ソロモン

【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】シュロモ
【性別】男
【身長・体重】194cm・88kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力A+ 幸運A+ 宝具E~A++
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”神殿”を上回る”大神殿”を形成する事が可能。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 祭祀のための祭壇や燭台など祭具を作成可能。

【固有スキル】
黄金律:B
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 金銭を集める手管に優れるが、浪費も激しい。

高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
 現代人には発音できない神代の言葉を、神託により授かっている。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

カバラー:EX
 ユダヤ教の神秘主義思想、及びそれを元にした魔術体系。
 生命の樹(セフィロト)、数秘法(ゲマトリア)、圧縮法(ノタリコン)、
 置換法(テムラー)などの奥義を完全にマスターしている。

【宝具】
『王の神殿(ベイト・ハミクダシュ)』
ランク:E~A++ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大補足:-
 キャスターが全身に帯びる72個の装身具の総称。
 各々が生前崇めた神々から与えられた宝具であり、それ自体が絶大な魔力を持つため、
 キャスターは魔力消費を気にする必要なく使用可能。
 その効果は使い魔の召喚や、強力な魔術、探知・遠見や擬似蘇生など様々。
 ヘルメスの杖、トートの筆、ヴァルナの縄索、饕餮紋、ウカノミタマの鏡、翡翠の仮面など。

『王の神智(アタラー・カーカム)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人
 キャスターが神々から授けられた、72種の異なる体系の魔術・呪術。
 カバラ魔術、ルーン、エジプト呪術、マギ、アフリカ呪術、神道、道教、マントラ、中米呪術等々、
 旧大陸、暗黒大陸、新大陸、オーストラリア、シベリア、極東までも含めた、全世界の隠秘知識。
 それらの一切を、キャスターは矛盾無く同時に運用出来る。
 生前存在しなかった魔術も、これら既存の魔術・呪術の延長上にあるものならば、問題無く仕様可能。
 ソロモン王が神に望んだ『全知』の正体であり、事実上キャスターに使えない魔術は無い。

【Weapon】
『ソロモンの杖』
 キャスターが常に手にする礼装……だが、その正体は神の筆記具。
 聖筆イシェド。古代エジプトの知恵の神トートのペン。魔力を媒介に思念や言霊を物質化出来る。
 主に魔術行使、特に使い魔召喚に使用し、長さ・大きさは大体一般的な杖と同等。

『星の外套』
 キャスターのマントで、七色にきらめく黒い外套。金銀宝石を加工した糸で織られ、とっても高価。
 織星カガセオ。建葉槌命が封印した、星の邪神天津甕星の神威が込められた織布の一部を加工したもの。
 防弾、対魔力、対打撃などほとんど万能の防御性能に加え、こと剣刃に関しては無敵に近い耐性を持つ。

『セファー・ラジエル』
 光り輝く金属で装丁された手帳。判読し難い文字で記述されている。
 天命の書板トゥプシマティのレプリカ。所持者に世界の王位を約束する玉璽(レガリア)であり、
 専らキャスターは土地や物品の支配権を自身に移譲する際に使用する。

【特記事項】
 古代イスラエルの魔術王。賢王ソロモン。この世全ての神々を崇拝した男。
 神々から贈られたアーティファクトを全身に身に付け、唯一神から得た知恵によりあらゆる魔術を行使する。
 常に冷静沈着であり、不測の状況にもなんなく対応し、むしろ自身が有利になるのでアクシデントを待ち侘びる始末。
 ここまで完全無欠なように聞こえるが──いかんせん女に弱い。父ダヴィデより弱い。
 美人のお願いに弱く、大抵の無茶振りにも平気で答えてしまう。
 キャスター自身のポリシーは『交わることによって豊かになる』。生前王国が交易によって発展し、
 彼があらゆる神を崇め力を付けたように、女性と不適切な関係を結んで幸せになりたいのである。

昔作った手前味噌のリメイク。古代ヘブライ人の賢王はエロだ。


14-601 スキル・宝具未登録

【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ソロモン
【性別】男性
【身長・体重】188cm・79kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力A++ 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 ”神殿”を上回る”大神殿”を形成する事が可能。

道具作成:A+
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 魔術を行使出来る宝具である魔術書『七十二の鍵符(グリモア)』さえ作り上げられる。

【固有スキル】
黄金律:B
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。

カリスマ:A+
 軍団を指揮する天性の才能。
 団体戦闘において、自軍の能力を向上させ、非常に強力な統率力を誇る。
 神の名のもとに発せられる彼の宣託は人々に歓喜と熱狂を持って支持される。

対魔力:A++
 通常の魔力行使によって彼に害なすことは不可能である。

魔術:EX
 こと魔術行使においてソロモンに適う英霊はいない。ゆえに「魔導王」。
 自身の魔術に対象の対魔力を軽減する効果を付属させる干渉神言により、
 Bランク以下の対魔力を無効化、Aランクでも効果を半減させる。
 メディアの高速神言や、アルトリアの魔力放出なども所持。
 厳密にはソロモンは魔術師ではなく「魔法使い」。

即時召還:A
 72柱の精霊を1体、瞬時に召還できる。

神授の叡智:A+
 神に授けられた数多の大衆を導く為の膨大な智恵。 事象の本質を見抜く洞察力に長ける。

【宝具】
『七十二の鍵符(グリモア)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 『七十二柱』の魔術知識を宿した神霊言語で書かれた魔術書。
 魔術書が疑似的な魔術刻印として機能し、呪文・魔術回路との接続をせずとも、
 一工程(シングルアクション)で『七十二柱の魔術』を発動させられる。
 神霊言語を紙に転写することで、『七十二の鍵符』のランクダウンした複製である
 Aランク宝具『悪魔の契約書』を作ることが出来る。『悪魔の契約書』は他人に譲渡でき、
 相応の対価(主に魔力)を支払うことで『七十二柱の魔術』発動の権限を得られる。
 なお、この宝具によって発動される魔術は対魔力をキャンセルする効果を持つ。

『王の神殿(テンプル・オブ・エルサレム)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 ある一定以上の大きさの構造物に『大神殿』を形成し、それに『七十二の鍵符(グリモア)』を
 転写することで、『七十二の鍵符』の機能を加えた『王の神殿』が完成する。 『王の神殿』内部は
 異界化しており、神殿内では『七十二柱の魔術』を任意の場所で発動させることが出来る。
 『王の神殿』の維持には道具作成スキルで作成した『魔力炉心』で補われている。
 また、『王の神殿』の外郭は高密度の魔術防壁が常時展開されており、
 外部から破壊することは非常に困難。透明化、空中浮遊、水中潜行、空間転移などの
 機能も与えられる為、移動要塞としての運用が可能である。

『神約の指環(レメゲトン)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 唯一神ヤハウェの命を受けた大天使ミカエルがソロモンに授けたとされる真鍮と鉄で出来た
 契約の指輪。 『善』属性の霊には真鍮の部分を、『悪』属性の霊には鉄の部分を、それぞれ
 対象に押し付けながら真名開放することで、強制的にソロモンと対象の契約関係を成立させる。
 この契約によりソロモンに被契約者となった対象への絶対命令権が生じる。
 これにより、指輪の製造者であるヤハウェ以外ならば、神霊クラスでさえ隷属させることが可能。
 また、使用者にAランクの『言語理解』のスキルを与える。

『七十二柱を統べる印章(サモン・サーヴァント)』
ランク:EX 種別:対英霊宝具 レンジ:1~10 最大補足:72人
 『神約の指環(レメゲトン)』 を駆使した召喚術。72の英霊を自在に召喚して従える。
 サーヴァントとして呼び出された時点で支配している英霊はリセットされているために、
 単体では何の役にも立たない。しかし、現在支配している英霊がいないだけに、
 その代役として他の英霊を召喚、支配出来る反則級の宝具。原則として、
 一度支配下に置いた英霊が破れ、消滅した場合、同じ英霊を再召喚したりする事は出来ない。
 すでに他のマスターに支配されているといえるサーヴァントに対しても効果を発揮するのだから、
 その反則ぶりは目を見張る。ちなみに【対魔力】などのスキルは無視され、
 支配力から逃れるには純粋に強い精神力が必要となる(ちなみにFate本編のセイバーは英霊とは
 言い難い存在なので効果は半減。英霊ではないが、亡霊であるアサシンには変わらず効果有り)。
 支配力はほぼ永続的だが、瞬間的な強制力では令呪の方が上で、近くにマスターがいる
 サーヴァントには効き目が薄い。マスターと共に行動しているサーヴァントには牽制か、
 令呪を使わせるぐらいの効果しかないが、単独行動しているサーヴァントにとっては天敵。
 支配したサーヴァントへの魔力提供は自身で負担せずに宝具から勝手に
 賄われる(召喚時には消費してしまう)。まさしく最凶宝具。

『開け放たれし万魔殿(ゲーティア)』
ランク:E~EX 種別:召還宝具 レンジ:1~50 最大補足:72体
 英雄王の宝具に対抗できる数少ない宝具。72柱の精霊全てを即時召還することが可能。
 ソロモンは召還した精霊から様々な支援を受けることができる。
 72柱の精霊は、それぞれ単体でサーヴァント級の霊格を備えている。
 特に最上級の5体は神霊と同格でありかなり、
 高位のサーヴァントでないと太刀打ち出来ないほどである。
 その5体の詳細は以下の通り。
 「アスモデウス」
 剣王。サーヴァントのクラスとしては「セイバー」に該当する。
      • ---------------------------------------------------------------------------
 「アスタロト」
 飛竜に乗った女王。クラス的には「キャスター」に該当する。
      • ---------------------------------------------------------------------------
 「ベリアル」
 地獄の火車の乗り手。クラス的には「ライダー」に該当する。
      • ---------------------------------------------------------------------------
 「バエル」
 三面八臂の槍の王。 クラス的には「ランサー」に該当する。
      • ---------------------------------------------------------------------------
 「アモン」
 剛力無双の破壊者。クラス的には「バーサーカー」に該当する。

【解説】
ソロモン最強伝説!
あちこちにあったソロモンのサーヴァントデータをミックスして完成。
悪魔召喚にサーヴァント召喚すら可能とし、その総員144人。
でも後悔はしてない。

14-664 スキル・宝具未登録

【元ネタ】型月史実+脳内妄想
【CLASS】キャスター
【マスター】衛宮士郎
【真名】ソロモン
【性別】女
【身長】161cm
【体重】45kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E耐久D敏捷E
       魔力A幸運C宝具A
【能力】
陣地作成:C
魔術師ではなく民を統べるものとしての領地運用能力。
道具作成:B

【保有S】
カリスマ:A
少女としての外見、王としての実力で民と臣下から多大なる支持を集めた。
策略:A++
ソロモン王を王としてたらしめる力。
七十ニ柱の悪魔から授かった知識と自身の天性の才である作戦立案能力を組み合わせた知略、策謀の能力

【宝具】
神威の指環(リング・オブ・ソロモン):B+
ソロモンが「七十ニ柱の悪魔」の主であることの証。「七十ニ柱の悪魔」の契約者にしか渡されない指環。
ソロモンはこれを媒介として七十ニ柱の悪魔の魔術を発動させる。
また、霊に対してその存在を現世に縛りつける枷にもなる。
これを他者に渡すことは「七十ニ柱の悪魔」を譲渡することになる。

七十ニの護符(レメゲトン):A++
「七十ニ柱の悪魔」を神霊言語で書き記したもの。
それ自体が第六架空要素として成立し魔術回路・魔術刻印として使用することができる。
ページの一枚一枚が七十ニの護符(レメゲトン)として扱われ真名解放、すなわち『名前を与えること』により神代の幻想種である“悪魔”を召喚することが可
能となる。

【特記事項】
どこにでもいるような何の特徴もない少女。
もともとはイスラエルのある町に住む名もなき少女だったが、ある日お忍びで町へきていた本物のソロモンに出会ったことにより彼女の人生は激変する。
元来気まぐれなソロモンは、偶然出会った一般市民の少女に自身のもつ全てを与えることにした。
少女を王としたイスラエルは大成への道を歩む………という平行世界のお話。

【特記妄想】
黒髪セミロングの中学二年生くらいの少女。典型的な巻き込まれ体質だが巻き込まれたら巻き込まれたなりに何とかやっていくしたたかな面をもつ。
明るく優しく素直で天真爛漫。しっかりもので世話焼きだが頑固な一面もあり、これと決めたことは意地でも諦めない。
基本的に誰にでも敬語で話す。神威の指環で縛りつけた初代ソロモンをお師匠様と呼び慕っている。


16-64 スキル・宝具未登録

【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ソロモン
【性別】男性
【身長・体重】188cm・79kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力A+ 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”神殿”を上回る”大神殿”を形成する事が可能。

道具作成:A
 魔力を帯びた器具を作成できる。魔術を行使出来る魔術書(グリモア)さえ作り上げられる。

【固有スキル】
神授の叡智:A+
 神に授けられた数多の大衆を導く為の膨大な智恵。
 事象の本質を見抜く洞察力に長ける。

召喚:EX
 堕ちた神霊、悪魔等高位の霊的存在を召喚できる。
 
【宝具】
『神約の指環(リング・オブ・ソロモン)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
霊的存在を支配することに特化した宝具。
契約した対象の聖性を否定し、悪魔、悪性の精霊へと堕とす。
また、召喚した際、強制的に契約関係を結び、絶対的な命令権が生じる。
唯一神・特定宗教の排他性・歴史を象徴する宝具。

【備考】
『七十二柱の悪魔』
ソロモンが契約している霊的存在。
神霊を起源とする堕ちた精霊、第六架空要素の悪魔等がいる。
悪魔に関しては『人々が創造したカタチ』がある悪魔なので、
ソロモンが使役している存在に真性悪魔は存在しない。
全ての悪魔が戦闘に長けている訳ではないが
特殊な魔術を所持しているので、有用である。

本来、人間や人間の延長のサーヴァントが使役できる格の存在ではないが
ソロモンは宝具の効果によって使役することが出来る。
指輪を失ったソロモンがアスモダイに王座を奪われるエピソードがある。
指輪を失えば、ソロモンにその毒牙が向けられる諸刃の剣とも言える。

【解説】
 イスラエルの魔術王ソロモン。
 ダビデ王の不義の子であり、彼の死後、王位継承のライバルたちを打倒して王となった。
 ある時、神がソロモンの夢枕に立ち、「何でも願うものを与えよう」というと、ソロモン王は民草を統べる為の知恵を求めた。
 神はこの信仰心に満ちた答えを喜び、無限に近い知恵を与えたという。
 またエルサレム大神殿の造営で工期の遅れに困り果てたソロモンが神に祈りを捧げると、
 大天使ミカエルが現れて、あらゆる天使と悪魔を使役できる指輪を授けた。
 知恵者のシンボルとなったソロモンの指導のもと、イスラエル王国は全盛期を迎えるが、
 その晩年、国民に重税を課し、自身は享楽と異教の偶像崇拝に耽ったため財政が破綻した。
 彼の死後、イスラエルは南北に分裂し、衰退の道を歩むのだった。

 最近ソロモンが投下されてないなと思ったので投下

【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ソロモン
【性別】男性
【身長・体重】173cm・56kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D++ 耐久D++ 敏捷D++ 魔力A++ 幸運A+ 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:EX
魔術師として自らに有利な陣地な陣地「工房」を作成可能。
EXランクのソロモンは『聖痕・冀望国家』発動で、居るだけで周囲が「魔導国家」の性質を展開する。

道具作成:A
魔力を帯びた器具を作成可能。彼の場合、人の扱えるものなら大体作れる。またこのスキルにより、破損した自分の宝具の修理も可能。

【保有スキル】
黄金律:A
人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。
Aランクの場合、「一生金に困ることはなく、大富豪でも十分やっていける」。

神性:D+
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。ソロモン自身はただの人間だったが、「キリストの祖」に連なる血統、神霊の声を聞いたことによりこの値。

神授の叡智:B
大天使から与えられた、賢者としての様々な智慧。
英雄が独自に所有するものを除いたほぼ全てのスキルを、C~Bランクの習熟度で発揮可能。
また、マスターの同意があるならば他サーヴァントへスキルを授けることもできる。

高速神言:A+
神代(神が治めていた神話時代)の言葉。魔術を発動するとき一言で大魔術を発動させる、高速詠唱の最上位スキル。呪文・魔術回路の接続を必要としない。区分としては一小節に該当するが、発動速度は一工程と同等かそれ以上。しかも威力は五小節以上の大魔術に相当する。呪文自体が「神言」である為、詠唱の長さと威力が比例するという法則は適用外。故に本来ならばせめて凛のように相応の触媒を用意しておかねば実現不可能な、「大魔術をただの一言で発動させる」という行為を可能とする。現代人の舌では発音不能、耳にはもはや言語として聞き取れない。
『聖痕・冀望国家』により組み合わせに限りはあるが性質の異なる大魔術を平行して複数発動できる。

カリスマ:A+
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。ソロモンのA+は文字通りの彼自身から漏れ出る魔力・呪いの類である。

【宝具】
『聖痕・冀望国家(テンプル・エルサレム)』
ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:10 最大捕捉:1人
彼を形成する72の装具。この装具一つ一つが魔術的な演算能力を持った魔術礼装であり、事実上ソロモンは魔術行使において73の脳を持っていることと同義であり、これらによる思考分割、高速思考こそが彼の高速神言の正体。バラバラの事を考えられるためバラバラの魔術を唱えられる。
また、宝具解放することで72の装具すべてを持ってソロモン自身とその周囲に「魔導国家」の性質を展開する。これは言わば魔術師にとっての陣地を「着ている」状態。この効果圏内に存在する魔術師は自己の魔術が強化され、ソロモン自身はその身に国を纏うことで、強力な知名度補正と他のサーヴァントと殴り合える程度に筋力、耐久、敏捷がランクアップする。
文字通り「国とともに在り、国を進化させ続ける」彼の王道。

『偽典 72柱(ソロモン・グリモワール)』
ランク:D~A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:72体
ソロモンの使役した72の悪魔の力。ただし、この「72柱の悪魔」とは後世に語り継がれた創作物なので、実際に神霊クラスの悪魔を召喚するわけでなく、語られている「72柱の悪魔」の力を魔術的に再現、行使することができるだけである。対城宝具に設定されているのは、再現する事象が「神霊クラスの力」であることに変わりなく、用途は様々、中には対城クラスの極大破壊を発生させうるものがあるから。
ただし、発動には一種類につき『聖痕・冀望国家(テンプル・エルサレム)』を一つ触媒として使用する必要があるため、事実上他の宝具との併用ができない。また触媒としての使用のため無理な使用をすると触媒の破損で『聖痕・冀望国家(テンプル・エルサレム)』が使えなくなってしまう。

『魔導王の契約(エターナル・メモリア)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
『聖痕・冀望国家(テンプル・エルサレム)』のうち、天使ミカエルから授かった「真鍮と鉄の指輪」と天使ラジエルから授かった「ラジエルの書」による契約術。後世にも語られる、最高位の悪魔すらも縛れる契約であり、サーヴァントに対してのみならず、マスターの魔術師ですら契約の対象として強力な縛りのある主従契約を強制的に交わすことができる。
契約の動作は「指輪を対象に押し付ける。」→「詠唱」→「対象の名を唱える。」→「宝具解放」と、近付いて詠唱して対称の正体を知って宝具を示すと、それなりの準備と手順を必要とする。
一度交わされた契約は、令呪には劣るものの逆らえない命令を相手に与えることができる。契約自体を防ぐことはできないが、命令には対魔力である程度抵抗可能。また、契約人数は上限がないが複数の契約対象に同時に命令できず、一つの命令を抵抗されたまま別の命令を出すこともできない。

【解説】
古代イスラエルに君臨した、神に愛された魔術王。

【特記事項】
・悲劇は素晴らしい!絶望は人を強くする!!試練こそ人類の担う最大の宝なり!!!
・だから私は試練を与える。豊穣だけでは国は腐る。試練があってこそ人はその向こうに進もうと思えるのだ。すべては我が民のため!我が示す導きの更に向こうにこそ我が民は居るべきなのだ!その過程で倒れるのなら、それもまた試練。そのまま果てればそこがその者のゴール。立ち上がればその者は先に進めるというものだ!

端的に言えば誰彼かまわず育てる育成厨。よく言えば誰にでも分け隔てない教育をする平等論者。悪く言えば誰にでも厳しい暴君。外界への交易は完璧なのだが、自国には必要のないと思える試練を国民に挑戦させ、それで命果てればそれまで、生きていればまた試練というかなりのスパルタ暴君。ただ、その本質には「一人一人が進化すればこの国は、果ては人類すべてが更なるランクアップができるはず。」と本気で思っている。
また、神との邂逅の末力と知恵を与えられてしまった彼には魔術師として破格にも拘らず魔術師として最大目標の”根源への到達”そのものができない肉体となってしまっている。すなわちこの自国民への過剰なまでの育成は、彼なりの根源への渇望なのである。魔の道へ導く者。ゆえに魔導王。

そうした生前のため、晩年期には根源への渇望と人類の進化が混同してしまい、聖杯には”全人類が根源に到達すること。”を願おうとしている。


  • 最終更新:2015-05-24 15:16:32

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