パルメニデス

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】パルメニデス
【性別】男性
【身長・体重】177cm・63kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
神性批判:A
 あらゆる神性と神由来の加護を無効化する。
 真理の女神による啓示の形で存在論と変化否定論を語りながら、
 自身の手でその神話的世界観を粉砕した合理主義の極みといえる哲学の具現。

女神の寵愛:A-
 真理の啓示の加護により、あらゆるものを理解する。
 もとより人類最高クラスの頭脳を誇る彼だが、このスキルにより頭脳に更に磨きがかかっている。
 神性批判の影響で使用コストが超高い。

【宝具】
『黙示された絢爛の馬車(ロード・トゥ・トゥルース)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:10~20 最大捕捉:一人
 その著書『序詞』において、太陽の乙女に導かれる戦車。
 余人を寄せ付けぬ真理の輝きを帯びており、聖哲パルメニデスのみが騎乗を許される。
 真理の固有結界から漏れ出た「変化否定」の法則を帯びることで、
 “何ものも追い抜けず、何ものも追い抜けない”因果律上の特異点として
 光速未満の攻撃を無効化する。

『開け、理性世界(アレーテイア)』
ランク:A++ 種別:対界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 ロゴスによって導き出された世界の真実の姿、
 究極の平衡状態を表す宝具。
 世界を変幻させる非平衡状の源である物理法則の取り払われた純形而上概念を、
 心象風景に変換した真理の固有結界と呼べるもの。
 この世のあらゆる現象をプランク定数から解き放ち無限分解する。
 内部ではそれまで依拠していた世界の根本原理が剥ぎ取られていくため、
 霊体以外は即死、サーヴァントですら急速に自己崩壊を起こす。
 ……当然術者も例外ではなく、事実上の特攻宝具である。

【Weapon】
『黙示された絢爛の車輪』
 不死の御者、牝の神馬によって運営される戦車の宝具。
 太陽の輝きを纏っているため、攻撃力・防御力は神代に駆られたそれに準じる。
 なお、アキレスと亀の喩えとは異なり宝具発動中も普通に動く。
 全ての運動は幻だから、理屈に逆らって動いても構わないのである。えー。

『アレーテイア』
 彼の見つけ出した永遠原理を呼んだもの。
 パルメニデスによれば世界は不変であり球であり不可分の一である。
 洋の東西を問わず提唱される形而上的一元論の一つで、
 ブラフマンやモナド、あるいはロゴスや太極、時には『神』などと呼ばれるものと同列。
 要するに『 』の解釈の一つ。「根源」と同じく絶対の極点を勝手に名付けて呼んだものの一つである。
 この設定世界(すなわち根源の一側面)が、
 英霊パルメニデスのもとで再現されたものが固有結界『理性世界』であり、その端末が輝く戦車である。

【解説】
 ソクラテス以前における最大の哲学者、
 エレアのパルメニデス。
 有と無を論じて変化を否定したエレア派の祖であり、
 感覚世界や経験による認識を批判し形而上学的理性主義を展開した。
 「ある」は「ある」、「ない」は「ない」、
 故に「ない」が「ある」になることもなく「ある」が「ない」になることもない。
 理(ロゴス)によって考えれば導き出される、その答えは「万物は不変」である。
 かかる道理が真理であって、これに違和感を覚える感覚認識は、実は臆見に過ぎない――。
 変化論のヘラクレイトスと対極的なこの存在論によって彼は以後の哲学に多大な影響を与えた。
 例えば原子論の虚無は「ない」が「ある」と見たものであるし、
 イデア論に形而上学の走りであるパルメニデスの影響が大であるのは言うまでもない。
 彼の存在論は、以後の西洋哲学を決定づけたパラダイムをもたらしたといえる。
 富裕者であり、師事したピタゴラス派のアメイニアスの廟を建てた。
 彼は著作を古典的伝統に則って叙事詩風に記した。

  • 最終更新:2017-05-31 23:24:12

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