ジャムシード

【元ネタ】『王書』
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ジャムシード
【性別】男性
【身長・体重】191cm・87kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力A 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 騎乗の才能。幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
カリスマ:A
 大軍団を指揮する天性の才能。
 Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。

神託:A+
 神の託宣により、その状況での適切な判断ができるようになる。
 ランクA+の場合、効果は常時発揮される。

無窮の叡知:A
 父から受け継いだ知恵や、ジャムシードの杯から得た真理。
 各方面に発揮される多大な技術力と知識の数々。

【宝具】
『大邦爛漫の日(ノウルーズ)』
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 宝具『王の玉座(タフテ・イ・ジャムシード)』による絢爛統治。
 “杯”を通して地脈に干渉することにより一帯を“自らの領地”として支配する。
 その地において“領民”となった者は、ジャムシードの知性・徳性・不死性を一部共有し、
 常人の域を逸した生産性・善性・長寿性を獲得することになる。
 領地内では黄金時代の栄華が再現され、あらゆる善性行動に補正がかかり、対粛清ACも+1000される。
 しかし、領民は自らの意思で“領民”であることを辞めることができるため、
 黄金時代の再現であるこの統治は、玉座の失墜だけでなく、人心が離れることでも解除される。

『七天睨す玲瓏の杯(ジャーム・エ・ジャム)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 ジャムシードの杯。不死の霊薬を湛え、覗けば七つの天を見通すという酒盃。
 『復元』と『永続』から成る不死性の提供と、異界や結界内の観測を含めた超遠隔透視を行える。
 後のカイ・ホスロー王の杯の原典にあたる宝具である。

【Weapon】
『王の玉座(タフテ・イ・ジャムシード)』
 数多くの宝玉を纏い、宙を飛行し日輪の如く輝く神威の玉座。
 領地の大源(マナ)や霊脈、領民の魔力を用い、膨大な破魔の光を放ち攻撃を行う。

【解説】
 ピーシュダード朝第4代王。700年の統治を敷いた、シャーナーメの聖王。
 アヴェスターのイマ王(イマ・クシャエータ)に相当する。
 名は「輝けるジャム」を意味し、悪魔や鳥や妖精たちを従えたとされる。
 悪魔の征服を完了した父の偉業を完全に受け継ぎ、武具の作成、四階級の制定、
 緒施設の建設、宝物の確立、医療の開発を成し遂げ、世界の黄金期を築き上げた。
 その絶大な知性から全てを解き明かし、神託も絶えることなく、全ては輝かしくあった。
 燦然と飾らせた玉座を、悪魔に天空に挙げさせ、天より至上の黄金時代を齎すが、
 やがて増長し、己を神と呼ばせたために神の加護を失い、世界に暗黒期を齎すと、
 蛇王ザッハークに王位を追われ、最後は鋸によって二つに割かれて死んだという。

玉座から放たれる最大出力攻撃『大邦落陽の日(ヴェンディダード)』が必殺技――という脳内設定。

18-863

【元ネタ】ペルシア神話 ゾロアスター教
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】イマ
【性別】男性
【身長・体重】185cm・89kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
カリスマ:A+
 大軍団を指揮・統率する才能。ここまでくると人望ではなく魔力、呪いの類である。
 また逸話に基づき、非戦闘時においても多大な能力を発揮できるが、
 己の欲望のみを満たそうとしたり、虚偽を働こうとするとDランクに低下する。

皇帝特権:A
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 ランクA以上ならば、肉体面での負荷すら獲得できる。
 ただし、神性を除く。

話術:B
 言論にて人を動かせる才。
 相手に自己の意見や思想を通す能力に長けている。

千里眼:B
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
 さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。

【宝具】
『原初の言葉(プライマル・ワード)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 最高神アフラ・マズダーが最初に言葉をかけた原初の者としての特性。
 ただし詳細を分析できなかったためランクが低い。
 同ランク相当までの事象や存在(宝具や概念など)であれば完全に理解することができる。

『三度の滅亡除けし大洞窟(ワラ)』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:0~50 防御対象:1000人
 人類・動植物問わずに悉く殺すという、
 三度に渡る大寒波を避けるべくアーチャーが創り上げた大洞窟。
 創造主により警告を受けて作り上げた伝説から、相手の対界宝具などの発動を確実に察知可能。
 発動することにより概念的な外と内を定義、境界線を構築し、外部からの干渉を遮断する。
 その特性上、寒さ、氷などの属性を持つ干渉を無条件でキャンセルする。

【weapon】
『黄金の矢&黄金飾りの鞭』
神から与えられた、王権を象徴する二つの武器。
アーチャーなので黄金の矢を主に使用する。
また、短時間に限り、どんな対象であれ所有するだけでカリスマスキルを得ることができる。

【解説】
後期の記述では「ジャムシード」とも呼ばれる人物。イラン最古の王朝であるベーシュダード王朝の王の一人である。
インド神話ではかのヤマと同一視された。
伝説によれば、彼は造物主に「教えを広めよ」と命令を受けた際に断り、善き人間を増やすということには従った。その時に黄金の矢と黄金飾りの鞭を与えられた。
彼はペルシアで尊敬を受けている。
彼が統治した1000年間は豊穣であり、飢餓も餓えもなく、病もなく、寒さや暑さ、老いによる死もなく、邪悪は決して栄えることが無かったのだという。
また彼は造物主の警告を受けて、三度訪れる大寒波に対して「ワラ」という大洞窟を作り人類と動物を守った。
一方で彼は罪人でもあり、虚偽や傲慢を働いたともされる。
罪を犯すその度、彼の栄光は鳥の形をして飛び去った。その回数にして三回。彼は嘆き悲しみ絶望にくれた。
いずれにしても、罪を犯したとされる彼でも尊敬に値するとして宮殿に像や美術品が多く作られたという。


やってることは凄いのに知名度がそんなに高くない気がしないでもない王様。
○○王を考えるも思いつかず。
極めて汎用性の高いサーヴァント。いろんなところで使える。
カリスマと皇帝特権がやや特殊なのは伝説に基づいたため。あれ? 皇帝だっけ

  • 最終更新:2012-04-12 06:40:10

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード