。

  • 最終更新:2016-06-13 23:45:02

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