ジョン・デリンジャー
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ジョン・デリンジャー
【性別】男性
【身長・体重】170cm・67kg
【属性】混沌・悪(正しくは混沌・善)
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。
【保有スキル】
無辜の怪物:D
社会の敵No.1(パブリック・エネミー・ナンバー・ワン)
FBIの捏造工作によって、過去や在り方をねじ曲げられたアウトローの姿。
能力が変貌してしまう。
ちなみに、この装備(スキル)は外せない。
カリスマ(偽):C
スキル“無辜の怪物”によって歪んだアウトローとしての人望。
その性質は指揮の才能とも威圧とも異なる。
混沌・中立属性の者の心にしか響かず、秩序属性の者は彼の一挙一道にさえ不快感を抱く。
赤いドレスの影:C
ジョン・デリンジャーに付き纏う“破滅を招く悪女(ファムファタール)”に出逢う宿命。
マスターが女性であった場合、幸運値がワンランクダウン。
【宝具】
『社会の敵は民衆のヒーロー(デリンジャー・ギャング)』
ランク:D 種別:対衆宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000人
誰一人傷つけることなく、秒単位で銀行強盗を終了させる、デリンジャー一味の手際の良さ。
アサシンの思想に共感した者を一味に引き入れ、
殺人を除く犯罪全般の計画性・技術を、神秘の一端として自動的に伝授する。
【Weapon】
『トンプソンM1921』
通称トミーガン。コルト社製造のサブマシンガン。
ギャングやマフィア達に広く愛用された。
『コルトM1911』
通称コルトガバメント。
【解説】
ギャングの代名詞として名を馳せるならず者。
幼いころからアウトローに憧れ、厳格な家族から逃げて海軍に入隊し、
その後、すぐ脱走して強盗を犯し、速攻で捕まり投獄される。
インディアナ州立刑務所で銀行強盗のイロハを学び、出獄後に仲間と共に一味を結成し、
途轍もない手際の良さで以て各地の銀行を襲い、100万ドル近い金を荒稼ぎした。
だが、1934年ルーマニア人の売春婦に情報を売られて、映画鑑賞後に館を出たところをFBIに射殺された。
彼が最期に観た映画はW・S・ヴァン・ダイク監督のギャング映画「男の世界(原題:Manhattan Melodrama)」であった。
社会の敵No.1などと呼ばれているが、これはフーヴァーの工作による風評であり、
デリンジャー自身が殺した人物は一人(これも意図的にではなくアクシデントによる誤殺)。
また、投獄された仲間を警官を買収して救出したり、投獄されても幾度となく脱獄して銀行強盗を続けたりと、
諦めの悪さでも知られ、脱獄時にはマスコミによって祀り上げられるほどの人気を誇っていた。
善人でこそないが、彼には彼なりのルールがあったのだろう。
【元ネタ】史実 アメリカ
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ジョン・デリンジャー
【性別】男性
【身長・体重】181cm・79kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:B
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
【保有スキル】
仕切り直し:B
戦闘から離脱する能力。
アサシンは安全に襲撃地点から撤退することができる。
先制攻撃:A
戦闘で先手を取る能力。
戦闘開始後2ターン目まで優先的に行動を開始できる。
ジンクス:A
赤いドレスの女。
赤いドレスを着た女性が近くにいる場合、その間運をE-に固定し、『仕切り直し』と宝具を使用不可にする。
破滅へと導く運命の女という象徴となっている。
反骨の相:C
権威に囚われない犯罪者としての性質。
同ランクの「カリスマ」を無効化する。
【宝具】
『秩序の敵対者(パブリックエネミー・ナンバーワン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1-20 最大捕捉:7
人が持つ欲を制限した社会において銀行強盗を繰り返し、しかし市民からは決して奪わなかったアサシンのあだ名。
欲望の限りを尽くして暴れまわり、秩序世界を混乱させた犯罪王の称号。
その名の下に、かつてアサシンと行動を共にした犯罪者たちを亡霊として召喚、戦闘等のサポートを行わせる。
亡霊とともに敵拠点を襲撃した際に『先制攻撃』に成功した場合、敵拠点が持つ効果を全て無効とする。
戦闘時、亡霊を1体消費することでその戦闘中あらゆるペナルティを無効にする。
また、相手の属性が秩序である場合、筋力、敏捷、幸運ステータスに補正をかける。
最大7人まで召喚でき、欠員が出ても再召喚が可能。亡霊であるため、召喚と維持にかかる魔力量は少ない。
ただし戦闘力は余り高くなく、亡霊のみではマスターにやられてしまう可能性もある。
【Weapon】
『サブマシンガン』
【解説】
1930年代、アメリカ中西部で銀行強盗を繰り返し、FBIから「社会の敵ナンバー1」に指名されたギャング、銀行強盗。
禁酒法と世界恐慌の影響下で行われた鮮やかな犯罪の手口はマスコミの注目を浴び、アメリカ社会で義賊として大衆に持て囃された。
1924年に食料雑貨店を襲うも逮捕され、8年半後に仮釈放される。
刑務所暮らしの間に銀行強盗のノウハウを学んだデリンジャーは、受刑中の知り合いを脱獄させることに成功、
脱獄させた7人の犯罪者と共に強盗団を結成する。これが後に「ファースト・デリンジャー・ギャング」と呼ばれた強盗団である。
12件の銀行強盗を働き、計500万ドルを強奪するも銀行客からは一銭も奪わなかったことで、義賊のイメージが付き有名となった。
半年も経たずに強盗団は逮捕されるが、再び脱獄。しかしある銀行で銃撃戦の末、警官を射殺したことから警察が奮起し、またしても逮捕を受ける。
強盗団として2度目の逮捕を受けるが、木片を黒く染めた模造銃を用いて脱獄。
この時、州を跨いで逃走したためDOI(当時のFBI)に目をつけられ、数ヵ月後にはFBI初代長官から『社会の敵ナンバーワン』に指名された。
その犯罪王の最期は、FBIによって仲間を失い、逃亡先のガールフレンドに裏切られた事が起因となる。
彼女は赤いドレスを目印として身に纏い、デリンジャーとともに映画館へと出かける。
映画館から出てきた、赤いドレスの女性の側を歩くデリンジャーをFBI捜査官が囲み、一斉射撃を行った。
弾は心臓を貫き、病院に担ぎ込まれるも、デリンジャーはその人生に幕を下ろした。
- 最終更新:2015-11-05 23:35:59