ヒルデブラント

【元ネタ】ディートリッヒ伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ヒルデブラント
【性別】男性
【身長・体重】193cm・88kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力D 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

【宝具】
『雄狼の血族(ウルフィンゲ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 ウォルフディートリヒの子フグディートリヒ2世より下賜された盾。
 今までヒルデブラントが戦ってきた歴史が刻んであり、
 攻撃を盾で受けることによって、その攻撃を記憶することで、
 一度受けたことのある攻撃に対して、強い耐性を得る。
 攻撃を受ける際、盾が自動的に対抗属性を選択するため、
 盾の地の色や、意匠、果ては取り付けられた紋章までもが変化する。

『運命外れし運命(バルムンク)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~3 最大捕捉:1人
 ハーゲンの首を刎ねたクリームヒルトを斬り捨てた際手に入れた魔剣。
 元々は大英雄ジークフリートが所有していた炎の魔剣である。
 高熱の炎が常に刀身の周りを渦巻いており、刃によるダメージに加え、
 さらに、1レンジ分の炎によるダメージ領域が発生している。
 この炎は竜殺しの特性を備えており、竜種及びそれに起因する属性を持つ者には追加ダメージを与える。
 ヒルデブラントはこの宝具の本来の担い手ではないため、真名開放することはできない。

【Weapon】
『ラーグルフ』
 グンナルの弟ゲルノスを切り倒した名剣。

【解説】
ヒルデブラントという名前は、古高ドイツ語と古ノルド語に由来しておリ、「Hild」は「戦い」を、「brand」は「剣」を意味する。ヒルデブラントは戦士であり、ドイツやスカンディナヴィアの物語では英雄として活躍する。
『ニーベルンゲンの歌』においては、ベルンのディートリッヒの養父的な友人として登場している。さらに、作中ではクリームヒルトがハーゲンを殺したのに憤激し、彼女を殺害している。
『ヒルデブランドの歌』において、ヒルデブラントは息子であるハドゥブランドと戦っている。作中、ヒルデブランドがディートリッヒに仕えるに先立ち、家に妻と子どもを置き去りにしていた。そして30年後、ヒルデブラントが帰郷してみると、息子のハドゥブラントが領地を治めておリ、侵略者に対しては軍を率いて戦っていた。軍を統率するヒルデブラントとハドゥブラントは互いに会見し、互いの家系を尋ねあった。というのも、互いに近親関係があるのに殺し合うのは避ける必要があったからである。ハドゥブラントは、自らがヒルデブラントの息子であることを名乗る。ヒルデブラントは驚くが、ハドゥブラントは父がすでに死んだと聞かされていたため、目の前の男は父の名をかたり騙そうとしていると思い込む。この後の物語は失われているが、伝説と『勇士殺しのアースムンドのサガ』によれば、ヒルデブラントは息子を殺すことを強いられ、最終的には息子を殺したという。ヒルデブラントは、自分が殺した戦士を赤い盾に描いてきていたのだが、これによって息子の絵が盾の上に追加された。



  • 最終更新:2011-03-22 15:39:01

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