テオドーリコ

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】テオドーリコ(テオドリック大王)
【性別】男性
【身長・体重】188cm・77kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運C 宝具B+++
【クラス別スキル】
陣地作成:C+
 魔術師ではないが、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “大結界”に相当する、宝具発現に必要な陣地、“霊廟”の形成が可能。

道具作成:-
 宝具による簒奪能力を得た代償に、このスキルは失われている。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。
 ただし後述の宝具による強化すれば、実質王二人分のカリスマに昇華する。

神性:E(-)
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 自身で築き、自身を祀ったテオドリック霊廟によって得た低い神性。
 このスキルは、“霊廟”の中でなければ発揮されない。

バルドゥングの魔石:D
 小人バルドゥングからディートリッヒが貰った魔石。
 同ランクの戦闘続行と蛇除けの呪いが封じてある。
 宝具『威光讃えし譽英の廟』によってキャスターが発現できる能力の一つ。

【宝具】
『威光讃えし譽英の廟(マウズレーオ・ディ・テオドリーコ)』
ランク:B+++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 “霊廟”を起点として異界に接続し、
 自身の神性をブーストすることによって上位存在に一時的にシフトし、
 ベルン王ディートリッヒの保有するステータスやスキルや宝具を自在に引き出し、行使する。
 身体能力強化や対魔力、騎乗スキルの獲得、カリスマの増強、
 “バルドゥングの魔石”の獲得などがその一端であるが、
 “砕けぬ兜”、“火のごとき鎧”、“巨人の剣”、“悪魔との契約で獲得した炎”、“ワイルドハントの指揮権限”など、
 ディートリッヒの宝具となり得る宝物や逸話なども簒奪し、
 十全の状態で行使を可能とするのが、この宝具の真骨頂と言える。

【Weapon】
『無銘・剣』
『無銘・盾』

【解説】
 東ゴート王国の創始者テオドリック大王。
 東ゴート族の王子ティウディミルの子として生まれ、幼少期は人質として東ローマで過ごす。
 同族の主導権をめぐって時の皇帝ゼノンと政治的駆け引きを繰り返したが、
 最終的に東ローマの軍事長官に任命された。
 彼の東ゴート王国創設は、西ローマのパトリキウスに任命された傭兵オドアケルが、
 東ローマに内政干渉を行ったことに端を発し、ゼノンはイタリア遠征と皇帝代理権限を与えた。
 これはオドアケルを廃し、東ゴート族を厄介払いするというゼノンの思惑があった。
 ゼノン帝の思惑通りイゾンツォの戦いでオドアケルは敗れ、
 和平交渉によりラヴェンナ入城を果たし、イタリア王を名乗った。
 王位に就いた後は、隣国との調停としてフランクの改宗王クローヴィスの妹を妻に迎え、
 妹をヴァンダルに、娘を西ゴートに嫁がせ、人脈をせっせと形成した。
 だが、ユスティヌス一世時代にはアリウス派のゴート族は迫害を受け、東ローマとの関係は悪化。
 男子にも恵まれず、これが東ゴート王国にとって最も致命的となった。

  • 最終更新:2013-03-09 15:59:38

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