ヒエロニュムス・フォン・ミュンヒハウゼン

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ヒエロニュムス・フォン・ミュンヒハウゼン
【性別】男
【身長・体重】165cm・56kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E耐久D敏捷C魔力B幸運A+宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 宝具の効果により様々な地形効果を演出できる。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 宝具の効果により擬似的な不死の薬さえ作成可能。

【固有スキル】
無辜の怪物:C
 ほら吹き男爵。
 後世に流布した伝承により姿・性格が変容している。
 その姿は鷲鼻の老人であり、語る言葉は虚言・大言に満ちている。

話術:E
 他者に話を聞かせる技術。
 物語の語り部として優れた才を持つが、
 無辜の怪物の影響で大幅にランクダウンしている。
 
【宝具】
『我輩が為した物語(メルヒェン・アーベントイラー)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 作者不明の本。
 ミュンヒハウゼン男爵の物語が最初にまとめられた本であり
 後世作られた無数のミュンヒハウゼン男爵及びその系譜に関する物語を自動的に追記記述する。
 ミュンヒハウゼン男爵はこの本に書かれた『自分が行った偉業』を魔術として再現することが可能。
 荒唐無稽な話ばかりと馬鹿にしてはいけない、炎による攻撃は火神ウルカヌスの油薬で無効化し、
 5人の有能な家来を召喚。砲弾の雨を玉乗りに、地底・海底果ては月世界まで冒険へ行き、
 不死の体で復活したり・・・など大抵の危機に対処することが可能となる。
 現在もなお増え続けているほら吹き男爵の物語はミュンヒハウゼン男爵自身すらその全貌を
 把握しきれてはいない。
 
【Weapon】
『剣』
 ミュンヒハウゼン男爵が愛用している剣。

【解説】
 ミュンヒハウゼン男爵。本名カール・フリードリヒ・ヒエロニュムス・フォン・ミュンヒハウゼン。
 ほら吹き男爵の通称で知られている。
 18世紀のドイツの地方貴族。民話や童話、あるいは自身が創作した物語を話聞かせていたという。
 1781年にミュンヒハウゼンの物語がはじめて出版された。しかしこれは作者不明でありミュンヒハウゼン自身も関与していない。
 題名も『M-h-s-の物語』でありミュンヒハウゼンの存在は暗示させるだけに留まっている。
 その後も1785年にルドルフ・エーリヒ・ラスペに大幅加筆された本が出版。しかしミュンヒハウゼンはこの本に対し難色を示している。
 続く1786年にはラスペ版を元にゴットフリート・アウグスト・ビュルガーがドイツ語へ翻訳&加筆を加えたものを出版。
 今日の『ほら吹き男爵の冒険』はビュルガー版が元となっている。
 ミュンヒハウゼンの死後19世紀になると様々な作家が無数のバリエーションを発表している。


  • 最終更新:2014-10-16 22:11:03

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード