ダン

【元ネタ】ユダヤ教
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ダン
【性別】男性
【身長・体重】192cm・75kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
使い魔(蛇):B
 蛇を使い魔として使役できる。
 種類を問わず使い魔を軍勢規模で組織させられる。

聖人(偽):B
 アンチキリストを生む血統と、一族のキリスト帰依の逸話による聖人スキルもどき。
 HPが自動回復するが、聖属性攻撃によるダメージ値が増大する。

【宝具】
『かくて騎手は地に堕ちる(シン)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:一人
 ダンの象徴を武器化させたヘビ柄の毒槍。
 攻撃をヒットさせた乗り物から乗り手をパージさせるライダー殺しの能力を持つ。
 この槍がある限り、使い魔の蛇は乗物・騎手に対して攻撃力が増加する。

『蛇吐ける瞋恚の火(サタニック・ラース)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~40 最大捕捉:200人
 憤怒を黒炎に具象化して解き放つ大威力宝具。ダンの禁じ手。
 主観時間の操作によって一瞬にして深い内省に入り、爆発的な怒りを発掘することによって、
 人間の限界感情量を超えた膨大な「怒り」を炎に変換することができる。
 当然その分「怒り」に感情が引きずられるため、ランサーはこの宝具を嫌っている。
 ダン族の血が成せる宿業の一撃。

【Weapon】
『蛇の群れ』

【解説】
 十二族長の五男、ビルハの子ダン。
 「反救世主はダン族から来る」と言われるように、十二支族において悪を一身に背負わされた人。
 ヨセフの服を血で汚して死んだように見せかけることを考案したとされる一人。
 『ヨセフとアセナト』ではガドとともにアセナトを狙うファラオの息子に加担し、
 ヨセフを殺そうとするが、失敗して逃げた。
 ヤコブの祝福でダンは例によって蛇になぞらえられるが、
 エレミヤ書はダン族から「敵の馬の嘶きが聞こえる」とか述べた上で、
 その敵が「蛇を遣わす」だろうという。
 一方モーセの祝福でダンは「獅子の仔、バシャンから躍り出る」と呼ばれるが、
 実はダン族はバシャンに住んでいなかったという辺りからしてとても残念な印象を拭えない。
 ヨハネ黙示録ではついにダン族が十二支族からハブられた。
 だが一説によればダン族はキリストの時代に教化されており、
 印が押される頃彼らは既に天の饗宴に参加しているため、名を挙げられないのだという。
 偽書『十二族長の遺訓』はキリスト教よりの書物だが、
 その『遺訓』においてダンはヨセフに対してかつて抱いてた嫉妬を告白し、
 怒りと嘘について戒め、ベリアルとサタンに備えて天使に倣うよう言い、
 異邦人の救い主=キリストに言及する。
 これは改宗の予言というやつだろうか。

  • 最終更新:2016-03-20 22:43:32

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