シャンゴ

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【元ネタ】アフリカ神話
【CLASS】キャスター
 【マスター】イリヤスフィール=フォン=アインツベルン
  【真名】シャンゴ
  【性別】男
  【身長】197cm
  【体重】64kg
  【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具
【能力】
陣地作成:A
 魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる。広範囲の土地を自らの“聖域”
 に変えることが可能。範囲内のマナはキャスターの任意となる。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。自己の属性である雷や嵐を封入した強力な
 呪物(諸刃の斧等)を作成できる。

【保有S】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 死後ブードゥーの主神の一柱として祀られており、高い神性を誇る。

古代呪術:A
 中東圏の体系よりも起源の古い呪術を身に帯びる。幾多の大気の精霊を従えており
 任意の場所に雷を落とすことができ、さらには広域の気象操作さえも可能。

狂化:E
 感情の昂ぶりによって偶発的に発動。
 魔力のパラメーターをランクアップさせるが、複雑な思考が難しくなる。

【宝具】
天焦がす憤怒の雷公(カビエンシー=コソ)
ランク:A 種別:呪術宝具 レンジ:99 最大補足:100人
 精霊と術者の合一による神霊への転化、アフリカ圏に伝わる古代呪術の神秘が宝具にまで
 昇華したもの。自らの形を捨てて地域一体のマナや精霊と融合して生ける嵐と化す。嵐の
 圏内は魔力による暴風が荒れ狂い、紫電が驟雨のように降り注いでおり立ちはだかるもの
 全てを破壊し尽くす。またこの間はいわば実体無き霊体の状態なので、物理的手段ではサ
 ーヴァントの攻撃でさえも無効である。ダメージを与えるには膨大な魔力を放出する宝具
 で撹拌する他に方法が無い。キャスターは権力の座を追われた後、鎖を伝い天へと登り今
 後は雷での支配を宣言し、雷をもって彼を嘲笑った者達を雷で焼き殺したといわれる。
 圧倒的な呪力で死後も君臨し続けた暴君であるキャスターを象徴する宝具

【特記事項】
ナイジェリアのヨルバ族に伝わる神。雷光と嵐を司る精霊で、諸刃の斧をその象徴とする。かつては人間で元は
実在のヨルバ族諸国の中でも最強最大の王国オヨの第三代の国王。呪医であり百戦錬磨の戦士で、オヨの版図を
最大に広げた偉大な王であると同時に暴君でもあった。神となる以前から口から火を吐いたり、雷を操れたとさ
れる。ある時強大になり過ぎた二人の武将を戦わせ、共倒れさせようと企んだ。だが生き残った方は勢いをかっ
て王権を奪いに来た。シャンゴは防戦するも日頃の行いから民の支持を得られず、森に逃げ込んだ末に自殺した。
別の話では雷を操っていた時に誤って妻子を殺してしまい、悔恨の果てに自殺したとされる。シャンゴの死後、
祟りが発生したため人々はシャンゴの霊をなだめようと神として祀り上げた。そして、自然を統御し報復的な正
義、そして激情を司る神として崇められるようになったという。現在でもシャンゴを祭る集団があり、シャンゴ
の霊が降りて来た者はシャンゴとして振舞うという。

【特記妄想】
アフリカ版雷親父、ゴ○ゴロの実とか某大帝とかは関係ない



【元ネタ】ヨルバ神話、中南米の信仰
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】シャンゴ
【性別】女性
【身長・体重】163cm・48kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A 魔力A 幸運D 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではアーチャーに傷をつけられない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
蛮勇:B
 威圧系の精神干渉を無効化し、格闘ダメージを向上させるが、
 視野が狭まい為に大局観・冷静さを欠く。

神性:A+
 生前から雷の使い手として崇められ、死後は雷名を以て知られる英雄神となった。
 現在ではもはや人としての出自が忘れ去られたほどである。

魔力放出(雷):A+++
 魔力を武器や肉体に帯びさせる能力。
 黄金の雷を身に纏うことで、攻撃力や防御力を常に格段に向上させている。
 シャンゴは雷を魔力として石に込めて投げつける技を得意とするが、
 これは投げ斧と併せてアーチャーになった所以である。

カリスマ:E
 軍団を指揮する天性の才能。
 カリスマは稀有な才能で、本来は一国の王として相応しい力量を持つが、
 自身がワンマンアーミー気質過ぎて兵がついてこない。

【宝具】
『昇天雷鎖(カウオー・カビエシレ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人
 神の鎖。昇天と降臨を司る雷の昇降機。元はオグン神が鍛造したもの。
 使用することで、遠距離への雷速移動を可能にする。

『全天揺るがす雷轟斧(カビオ・シレ・チャンゴー)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:2~99 最大捕捉:1000人
 雷神シャンゴの持物たる巨大な両刃斧。
 正義を以て振るわれ、悪を誅する、偉大なる雷の象徴にして具現。
 抛り投げられた斧が天を覆うほどの大霹靂へ変貌し、凄まじい神雷が一帯を薙ぎ払う。
 この斧自体が“雷”という自然現象を集約させた「神霊レベルの魔術」であり、
 発動の度に使い捨てられ、新しく斧が生成される。

【Weapon】
『超電磁式投石術(オバ・ジャクタ)』
 雷神の投擲技術。"魔力放出(雷)"スキルの応用による超高速投擲技である。
 黄金の雷を帯びた射出物の威力は、Aランク魔術を優に超える。
 投げるものは主に小石の類。連射可能。
 元々罪人殺しの正義の雷であるため、相手の不義に応じて威力を増す効果もある。
 下手な宝具より強いとか。

『火炎ブレス』
 そもそもが強大な魔術師であったシャンゴの得意とする火吹きの術。
 竜の息吹にも匹敵すると自称するが、真偽は定かで無い。

【解説】
 オヨ王国第三代王(四代目とも?)。雷神王。イル・イフェ最初の王。
 ヨルバ族の宗教、またラテンアメリカ・カリブ海地域における最大の英雄神。雷の神。
 元はヨルバ族最大の王国オヨの王(アラフィン)である。生前から雷を操り火を噴く異能を持ち、
 国に繁栄をもたらした暴君(?)だったが、後に人間の出自は忘れられ、神々の系譜に組み込まれた。
 神たるシャンゴは雷と炎、男らしさと暴力的な正義を司り、犯罪者や罪人を落雷で誅すために
 彼を信仰する地域では雷に打たれて死ぬことは不名誉なことと考えられている。

 シャンゴの持物は両刃斧だが、彼の雷を投石と解す場合もある。
 ジャクタ神は元々の神話で最高神オロドゥマレへの反逆者を投石(雷)で討つ役目を担っていたものの
 新興の雷神であるシャンゴにその役目を奪われた。神官が雷の落ちた場所から「両刃斧の形の石」を見つけた場合、
 それをシャンゴのサンダーストーンとしてシャンゴの廟や神殿に祀ることがあるらしい。

 また、キューバのサンテリアにおいて、シャンゴは雷の守護聖人バルバラと習合されている。
 聖杯がキリスト教の概念であるためTSして(聖バーバラの殻を被らされて)召喚された。
 本来はムキムキマッチョの黒人のオッサンである。


  • 最終更新:2014-09-23 23:19:21

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