パーヴェル1世

【元ネタ】ロシア・史実
【CLASS】セイバー
【マスター】衛宮士郎
【真名】パーヴェル1世
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
 父と同様に閲兵を好んでおり、格好をつけて乗りこなす程度なら可能。

対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【保有スキル】
対英雄:C
 英雄と対峙した場合、パラメーターを低下させる。反英雄への効果は薄い。
 後世に大帝と称された母の遺言を焼き捨て、治世を否定した半生が生んだスキル。

皇帝特権:D
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。

狂化:E
 通常時は恩恵を受けない代わりに、正常な思考を保つ。
 戦闘時に負ったダメージ量の上昇に応じて理性を失い、幸運を除くパラメーターが上昇する。
 生前、反対陣営から「狂帝」と貶められていた。

【宝具】
『恩賜の閑暇(インペリアル・ホリデー)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
 農奴に休みを与えようと、一週間の労働日数を限定する政策を打ち出した。
 この為に農奴を所有する貴族の反感をかったばかりか、広大な国土には習慣の異なる土地もあり、
 却って労働時間が増加した地域もあったという。
 敵対陣営の行動回数を通常より減らし、魔力消費は増えるが味方陣営の行動回数を増やす。

『君主の戦争(ノーブル・ウォー)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:2人
 「皇帝の為に臣民が血を流すのではなく、臣民の為に皇帝が血を流すべき」というセイバーが考
 えていた理想の戦争、即ち君主同士の決闘。
 その場に何人いるかに関係なく、戦闘を相手とセイバーの1vs1に持ち込ませる。

【Weapon】
『無銘・剣』

【解説】
 ロマノフ朝の皇帝(1754~1801)。父は先代の女帝エリザヴェータの遺言を反故にし、プロイ
 センと単独講和した上、同盟を結んで非難されたドイツ出身のピョートル3世。
 母はセイバーの息子、つまり本人の孫に「冠を被った娼婦」と評されたエカチェリーナ2世。
 エカチェリーナ2世は大帝とも称された名君ではあったものの、生涯に複数いた愛人の存在は公
 然のことであり、セイバーには異父弟がいたばかりか、セイバー本人も愛人の子であった可能性
 がある。
 これに加えて、ピョートル3世の廃位後にセイバーではなくエカチェリーナ2世が即位して天寿
 を全うしたことから、セイバーは母を嫌い、治世では先帝の政治を否定することが繰り返された。
 性格は馬鹿に寛大かと思えば執念深いところもあり、暗殺を恐れ続けていたためか猜疑心も強く、
 希代の名将スヴォーロフ以下、7人の元帥と333人の将軍を解任している。
 最後は外交面にも及んだ無軌道な政治方針への反感から、クーデターが起きて殺害された。
 母帝への反感ゆえであろうが、皇帝を男系男子に限ると規定したことは後世への影響が大きい。
 大黒屋光太夫に自分専用の馬車を貸して下宿先に送ってやったという逸話がある。


  • 最終更新:2015-02-02 19:22:43

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