ナラカ

【元ネタ】インド神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ナラカ
【性別】男性
【身長・体重】164cm・57kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷A+ 魔力A 幸運D+ 宝具A++
【クラス別スキル】
狂化:A
 筋力と耐久と敏捷を2ランク、その他のパラメーターを1ランクアップさせるが、
 理性の全てを奪われる。

【保有スキル】
怪力:A
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

精霊の加護:B-
 盗み出した1万6000ものアプサラスから無理矢理得た加護。
 水系統の攻撃によるダメージを軽減する。
 また、常に体表面に霧を纏わせ姿を朧にし、ステータス情報を隠匿している。
 本来は光の屈折率を弄り透明化するほど精密な操作を行うが、狂化により現在は不可能である。

【宝具】
『天の武よ、敵を屠れ(ナーラーヤナーストラ)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:∞
 絶対神ヴィシュヌが、不慮の事故により生誕したバーサーカーに贈った神造兵器。
 相手の悪意を読み取り、その総量に応じた量の武器を上空に展開し、悪意の根元を殲滅する神罰を行使する。
 ナラカのクラスによって形が最適化されるが、バーサーカーの場合は刃が突き出た鎧となっている。
 バーサーカーが攻撃を受ける度、ダメージを魔力に変換して鎧の一部から武器を製造、上空に展開させる。
 そのため、同等以上の神秘を秘めた攻撃でない限りバーサーカーの体が傷つくことがない。
 また、鎧は武器を製造しても相手の悪意を感知次第即座に補填されるので鎧としての機能を保ち続けるが、
 敵意や害意、殺意を発動のトリガーであり、これを持たない純粋な闘志による攻撃には反応できない。
 相手から悪意を受ける度数を増やす神の加護は、バーサーカーの傲りを助長していく。
 しかし、守り神であるヴィシュヌ神当人に対してこれらの加護は何の役にも立たない。

【Weapon】
「アディティ・リング」
 所有するものから不幸を取り除くイヤリング。バーサーカーの幸運に補正をかけている。
 また、僅かながらバーサーカーの魔力消費を抑えてくれるが、焼け石に水程度である。

【解説】
 ナラカは、インド神話に登場するアスラの名。ナラカースラとも言う。
 アスラ神族のダイティヤ族に属するヒラニヤークシャと大地との間の子である。
 あるときヒラニヤークシャは、海面を歩きながら波を棒で叩いて楽しんでいた。
 この音に驚いたヴァルナ神はヴィシュヌ神に訴えた。
 ヴィシュヌが現場に到着すると、ヒラニヤークシャはあわてて牙で大地を持ち上げて、地下に隠れた。
 この瞬間、大地の女神ブーミは子を身ごもり、生まれたのがナラカであった。
 ブーミはこのアスラの子を哀れんで、ヴィシュヌに助けを求めた。
 ヴィシュヌは彼に、「ナーラーヤナーストラ」という武器を授けたという。
 成長したナラカは強大な力を持ち、あらゆる不幸を取り除くアディティのイヤリングやインドラ神の天傘、
 さらには1万6000人のアプサラスを奪って、ムラースラの城プラーグ・ジョーティシャに持ち帰った。
 こうした悪行によってナラカはヴィシュヌ神の化身、クリシュナに殺されてしまう。

  • 最終更新:2016-07-21 23:32:45

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