ファラモン

【元ネタ】フランス伝承
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ファラモン
【性別】男性
【身長・体重】175cm・80kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力D 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

勇猛:C+
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 『自由にして勇敢なる者』を率いた伝説の部族長は、味方への精神干渉を軽減する。

【宝具】
『四賢齎す法制の礎(レックス ・サリカ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~9 最大捕捉:4人
 フランク人サリ支族のサリカ法を執行する四本の剣。
 対象が「混沌属性である」「現地の法に反している」「サリカ法に反している」時、
 満たされた条件一つ毎に一本の剣が空中に現れセイバーを支援する。
 女性への攻撃命中時、その主権や英雄性を否定し宝具や礼装スキル等を一つ封印する。
 抵抗判定は宝具であればそのランク、それ以外であれば魔力値により行われるが
 根本が“相続”による戴冠宝器や魔術刻印においては難易度が跳ね上がる。

【解説】
 フランク族の伝説上の王、トロイアのプリアモス王直系の子孫とされるファラモン。
 息子に長髪の王クロディオン、孫にメロヴィク(メロヴェ、メロヴェウス)がおり、
 メロヴィング朝フランク王国の祖先とされる。

 初代王ファラモンが建国時に四人の賢者より受け取り制定したとされるサリカ法典は
 (史実上での成立はもっと後世のこと、クローヴィス一世の治世晩年とされる)
 ゲルマン諸族が大移動後に編纂した法典中でも年代が古く、またキリスト教の感化と
 ローマ法の影響が(編纂にローマ人の助力を得たとはされるが)比較的少ない物である。
 フランク王国の法制に大きな影響を与えたサリカ法典は、その相続条項第五十九章にて
 女性の土地相続を否定し、この章の拡大解釈は領地に伴う王位爵位の継承をも否定した。
 そのため、これを根拠とした主張はしばしば欧州国家の王位継承を左右したのである。

 アーサー王伝説内に取り込まれたトリスタンの物語にては、
 トリスタンが留学した“フランス”の王、農奴の生まれから駆け上がった人物と描かれる。
 娘ベライドはトリスタンを愛し拒絶された後、トリスタンに冤罪を着せる騒動を起こした。
 無実が証明され、ファラモンは謝罪と共に改めて娘と王国の半分を受け取る気は無いかと
 持ちかけたが、トリスタンはこれを断り国を去る。後日、娘は彼に犬と馬を送り自害した。

  • 最終更新:2016-09-11 00:30:55

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