スウェリン・アプ・イオーワース

【元ネタ】史実(ウェールズ)
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】スウェリン・アプ・イオーワース
【性別】男性
【身長・体重】168cm・70kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の主としてはCランクで十分と言える。

計略:B
 物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
 戦闘のイニシアティブ判定において常に有利な修正を得る。

無辜の怪物:E
 本人の意思とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
 スウェリンの場合は、商才豊かな経営者がでっち上げた悲話“忠犬殺し”である。

【宝具】
『同胞結ぶ四獅子の接合(タリアン・ペドワル・スェウ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:4人
 四分割され四頭の獅子が描かれた楯。
 グウィネズ、ポウィス、デヒューバートの三王国と
 スウェリンの嫡子『ウェールズの楯』ダフィズの名を持つ
 魔獣ランクの獅子四頭を呼び出す事ができる。

『忠臣誅刃(ベズゲラート)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 大狼を殺し幼子を守った勇猛な忠犬ゲラートを、誤解から殺害した剣。
 忠義に対し死罰を以て報いる魔剣は、忠誠に関する逸話、
 何某かへの忠誠・臣従の誓いをした経歴を持つ者に対し威力を増大させる。

【解説】
 十二世紀末から十三世紀前半にかけてウェールズの大部分を支配した
 スウェリン(ルウェリン)・アプ・イオワース。ウェールズ大公、スウェリン大王。

 1195年にグウィネズ王に即位したスウェリンは、ポウィスとデヒューバートを抑えて
 ウェールズのほぼ全土を支配し、ウェールズ大公を名乗った。イングランドのジョン王は
 彼の勢力拡大を危惧して庶子ジョアンを嫁がせたが、スウェリンは軍事力の強化を続けた。
 そこでジョンの子ヘンリー三世はウェールズへの侵攻を控える事を引き換えとして
 スウェリンを封建家臣としてウェールズの統治を任せるウスター条約を結んだ。
 後にヘンリーはこれを破棄し大軍を以て攻めるが、スウェリンを討伐する事は叶わなかった。

 スウェリンの二人の息子、ウェールズの一女性との間に作った庶子グリフィズと、
 正式な妻ジョアンとの間に生まれていた法定相続人であるダフィズとの間に
 ウェールズ相続争いが起こった。父の支持を得た弟ダフィズが軍事的勝利を収め、
 グリフィズとその長男オワインは捕らえられ幽閉された。そして1240年4月11日に
 スウェリンが亡くなると、ダフィズ・アプ・スウェリンはウェールズ大公を継いだ。
 スウェリンは全ウェールズの指導者として功績を讃えられ、大スウェリンと称される。

 しかし翌1241年、ヘンリー三世はグリフィズとその長男を強制的に引き取り、
 1244年、ロンドン塔からの脱走を企て失敗したグリフィズは死刑に処された。
 更にヘンリーは内乱中のウェールズへ侵攻を再開し、ダフィズも1246年に戦死してしまう。

  • 最終更新:2016-09-17 23:50:33

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