ダニエル 

【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ダニエル
【性別】男性
【身長・体重】167cm・60kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
魔眼:B
 胴無しの悪魔から奪い取った石化の魔眼。
 魔力・対魔力ともにC以下の者を石化させ、
 B以下の者に全能力をワンランク下げる“重圧”をかける。

破壊工作:B
 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
 離間、同士討ち、暴発を誘う策略に長けている。
 ランクBならば、会敵前に四割近い兵力を戦闘不能に追い込む事も可能。
 ただし、このスキルが高ければ高いほど英雄としての霊格は低下していく。

【宝具】
『至忠なる斬剣(ユーラム)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 あらゆる鎧を無意味にするという魔剣。
 斬ってはならぬと命じた対象を、或いは
 斬れと命じた対象以外の全てのものを“斬らない”、
 相互に干渉せずに透過する力を持つ。
 命じる際はその対象を正しく明示しなくてはならず、
 それが英霊や宝具であるなら真名を必要とする。

【Weapon】
『機械竜』
 クルーゼ国の持つ技術の粋を凝らした機械造りの竜。口内に音波砲を搭載する。
 ナマモノの竜種ではないので騎乗スキルで十分に乗りこなす事が可能。

【解説】
 独語韻文作品『花咲く谷のダニエル』の主人公、円卓の騎士の一人であるダニエル。
 花咲く谷を治めるマンドガーン王の子。

 パーシヴァルやガウェインらを破って円卓に迎え入れられたダニエルであったが、
 その直後に武器の貫き得ない頑強無比の皮膚を持つ強大な巨人が駱駝に跨って現れ、
 クルーゼのマトゥア王の伝言をアーサー王に伝える。曰く、速やかに忠誠を誓うべし。
 彼の王は戦象の群れが曳く移動宮殿を持ち、種々の機械や魔法の品により無敵の武力を誇る。
 機械仕掛けの竜は、最も優れた戦士さえ武器を捨て耳を覆わずにいられぬ咆哮を発するのだ。
 服従するなら恩恵を施そう、クルーゼは豊かで、鳴鳥バビアンの力で女性も魅力的だ。

 軍を招集する時間を稼ぐべく思案したアーサー王は、勧告に大人しく従う素振りを見せながら
 軍勢をクルーゼ領内へ入れる許可だけを引き出した。一方、ダニエルは一人敵地を偵察すべく
 城を抜け出し先行するのだが、彼は(後の『ガレル』同様に)幾つもの脇道の冒険に逸れた。

 邪悪な小人ユーラムは『暗い山』の乙女と結婚する事を望み、その父親である領主を殺した。
 あらゆる鎧を無意味にする魔法の剣を持っていたこの小人をダニエルは言葉巧みに挑発し、
 剣を用いずに戦わせ、そして殺した。こうして彼は巨人の皮膚を貫く力を手に入れた。

 『輝く泉』は胴体を持たぬ悪魔に支配されていた。この怪物はゴルゴンのような頭を持ち、
 人々を石に変える力を備えるのである。ダニエルはペルセウスがそうしたように鏡を介して戦い、
 この悪魔を討伐した。この地の正当な統治者である伯は彼の信頼すべき友人、仲間となった。

 アーサー王は一騎討ちでマトゥア王を殺害し、ダニエルと共にクルーゼ軍との戦いを開始する。
 ダニエルは魔法の剣で巨人を討ち、敵軍の同士討ちを仕向け、クルーゼ七つの軍を壊滅させた。
 最終的に、アーサー王はダニエルをマトゥアの未亡人と結婚させ新クルーゼ王として封じた。

  • 最終更新:2016-09-21 17:08:31

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