サラ・パーディー・ウィンチェスター

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】サラ・パーディー・ウィンチェスター
【性別】女性
【身長】148cm
【体重】39kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運D 宝具

【クラス別スキル】
道具作成:C
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 交霊スキルに必要な道具を作り上げられる。

陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 宝具の中核となる『青の交霊室』の形成が可能。

【固有スキル】
精神汚染:E-
 精神が錯乱している為、ごく低い確率で他の精神干渉系魔術をシャットアウトすることがある。
 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立し難い。

交霊:A
 儀式魔術。
 宝具『青の交霊室』の内部で使用することで、状況を打開するのに適切な助言を高確率で得られる。

【宝具】
『怨霊封印・迷宮屋敷(ウィンチェスター・ミステリー・ハウス)』
 ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:10~1000 最大捕捉:1000人
 ウィンチェスター銃によって殺された犠牲者の怨念が、攻性の悪霊と化して跋扈する幽霊屋敷。
 キャスターの工房である『青の交霊室』を中核に展開され、その瞬間から自動かつ無限に増築が行われ迷宮と化していく。
 一見混沌として見える屋敷の構造には全て魔術的な意味があり、キャスターに害意を持つものをその元へ辿り着けないようにする結界の役割を果たしている。
 なお、悪霊達はキャスターだけでなく屋敷内に存在する全てのものに無差別に襲い掛かる。

【Weapon】
『ウィンチェスター・ライフル』
 アメリカ、ウィンチェスター社が西部開拓時代に製造したレバーアクションライフルの総称。
 『西部を征服した銃』の異名を持ち、数多くの人間を殺害するのに使用された。
 これらの銃で生物を殺害した場合、その霊は宝具『怨霊封印・迷宮屋敷』に悪霊として取り込まれる。

【解説】
 ヴェールで顔を隠したミステリアス未亡人。
 1840年コネチカット州ニューヘーブンの名家に生まれ、22歳の時に銃器メーカー・ウィンチェスター社の御曹司ウィリアムと結婚。
 26歳で長女アニーを出産するも、アニーは生後わずか一ヶ月で急死。
 その後、義父のオリバーと夫ウィリアムも立て続けにこの世を去ってしまう。
 失意のどん底にあった彼女は知人の伝で霊媒師と出会い、そこで迷宮のような大邸宅の建設を告げられる。
 以降、彼女はカリフォルニア州サンノゼに移り住み、死ぬまで邸宅の増築を続けた。
 その邸宅は、現在では観光地ウィンチェスター・ミステリー・ハウスとして有名である。

 なお、参考文献は荒木飛呂彦・鬼窪浩久『変人偏屈列伝』。
 解説はだいぶ端折ってるのでもし興味が湧いたらおススメです。



【元ネタ】史実                            
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】オリバー・ウィンチェスター
【性別】男
【身長・体重】169cm・56kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運D+ 宝具A
【クラス別スキル】
単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
道具作成:D+
 魔術的な道具を作成する技能だが、
 ウィンチェスターライフルにのみ特化している。
 材料さえあれば無数にライフルを作ることさえ可能。

【宝具】
『悪霊産みし無限の銃弾(ウィンチェスターライフル)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1

ウィンチェスターライフルで撃たれた者の怨念が悪霊となり、ウィンチェスター一族を呪ったと言われる逸話から生まれた宝具。
この宝具で殺された生物は自動的に悪霊となり、オリバーの支配下に置かれる。
宝具はあくまで弾丸なので、マスターが普通の銃で打ち出すことも可能。
この悪霊を他者に憑依させ、パラメーターとスキルを低下させることも可能。
対魔力で無効化可能。

『連射式無間砲域(ウィンチェスターライフル)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:―― 最大捕捉:――

自身の周りに無数のウィンチェスターライフルを投影し、一斉発射を行う。
ライフルからの銃弾には一つ一つに悪霊が詰め込まれており、撃たれた者は悪霊に憑依される。
悪霊に憑依された者は意識は残るが、それ以外全てオリバーの意のままに操られてしまう。
この宝具での影響で憑依した悪霊は対魔力で無効化は不可能。


【Weapon】
『ウィンチェスターライフル』
レバーアクション式のライフル。
レバーアクションとは銃の機関部下側に突き出したレバーを下に引き、それをまた戻すことで薬室から空薬莢を排除すると同時に次弾を装填するという仕組みである。
この機構はもともと南北戦争で使用されていた単発式ライフル銃をジョン・ブローニングが改良したものであり、
それまで1発発射するたびに弾込めが必要であったライフル銃を10発以上連射できるようにした。
ウィンチェスター社はこの画期的なライフルの製造権を取得すると、オリバーの息子であるウィリアムにより全米で販売されるようになった。


【元ネタ】史実                             
【CLASS】アーチャー
【真名】サラ・パーディ・ウィンチェスター
【性別】女性
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C+ 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

対魔力:C+
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 英霊を含む霊からの魔術であれば大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術すら防ぐ。
 生きている者からの大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
黄金律:C-
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 富豪になれるほどの金ピカぶりだが、改築、増築で必ず散財するので注意。

陣地作成:A
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 自らが指揮して増築、改築を行った家屋内では英霊を含む霊体に多大なアドバンテージを得る。
 霊体だけに限定して言えば、“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。
 自身が英霊となった理由の一つである宝具を発動させる際に最も必要とされるスキル。


【宝具】
『霊体消滅・怨霊迷宮(ウィンチェスター・ミステリーハウス)』
ランク:A+ 種別:固有結界 レンジ:― 最大捕捉:1000
 アーチャーが屋敷がウィンチェスター銃によって殺された人々の霊によって呪われていると信じ、それを回避するために、増築と改築を続けた迷宮のような大豪邸。
 アーチャーが陣地作成を行った家屋を4.5エーカー程の大豪邸の固有結界へと変貌させる。
 大豪邸内の物は全て霊には破壊不可能な材質となっており、宝具であろうと傷一つ付かない。
 固有結界内の全ての存在は幸運が最低値(E-)になり、様々な怨霊達に襲われ、
 怨霊とアーチャーを除く他の英霊を含む霊は固有結界内では全スキル、パラメーターが1ランクダウンする。

『怨霊逃避・隠蔽黒衣(ゴーストクリアドレス)』
ランク:B 種別:対霊宝具 レンジ:― 最大捕捉:一人
 アーチャーが着ている黒のドレスとベール。
 これを着ていると英霊を含む霊体に対して気配遮断:Bのスキルを得ることができ、
 また他の霊体はアーチャーを視認、確認することが不可能になる。


【Weapon】
 『ウィンチェスター・ライフル』
 アメリカ、ウィンチェスター社が西部開拓時代に製造したレバーアクションライフルの総称。
 この銃の弾丸は怨霊が狙うアーチャーの因子が含まれており、
 アーチャーがこの銃で撃った相手は怨霊から執拗に狙われることになる。

【解説】
1866年に娘のアニーを、そして1881年に夫を亡くし、深い悲しみに暮れ慰みを求めていたサラ・ウィンチェスターは、
友人のアドバイスにより霊媒師の助言を求めた。通説によれば、「ボストンの霊媒師」の通り名で知られていたこの霊媒師が、
ウィンチェスター家が代々製造してきた銃が多くの人々の命を奪ってきたため、一家にかけられた呪いが存在するとサラに告げたのだという。
さらに霊媒師は、銃のせいで幾千という人々が死に、彼らの魂がいま復讐の機会を求めているのだと告げたのである。
「アメリカ西部へ行き着いたその場所へ、あなた自身とその恐ろしい銃で亡くなった人たちの霊のために家を建てなさい。
家の建設を止めてはなりません。あなたがもし建て続ければ、あなたは生き長らえるでしょう。
もし止めれば、あなたは死んでしまうでしょう」と伝えたと言われる。
サラ・ウィンチェスターは実際に西へと引っ越し、カリフォルニア州へ定住して彼女の屋敷の建設工事を開始した。

  • 最終更新:2021-09-21 11:21:00

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