ダグ

【元ネタ】フンディング殺しのヘルギ
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ダグ
【性別】男性
【身長・体重】170cm・66kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力E 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
神々の加護:A
 戦争の神オーディンの加護。
 本来人間には扱えない『大神宣言』の使用権限を授かっている。

戦乙女の呪い:A+
 実姉シグルーンによる呪い。
 自身の行動の幸運をもちいる判定が全てファンブルとなる。
 この効果はダグの意思とは関係なく適用され、
 同ランク以上の加護がなければ無効化出来ない。
 神々の加護によって大部分が無効化されている。

【宝具】
『大神宣言(グングニル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5~99 最大捕捉:1人
 北欧の主神オーディンの持つ必中の投げ槍。
 因果の選別により、投擲した時点で槍が命中するという運命が確定し、
 それ以降の防御・回避に関わらず、槍は確実に急所を貫く。
 グングニルを回避するには敏捷の高さではなく、
 神によって決定された運命を逆転させる程の幸運の高さが重要となる。
 ダグは本来の担い手ではないため、この宝具の性能を完全には引き出せない。

【解説】
ヘグニ王の息子。義兄殺しの半英雄。
シグムンドとボルグヒルドの子にしてシグルズの異母兄にあたるフンディング殺しの英雄ヘルギと、前世でも夫婦であり共に転生したダグの姉であるシグルーンは愛し合うが、父ヘグニは彼女をグランマル王の息子ヘズブロッドと婚約させてしまう。
それを嫌ったシグルーンはヘルギにヘズブロッドを倒して欲しいと助けを求め、これを承諾した。
ヘルギは兄シンフィエトリと共にヘズブロッドら彼の兄弟たちを殺害する。
しかし同時に父ヘグニや兄弟たちも皆殺しにする必要に迫られ、ダグを除く全ての一族を殺してしまう。
その後ヘルギとシグルーンは結婚し子も授かるが、唯一の生き残りであり一族の復讐を誓うダグはオーディンに供物を捧げ、願いを聞き入れたオーディンは彼に自身の槍を貸し与える。
彼はフョルトルンドという地で義兄ヘルギをその槍で刺し貫き復讐を果たす。
だがヘルギを失い深い悲しみに暮れるシグルーンは、夫を殺した実弟をひどくなじり、呪いをかけて追放してしまう。




【元ネタ】フンディング殺しのヘルギの歌
【CLASS】ランサー
 【マスター】衛宮 切嗣
  【真名】ダグ
  【性別】男
  【身長】180cm
  【体重】65kg
  【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具A
【能力】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【保有S】
ルーン:C
北欧の魔術刻印・ルーンの所持。古式ルーン6文字を所持。

凶運:B
戦神の加護と戦乙女の呪詛を同時に持つ。戦場において、その武勲は栄光と破滅のふたつによって
常に相殺される。

【宝具】
大神宣言 運命選定(グングニル)
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:2‐4 最大補足:1人
前もって槍で貫く相手の名を宣言することで、必ず敵を貫く必中の槍。ゲイボルグの原典たる北欧の
主神オーディンの槍。ゲイボルグと同じく因果逆転の呪いを持ち、幾度外れようと命中するまで標的
を追ってその目標を貫く。幸運判定によって回避できるが、標的の幸運ランクがC以下の場合には必ず
急所を捉えて死をもたらす。ただ相手の名を知らない場合、命中率は格段に落ちる。グングニルはド
ヴェルグの鍛冶イヴァルディの息子達によって作り出された三つの神器のひとつで、三柱の神に品定
めされた後に主神オーディンへ渡された。その穂先にはルーン文字が記され、柄はトネリコで作られ
ているとされている。槍を向けた軍勢には勝利をもたらすとされる。ランサーは父を殺した兄婿への
復讐のため、復讐を司る神でもあるオーディンに祈りを捧げ、犠牲を捧げることで貸与されたという。

大神宣言 英雄選定(グングニル)
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:5‐60 最大補足:1人
グングニルの本来の使用法。その呪いを最大限に開放し、渾身の力を以って投擲する。投擲時も因果
逆転の呪いは健在で、槍は前もって宣言された相手の心臓を確実に貫く。この場合のグングニルは、
運命選定の時とは逆に、幸運ランクが高い者や英雄としての格が高い者ほど必中となる。かのオーデ
ィンの神格を色濃く反映した英雄殺し。また誰の名も告げずに放った場合には、より名高い英雄を選
定・優先して追尾・命中する。かつて戦神の寵児であったシグムンド王もまたこの槍に掛かって戦死
した。北欧の主神オーディンはこのように加護を与えていた英雄を落とし入れては、しばしば戦死さ
せることがあった。これは神々の黄昏に備えて自らの宮殿ヴァルハラに多くの英雄を招くためであっ
たといわれる。

【特記事項】
戦乙女シグルーンの弟ダグ。姉のシグルーンが婚約者であったヘズブロットを拒み、英雄ヘルギのもとに
身を寄せた。その為に戦争が起こりダグの一族は全滅した。その恨みを晴らすべく復讐を司る神でもある
オーディンに祈りを捧げ、犠牲を捧げることで借り受けたグングニルの槍でヘルギを殺す。
だが実の姉であるシグルーンに酷くなじられ、呪詛をかけられた上に追放されてしまう。

【特記妄想】
義理堅い性格だった為が故に、酷い目に遭った可哀想な騎士。キャライメージはユーベルブラットの
ケインツェル。触媒はオーディンの自らの手で彫られたというルーンの石碑。


  • 最終更新:2011-03-22 15:28:53

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード