バルトロメ・デ・ラス・カサス

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】バルトロメ・デ・ラス・カサス
【性別】男
【身長・体重】187cm・73kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運B 宝具C+
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師にとって有利な陣地を作成する技能。
 洗礼詠唱により、簡易的な聖域を形成することが出来る。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。
 聖別された道具を作成できる程度。

【固有スキル】
洗礼詠唱:C
 キリスト教における“神の教え”を基盤とする魔術。
 その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。

労働使役:-(B)
 労働力に対する絶対命令権。相手が被支配層に属する場合、
 その身分が低いほど会話中のあらゆる判定の成功率が上がる。
 エンコミエンダの持ち主であったが、生前の行いによりこのスキルは失われている。 

【宝具】
『第一の改心(レイェンダ・レグラ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ1~5: 最大捕捉:1人
 ラス・カサスが生前為した改心と死後の彼に対する評価が合わさった宝具。
 ラス・カサスが対象に対して主従関係の解消を諭した場合、
 それに応じなかった支配者の能力に重圧を発生させる。
 重圧は時間と共にその負荷を増す。抵抗するには対魔力が有効。
 生前ラス・カサスが自らの奴隷を解放した逸話と、
 彼の死後彼の主張を持ってスペインの衰退を説明された逸話の具現。
 
『第二の改心(レイェンダ・ブランカ)』
ランク:C++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 ラス・カサスが生前為した改心と死後の彼に対する評価が合わさった宝具。
 ラス・カサスの行う布教活動に対して強度の魅了効果を発生させ、
 抵抗判定に失敗した相手を強制的にキリスト教へ改宗させる。
 改宗に成功した場合キリスト教が認めない他の宗教・魔術・伝説を基盤とする
 あらゆるスキル・宝具が喪失する。抵抗には対精神干渉スキルが有効。
 生前ラス・カサスが平和的布教を主張し行動した逸話と、
 彼の死後インディアへの文化導入の側面によって彼の主張が批判された逸話の具現。

【解説】
15世紀スペイン出身のカトリック司祭、後にドミニコ会員、メキシコ・チャパス教区の司教。
当時スペインが国家をあげて植民・征服事業をすすめていた新大陸における
数々の不正行為と先住民に対する残虐行為を告発、スペイン支配の不当性を訴えつづけた。

彼の宝具に使われたスペイン語はそれぞれ「黒い伝説」「白い伝説」の意味。
黒い伝説とはスペインの衰退の理由としてスペイン人の残虐性を主張した批判の事で
その批判材料の一つとして使われた彼の著作は祖国への裏切りとして非難された。
白い伝説とは19世紀中南米の独立前後の混乱において
ラス・カサスの解放者としての側面と同時に唱えられた、スペインからの文化導入への再評価の事で、
スペインの統治を非難したラス・カサスはまたも非難の対象となった。
この通りラス・カサスは同時に評価と非難の対象として扱われてきた側面を持つ。

  • 最終更新:2012-06-05 13:42:11

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