スネフェル
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】スネフェル
【性別】男性
【身長・体重】168cm・57kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
”工房”を上回る”神殿”を形成する事が可能。
道具作成:-
宝具による変身能力を得た代償に、道具作成スキルは失われている。
【保有スキル】
黄金律:B
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。
神々の加護:B
ラーやホルス、イシスといったエジプトの神々からの恩寵。
危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる。
軍略:B
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
神性:E
神霊適性を持つかどうか。
彼の時代の王とは、地上と神の世界とを繋ぐ仲介者でしかない。
しかし宝具『畏怖すべき獅身王』の影響で、僅かながら神性を保有している。
【宝具】
『王者の金字塔(ペル・アア・メル)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:-
ダハシュールの「赤いピラミッド」を始めとした、キャスターが生前に建設したピラミッド全てを
広大な砂漠に聳える超大型ピラミッドに再建造して展開する固有結界。
この結界が象徴するのは、自身の王権の絶対性。
外征や内政でそれを確固たるものにしたキャスターの信念が集約された世界であり、
結界内は敵対者にステータスの低下、宝具、スキルの使用制限を課す陽光が降り注ぐ。
しかしその信念ゆえに、王の資質が高い者や神霊と関わりの深い者には効果が薄い。
ピラミッドには陽光を魔力に還元、貯蔵する機能があり、結界自体が結界を維持するための魔力を補っている。
ピラミッド内部にも貯蔵された魔力が漏れ出ているので、陽光によるペナルティ効果が存在する。
また魔力を陽光に再変換し、光と熱量を収束させレーザーのように放出可能。
内部は迷宮化され、ミイラ兵や呪いが最奥へと続く道に立ちはだかっている。
『畏怖すべき獅身王(アブホル・スネフェル)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
キャスターが王権の象徴として着用している頭巾(ネメス)。
真名開放により天空神の地上での化身、荒ぶる炎と風を顕現する幻想種へと変身する。
本来キャスターの宝具ではない。戦や政治に長け厳格な王と、父性と権力を象徴するスフィンクスとを
同一視する人々の願いが具象化し、宝具として昇華された。
人型の獅身獣に変身。物理法則を無視した速度で移動し、空中を疾走して全方位からの攻撃を行う。
両手を魔力で赤熱化させる他、王の力を体現する咆哮は灼熱の火炎を吐き出し、竜巻を発生させる。
生命力も異常で、四肢を切断されても断面を合わせるだけで即座に回復してしまう。
変身は最大15ターンまで、その間幸運を除く全ステータスが強化される。
戦闘続行や飛翔、魔力放出(炎)のスキルを得るが、元々のスキルや宝具は一時的に封印される。
【Weapon】
槍
【解説】
スネフェルは古代エジプト、古王国時代のファラオであり、エジプト第4王朝の創始者である。
黄金時代を築けるだけの優れた手腕と賢さ、公正さを持った支配者であった。
その治世は深く伝わっていないが、貿易と戦争によってエジプトを成長させていたようだ。
ダハシュールにある「屈折ピラミッド」と、「赤いピラミッド」が彼の建造物として有名。
これらは三大ピラミッドに数えられていないが、建造したものの総数は息子のクフ王を上回り、
ピラミッド建設に使った石の総体積は全てのファラオの中でも最大である。
彼の時代を堺にピラミッドの建設が一気に広まったことから、彼の功績がエジプト史の分岐点とも言える。
【コメント】
スフィンクスの顔はカフラー王であるといわれているが、不確かである。顔のモデルはスネフェル説を見つけ、こじつけた。
ところでクトゥルフ神話の神霊ニャルラトホテプの神官に、暗黒のファラオ「ネフレン=カ」がいる。
第三王朝最後のファラオとされた彼は、国内でニャルラトホテプ信仰を奨めていた。これを止めたのが女神イシスの加護を受けたスネフェル。
邪神の加護を受けていた強力な魔術師に対抗できるのだから、スフィンクス化してもおかしくない(確信)。
- 最終更新:2017-01-23 22:36:03