ネンニウス

【元ネタ】ブリタニア列王史
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ネンニウス
【性別】男
【身長・体重】184cm・77kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B+ 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
戦闘続行:A
 往生際が悪い。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。


【宝具】
『黄金象る死運の剣(クロケア・モルス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 神君カエサルから奪った黄金の剣。
 “死”そのものが剣の形となった魔剣であり、一度振るえば因果確定の呪いを発動し、
 斬撃は在り得ざる軌道を描き、必ず敵対者に治癒不能の傷を負わせる。
 また、その刃によって負わされた傷は軽微であってもターンが進む毎に
 急所・霊核にまで広がり続け、やがては確実な死をもたらす。
 傷の進行速度は、元となる負傷の程度と、負傷者のHP値によって左右される。
 
【weapon】
『無銘・盾』
 セイバーの命を一時的に救った盾。
 必殺の魔剣を不完全ながら防いだ逸話から、不可避の呪いなども軽減する効果がある。


【解説】
ブリタニア列王史に登場するブリタニア王族。ヘリ王の三兄弟の三男。
次男のカッシウェラウヌス王が、ブリタニアに侵入せんとするローマ軍を迎撃する際、
これに参戦し、乱戦の最中に神君カエサルと一騎打ちする機会に恵まれた。
カエサルは剣の一振りでネンニウスの鉄兜を斬り通し、二振り目で勝負を決しようとしたが、
ネンニウスはこれを盾で防ぎ、剣は盾に食い込んだ。
その後、大勢の兵士が突撃したので決着はつかず、ネンニウスは盾に食い込んだ
カエサルの剣を手に入れ、これを握って敵陣に突撃した。
この剣は、相対した者を必ず絶命させるが故に『クロケア・モルス(黄橙色の死)』という名であり、
ネンニウスと相対した者は誰もが斬首されるか致命傷を負い、ローマ軍司令官ラベヌスまでもが瞬殺された。
結局この日はブリタニア軍が勝利したが、ネンニウス自身もこの必殺の剣によって
不治の致命傷を負っており、15日後に亡くなった。『クロケア・モルス』は、彼の石棺の中に入れられたという。
トロイアに因むトリノヴァントゥム市の名をルッド王がカールルッド(ルッドの街)と改名しようとした際には、
ネンニウスがこれに反対して大喧嘩が起こったという話から、生真面目な性格だったと思われる。
余談だが、サフランは「黄金色」を出すために利用されたという背景があり、
ここでのサフラン色とは、「純金が施された無敵の剣」を意味するという。

【コメント】
クロケアモルスについては「ホーミング機能付きの剣」くらいの前知識だったが、
実際に列王史を読んでみたら「クロケアモルス!相手は死ぬ!」というエターナルフォースブリザードか
アバダケダブラみたいなご無体な必殺剣だったでござるの巻。
ネンニウスが死ぬまでに時間かかったのは、高耐久+戦闘続行+傷も軽かったからという設定。
あと、高位治癒魔術ならば、傷を消すことは出来なくとも進行の遅延効果はあるということで。
建設者として優秀な長男、指揮官として有能な次男、戦士として強力な三男で、中々グレートな三兄弟である。
適正クラスはセイバーのみ。「荒れ狂って敵兵殺しまくった」とは書かれているが、
この程度では狂戦士適性はないだろう。

  • 最終更新:2015-11-24 00:05:17

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