ネロ・クラウディウス

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ネロ・クラウディウス
【性別】男性
【身長・体重】165cm・59kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力D 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
獣の数字:A++
 史上初めてキリスト教徒を弾圧し、黙示録においては大敵として認定されたことで得た能力。
 キリスト教縁の者とアイテムには与えるダメージを4倍として計算するが、
 逆にキリスト教縁の攻撃には与えられるダメージを2倍として計算する。

芸術審美:E
 芸術作品、美術品への執着心。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、ごく低い確率で真名を看破することができる。

戦闘続行:E
 往生際が悪い。 霊核が破壊された後でも、しばらくは現界可能だが、戦闘能力は激減する。

【宝具】
『汚し焦がす欲涜の大炎(インケンディウム・ロマエ)』
ランク:B 種別:対都宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 ライダーが起こしたと伝えられる大火災の具現。
 ライダーが起こした火災は、一都市を焼き尽くすまで必ず燃え続け、
 ライダー自身以外には、火災を収めることは出来ない。

『招き閉ざす黄金劇場(ドムス・アウレア)】
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000人
 固有結界とは似て非なる大魔術。ライダーが建設した宮殿を、魔力によって形成・再現したもの。
 『汚し焦がす欲涜の大炎』によって焦土と化した地でのみ発動可能。
 この結果内に取り込まれた者はライダーに任意によって全ステータスか全スキルか全宝具のいずれかを
 1ランクダウンさせる。また、ライダーを倒さない限り、この結界から出ることは出来ず、
 ライダー自身も一度発動したからには、倒されるまで結界から出られない。
 ライダーが倒されると同時に、この宮殿は炎に包まれ瓦解する。

【Weapon】
『無銘・剣』 
 ライダーが自らの喉を貫いた剣。
 華美で豪奢な装飾がなされているが、実用性においても優れている。

『無銘・戦車』
 ライダーがオリンピック戦車競走で優勝した、四頭の馬が牽く戦車。
 戦車と言っても実際に戦に使ったことはなく、主に移動用である。

【解説】
暴君ネロ。男で、しかも汚い性格にしてみた。何気にグロテスクの語源。
ネロ以外に「獣の数字」スキルを持つ英霊は、カリグラとかダミアンとかって設定。
『欲涜の大炎』は範囲と補足数は広く魔力消費もゼロだが、消火出来ないという点以外は
「普通の」大火災と変わらないので、当たれば効くが、鯖にとっては回避することは容易いのでBランク止まり。
『黄金劇場』は、原作extraをパクった。発動に縛りがある分、規模の割に低燃費で済むが、
一度発動すれば魔力はほぼ底をつく。対城宝具には滅法弱い。
しかし、その宝具をランクダウンさせれば良し。そうしたら、白兵戦で負けるけど。
『黄金劇場』が消える時に出る火災は、本物のドムスアウレアも火災で潰れたという話に因んだが、
これまたサーヴァントならば回避することは容易い。
自ら喉を切り裂いた後でも、しばらく生きていたという伝説から「戦闘続行」持ち。
適正クラスは、本来はないけど、騎・剣・暗になれないこともない感じ。
戦車に乗って大会出場したから騎。武者修行経験もあり、自殺した時の凶器が剣だから剣。
ブリタンニクスを暗殺したと言われているので暗。



【元ネタ】史実、Fate/EXTRA
【CLASS】セイバー
【マスター】岸波 白野(♂)
【真名】ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス
【性別】女性
【身長・体重】150cm・42kg
【スリーサイズ】B83・W56・H82(cm)
【誕生日】不明
【血液型】不明
【イメージカラー】赤
【特技】政治、スポーツ、音楽(但し、歌唱力は保証しない)
【好きなもの】美しければ何でも(特に美少女)、湯浴み
【嫌いなもの】倹約、没落、反逆
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
 セイバー自身に対魔力が存在しない為、セイバーのクラスにあるまじき低さ。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
皇帝特権:EX
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 ランクA以上ならば、肉体面での負荷(神性など)すら獲得できる。
 セイバーが特に使用するスキルは、剣術と黄金律。

頭痛持ち:B
 生前の出自から受け継いだ呪い。
 慢性的な頭痛持ちのため、精神スキルの成功率を著しく低下させてしまう。
 せっかくの芸術の才能も、このスキルがあるため十全には発揮されにくい。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

【宝具】
『聖者の泉(トレ・フォンターネ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1個
 ネロの持つ対人宝具の一つ。自身の剣技に特定の効果を付与する。加えられるのは一つの効果のみで、一度に複数は掛けられない。彼女が宗教弾圧をしていた頃、殉教者パウロが斬首された際、転がり落ちた首が触れた箇所に湧いた3つの泉「Ardent(アーデント)」「Curatio(クラーティオ)」「Tempustis(テンプスティス)」に由来する。
 『燃え盛る聖者の泉(トレ・フォンターネ・アーデント)』
  格闘系のスキルによる攻撃力を上昇させる。

 『傷を拭う聖者の泉(トレ・フォンターネ・クラーティオ)』
  与えたダメージ分、相手の魔力を吸収する。

 『時を纏う聖者の泉(トレ・フォンターネ・テンプスティス)』
  剣戟をかわされた際、魔力波を放出して相手を怯ませる。

『三度、落陽を迎えても(インウィクトゥス・スピリートゥス)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 ネロの持つ対人宝具の一つ。聖杯戦争中の一度だけ使用可能な限定条件付きの宝具。
 戦闘中、自身の霊核に深刻なダメージを受けて死亡した場合に発動。死亡から三日後に蘇生し、現世に復活を果す。
 ネロが自ら喉を切り裂いて自害した三日後、一人の兵士がネロの亡骸におそるおそる外套をかけると「遅かったな。だが、大儀である」と兵士に語りかけ、最後の言葉を遺したという逸話に由来。
 己が生命が散って逝こうとする刹那まで「愛」を捧げようとした「不屈の精神」を、掻き消えるのを拒む灯火のように体現したのがこの宝具なのかもしれない。

『招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000人
 ネロが持つ最大最強の宝具。皇帝ネロの象徴、自己の願望を達成させる絶対皇帝圏。世界を上書きする固有結界とは似て非なる大魔術。この宝具を展開している間は、閉じ込められた相手の能力を弱体化させて自分に有利な空間を創り出すことができる。
 生前に自分を「楽神アポロンに匹敵する芸術家」と称して、自身の芸術性を疑わなかった彼女が自ら設計し、ローマに建設した劇場「黄金劇場(ドムス・アウレア)」を、魔力によって再現したもの。しかし、この劇場を開いた時、あまりの退屈さに一度目は多くの観客が途中で去ってしまった。それに憤慨したネロは、二度目の公演時に聴衆に自らの公演を強制的に最後まで聞かせるべく、劇場の出入り口を全て封鎖して閉じ込め、舞台の幕が下りるまで一人たりとも外に出さなかったというエピソードに由来する。
 為政者として国政に資力を尽し、市民を迫害する自身の独裁こそが市民が望んでいる「愛」だと本気で信じていたネロ。そんな彼女が行った「愛」の形の一つを象徴するのが、宝具『招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)』である。

【Weapon】
『隕鉄の鞴 原初の火(アエストゥス・エストゥス)』
 セイバーが戦闘で用いる真紅の大剣。
 彼女が自ら鍛えたもので、剣そのものには『regnum caelorum et gehenna(レグナム カエロラム エト ジェヘナ/天国と地獄)』という銘が刻まれている。
 本来、ネロは剣を振うことには無縁であるが、皇帝特権により剣術のスキルを獲得しているため戦闘では自由自在に剣技を繰り出すことが可能である。因みに、各技名はネロに所縁のある地名に由来する。

【解説】
 詳しい設定は『Fate/EXTRA』本編を参照。

『EXTRA』のセイバーを『stay night』等の聖杯戦争に召喚した場合、どのようなステータスを得て現界するのかを考えて作成しました。
 プロフィールや各パラメータはゲーム内で得られる能力数値や情報、立ち絵を初め各文献、書籍等から推測・流用しています。幾分の妄想も入っていますが、Fateのキャラクターとしてちゃんとしたステータスを表すなら、これが妥当ではないでしょうか。



【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】Extra主人公
【真名】ネロ・クラウディウス
【性別】女性
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具EX
【スキル】
 狂化:B
  全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
  その特権により、狂気の中に理性を並存させた暴君と化している。

 暴君特権:EX
  皇帝特権が狂化により変質したもの。
  本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
  該当するスキルは無辜の怪物、怪力、自己改造、魅了等。

 頭痛持ち:-
  生前の出自から受け継いだ呪いを、理性の欠落により克服している。
  最早、彼女の特権を遮るものはない。

【宝具】
 『劫火舞う黄金宮殿(ドムス・アウレア・バビロニカ)』
  西暦64年7月19日のローマ大火において、ネロは迅速かつ適切な対応を行った、はずであった。
  しかし、放火犯とされたキリスト教徒たちの信仰と、復興において建築された黄金宮殿の存在から、
  彼女こそがこの大火の黒幕と信じられ続け、その結果変質した宝具。

  生前、彼女がローマに建設した黄金の宮殿。
  血塗られた獅子が犠牲者を求めさすらい、血塗られた槍と、そして炎が荒れ狂っている。
  他者の願望によって成立した絶対信仰圏。

  なお、自らの芸術的才能を信仰する彼女は、この与えられた役を喜んで演じているという説もある。

 『黙示録が語る赤き獣』
  劫火舞う黄金宮殿の内部でのみ存在が許される宝具。
  7つの頭と10の角を持ち、それぞれの角に冠を持つ赤き獣と、その無数の分身たち。
  その本質は、悪として穢されているとはいえ、ローマ帝国そのものであり、
  聖杯にすら匹敵する意思持たぬ力である。
  彼女は、暴君として信仰されて初めて、帝国の力を十全にその身に宿した。



【元ネタ】史実 、ヨハネの黙示録
【CLASS】ライダー
【マスター】ザビエル♂
【真名】ネロ・クラウディウス、もしくは大淫婦バビロン
【性別】女性
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。無効化はできず、ダメージ数値を多少削減する。
 彼女自身に対魔力が皆無なため、ライダーのクラスという事を加味してもかなり低い。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
 彼女は騎乗が不得意なため、ライダーのクラスにあるまじき低さを誇る。

【固有スキル】
皇帝特権:EX→C
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは芸術、建築、カリスマ、等。
 無辜の怪物の影響によりランクや取得スキル数が低下・変質している。

頭痛持ち:B
 生前の出自から受け継いだ呪い。
 慢性的な頭痛持ちのため、精神スキルの成功率を著しく低下させてしまう。
 せっかくの芸術の才能も、このスキルがあるため十全には発揮されにくい。

無辜の怪物:C
 バビロンの妖婦。
 生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた大罪人の名。
 能力・容姿が変貌してしまう。
 ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

【宝具】
『燃え盛る黄金都市(レグナム・カエロラム・エト・ジェヘナ)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 生前、彼女のローマを襲った大火が、後世の伝説によって変性・具現したもの。
 7つの頭と10の角を持ち、それぞれの角に冠を持つ『緋色の獣』。

 彼女が皇帝に即位していた時節、チルコ・マッシモから起こった火災は
 市内のほとんどを焼き尽くし、多くの被災者と死傷者を出した。
 彼女はこの火災に際して、的確な処置を行い、陣頭で救助指揮をとり、
 被害が広がらないよう真剣に対処したと言う。
 また鎮火後、彼女は当時まだ新興宗教であったキリスト教の信徒を放火犯として処刑している。

 しかし。
 火災後のローマ再建に際して悪名高き黄金劇場を建設したこともあり、
 市民の間では彼女の命によって放火されたとの噂が流れた。
 
 そうした噂はキリスト教徒の間で語り継がれ、
 遂には黙示録の獣とそれにまたがる大淫婦という伝説へと昇華された。
 ローマを焼き尽くした火焔は獣へと姿を変え、疾走する。
 その後に残るのは瓦礫と灰のみである。

『童女囃す華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)』
ランク:EX 種別:対都宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 生前の彼女の帝政の一端を表す宝具。
 正確に言えば宝具の名を借りた彼女の『政治』である。

 大火によって無残にも崩壊したローマ。
 しかし彼女は迅速な政策実行によりその全てを完璧に復興してみせた。
 その手腕はローマ市民の支持を勝ち取っただけでなく、政敵にすらも
 「人間の知恵の限りをつくした有効な施策であった」と賛辞されるほどの物だった。

 皇帝として民を愛し、ローマを愛した彼女にとって
 己が舞う戦場もまた愛するに値する劇場に等しい。
 『燃え盛る黄金都市』発動後、巻き込んだ範囲に彼女の魔力をもとに都市を建設する。
 彼女の歪んだ愛は破壊と混沌の後にこそもたらされる。

【解説】
 キリスト教における黙示録に出現する。
 「地上の忌むべき者や売春婦達の母たる、大いなる、謎めいたバビロン」。
 「グレート・ハーロット(The Great Harlot="大淫婦"の意)」とも呼ばれる。
 黙示録に書かれていることで有名な「獣の数字(666の数)」は一説によると、
 「ローマ皇帝ネロのギリシャ語表記をヘブライ文字に置き換え、数値化し、その数を合計したものである」
 とも言われている。
 このサーヴァントはそう言った伝説に影響を受けた皇帝ネロと大淫婦バビロン
 双方の側面を具現化した物である。

 赤い薄絹をリボンの用に纏う半裸の少女。
 赤きセイバーに比べるとやや我儘で甘えたがり。皇帝としてよりも少女としての側面が強い。
 獣の事は「あまり可愛くない」と気に入っていない様子。だが戦闘は完全に任せきり。
 戦闘よりも芸術や娯楽に傾倒している辺りもバビロンの影響か。
 この状態での召喚も「バビロンのセンス」に免じて甘んじる、とか。


【元ネタ】Fate/EXTRA、史実、ヨハネによる黙示録
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ネロ・クラウディウス
【性別】女性
【身長・体重】150cm・42kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A耐久A敏捷E魔力A幸運E宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:E(A)
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
 ただし赤い竜より与えられた権能により教会の秘蹟に対してはAランク相当の対魔力を発揮する。

騎乗:―
 騎乗スキルは失われている。

【固有スキル】
無辜の怪物:A
 黙示録の獣。
 キリスト教徒のイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
 能力・姿が変貌してしまう。
 ちなみに、この装備(スキル)は外せない。
 
皇帝特権:E
 本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できる。
 ・・・しかし怪物化しているため著しくランクダウン。
 かろうじて剣術スキルのみ獲得できる。
 
【宝具】
『災火はすべてを焼き尽くし(ファクス・テルレストレース)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:300人
 ネロ治世時に起きたローマの大火を宝具としてコンバードしたもの。
 真名開放ともに放たれる炎で対象を攻撃する。。
 この炎は通常の方法では鎮火せず、6ターンに渡りダメージを与え続ける。

【宝具】
『冒涜の名(プロフェイン・クリストゥス)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 セイバーの全身に刻まれた神を汚す言葉。
 Bランク以下の神性及び神性に由来するスキル、宝具を無効化する。
 またキリスト教徒に対して与える最終ダメージを倍加する効果も持つ。
 
【Weapon】
隕鉄の鞴「原初の火」
 セイバーが自ら製作した剣。
 スキル:無辜の怪物の影響により禍々しく変質している。

【解説】
 ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス。
 ローマ帝国の第五代皇帝である。
 暴君として有名な皇帝であるが、その悪名の大半は後世で曲解、脚色されたもの。
 このセイバーはキリスト教信仰の厚い土地で召喚されたため、その能力が変質している。
 有名なローマの大火は皇帝ネロによる自作自演だとされ、ヨハネによる黙示録の影響で黙示録の獣と同一視されてしまっている。




【元ネタ】 史実
【CLASS】 キャスター
【マスター】 岸波 白野
【真名】 ネロ・クラウディウス
【性別】 女
【身長・体重】 150cm・42kg
【属性】 渾沌・善
【ステータス】 筋力D 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:該当なし
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 キャスターのクラスが持つ共通スキルだが、このサーヴァントが持つ陣地作成はそのどれにも該当しない。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 ただし、頭痛持ちのせいか(或いは本人の感性のせいか)、まともな物が出来上がる可能性は低い。

【固有スキル】
皇帝特権:EX
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 ランクA以上ならば、肉体面での負荷(神性など)すら獲得できる。

頭痛持ち:B
 生前の出自から受け継いだ呪い。
 慢性的な頭痛持ちのため、精神スキルの成功率を著しく低下させてしまう。
 せっかくの芸術の才能も、このスキルがあるため十全には発揮されにくい。

【宝具】
招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)』
ランク:A 種別:対陣宝具 レンジ:10~99 最大捕捉:千単位
 生前、彼女がローマに建設した劇場を、魔力によって形成・再現したもの。
 彼女が自ら設計した劇場はドムス・アウレアと名付けられた。

 すべてがキャスターにとって有利に働くフィールドを、世界の上に一から建築する大魔術。
 キャスタークラスとしての陣地作成スキルも兼ねており、劇場のみならず、用途に合わせて工房や教会、厨房など様々な形にて形成することが可能。
 また、形態に応じて宝具の名称も変化する。

『三度、落陽を迎えても(インウィクトゥス・スピリートゥス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人
 生前の最期の逸話を基にした蘇生魔術。死亡しても3回までなら自動的に蘇生(レイズ)がかかる。
 本人曰く、「三度までなら蘇るぞ!」との事。
 また、蘇生のストックが尽きた状態でかけ直すことで、ストック数を回復させる事も可能。

【Weapon】
『隕鉄の鞴「原初の火(アエストゥス・エストゥス)」』
 キャスターが持つ深紅の大剣。彼女のお手製の武器……らしい。
 銘には「regnum caelorum et gehenna(レグナム カエロラム エト ジェヘナ) 」と刻まれている。
 持ち主のテンションに応じて炎を纏う、空気の読める宝剣。
 この他にも、気分次第で現地にて作成した武器を振るう場合がある。

【解説】
言わずと知れたFate/EXTRAの嫁王様。
マテリアルに載っていたステータスが何ともキャスター的だったので、それを基準に作ってみた。
魔術師だけど戦闘スタイルは接近戦。これは何かと縁のある誰かさんをライバル視しているためだとか。

29-433 暴君ネロ

【元ネタ】史実+Fate/Grand Order
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】暴君ネロ
【性別】女性
【身長・体重】150cm・42kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
復讐者:A
政敵の流した様々な悪評により、彼女は必要以上に誇張された『悪』として人類史
に名を残した。その為彼女の姿を晒すだけで自動的に敵意を向けられ、その敵意を
己が力とするスキル。そうして力を得る度に、彼女の理性は削られていく。

忘却補正:B
人は多くを忘れる生き物だが、書物に書かれ後世に伝えられた悪評は簡単には消えはしない。
例え名誉回復が図られようが、一度張られたレッテルを彼女が忘れる事は有り得ない。彼女が
顕現している間は悪名高き『暴君』としてのネロこそが真実の姿であると書き換わる。
当然、その改竄は彼女自身の性質にも及んでいく。

自己回復(魔力):A
彼女の憎悪に際限はない。周囲から向けられる敵意・悪意がある限り彼女の魔力が尽きる
事は有り得ない。その魔力を用いる事で自身の肉体のダメージを瞬時に修復する事が出来る。

【固有スキル】
バビロンの淫婦:B
『無辜の怪物』『狂化』『変転の魔』等の複合スキル。彼女に付けられた仇名のひとつ、『バビロンの大淫婦』
という忌み名に引きずられ、彼女の存在そのものが『獣』に近付き、筋力・耐久・魔力の数値が上昇していく。
時間経過と共にスキルランクが上昇していき、それに伴い彼女の人としての理性は失われ、その果てに第六の『獣』に変生する事となる。

穢れの杯:A+
バビロンの大淫婦が持つと言われる冒涜の杯。これを持つ彼女の魔力が尽きる事はなく、一度召喚されて
しまえば召喚者すら必要としなくなる。恥知らずにあらゆる願いを叶える、歪んだ聖杯。その魔力を浴びた者
は徐々にその霊基を変質させていく。

魔力放出(炎):B
ローマの大火の原因が皇帝ネロの暗躍によるものであるという逸話の影響により、彼女は全身から
劫火を放つ力を得た。また、放った炎に形を与え簡易的な使い魔にする事も可能。

皇帝特権:--
今の彼女は皇帝よりも『大淫婦バビロン』に近い存在の為、このスキルは失われている。

頭痛持ち:A
今の彼女はあらゆる怨嗟の受け皿となっており、その怨嗟の声により生前より持っていたその頭痛は更に
耐え難いものと化している。この頭痛の影響によるステータスの低下を自らが放つ呪いで強引に補強しており、
戦えば戦う程彼女の霊基は際限なく歪んでいく。

【宝具】
『燃え盛りし暗夜の劇場(イグニス・インフェイム・ドムス・アウレア)』
ランク:A 種別:対陣宝具 レンジ:1~1000 最大捕捉:1000人
ローマの大火に纏わる彼女の悪評によって変質した『招き蕩う黄金劇場』の成れの果て。燃え盛る
劇場に囚われた者は絶えず地獄の業火に焼かれ、数多の呪いによるダメージを受けステータスが低下する。
通常の『招き蕩う黄金劇場』と違い、その用途は対象を閉じ込める事と呪い殺す事に特化しており、応用が利かなく
なった代わりのその耐久力が強化され、生半可な対界宝具を受けてもすぐに消滅する事はない。
この劇場は己を苛む呪いを外部に開放するものである為、展開中は彼女自身の頭痛は軽減される。

【Weapon】
『原初の火(アエストゥス・エストゥス)』
彼女自身が鍛えた隕鉄の剣。銘には『regnum caelorum et gehenna(レグナム・カエロラム・エト・ジェヘナ、天国と地獄の意)』という文字
が刻まれていたが、呪いの炎によってその文字は黒く塗り潰され、別の文字が浮かび上がりつつある。

【解説】
エクストラで登場したネロが大淫婦バビロンの名に引きずられ、『獣』に堕ちる寸前まで変貌した姿。かつてあった快活さは失われ、
その身を苛む怨嗟の声を絶やすべく全てを破壊をする復讐者となった。今の彼女の在り方は無辜の怪物としての『暴君ネロ』と『大淫婦バビロン』
が混在したものとなっており、その言動は退廃に満ちながらも時折激情を爆発させる極めて不安定なものとなっている。
その憎悪はあらゆる人間に向けられており、彼女自身を追い詰めた世界そのものを焼き尽くすまで止まらない。彼女の人としての理性が
完全に消えた時、その身は復讐者ではなく『堕落』の理を司る災厄の獣として新生する事となるだろう。

という事でゴルゴーンのように『正真正銘の怪物の堕ちきる寸前』まで変貌したネロオルタです。その姿は炎を思わせる赤いラインの入った
漆黒のドレスを纏い、若干グラマラスになって目つきが凄まじく悪くなったネロです。本来の『皇帝特権』による臨機応変な戦い方が出来なくなった
代わりに、『バビロンの淫婦』による高ステータスとその身に纏う炎による攻撃でごり押しするスタイルとなっています。
汚染された聖杯を持っている為魔力は幾らでも自己供給出来、幾らダメージを負っても即座に修復出来る為、長期戦になればなる程有利になります。ただし、本人は今の自分の姿を
嫌っている為、長期戦になれば苛立ちから隙を見せる事もあります。
また、前述した通り堕ちる『寸前』である為、時間が経過すればする程『ビースト?』として目覚める可能性が高まります。なのでシナリオで出すなら
何かの特異点で敵役として出して最後にラスボス化すると盛り上がると思います。




【元ネタ】 史実
【CLASS】 ライダー
【真名】 ネロ・クラウディウス
【性別】 男
【身長・体重】 160cm・90kg
【属性】 混沌:悪
【ステータス】 筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
なし。得ようと思えば宝具で得られる。

【保有スキル】
なし。得ようと思えば以下略。

【宝具】
殺し嗤う愚の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)
ランク:EX
種別:対人(自身)宝具
レンジ:-
最大補足:1

自らの「悪い」逸話を体現した宝具。
炎を放ち、脱出不可の劇場に民を監禁し、異教徒を弾圧することが出来る。
「三度、洛陽を迎えても」や「皇帝特権」もこの宝具で使用できる。

大地穿つ悪鬼の車輪(ホイール・オブ・クラウディウス)
ランク:E
種別:対騎宝具
レンジ:-
最大補足:70

ネロの戦車。
しかし、本人はほとんど経験がないため、よく落ちる…が、必ず試合には勝てる。
つまり、「騎兵相手には必ず勝利できる」宝具。
最も、通常なら意味が無いが。


【解説】
暴君ネロ。fate時空のネロを綺麗に反転させたような性格。
姿形はカエサルに近い。

  • 最終更新:2018-03-26 16:19:46

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