サイセニン

【元ネタ】ウェールズ伝承+小説『エルフィンの災難』
【CLASS】ドランカー
【マスター】蛍塚音子
【真名】サイセニン
【性別】男性
【身長・体重】168cm・73kg
【属性】中立・酔
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具E
【クラス別スキル】
酒乱:B
『酒はのめのめ飲むならば、器の限りにきこしめせ。
 吉と出るなら百薬の長、
 凶とてもなに、寝こけるだけよ。』

【固有スキル】
話術:D
『多少の劣化は否定せぬ、されど修繕すべきとは認められず。
 過去の賢人築ける堤に愚かな我らが手をかける、
 これ革新ほど危うきものは無し。』

自己保存:B
『死する者が己の死を見られる筈も無く、
 死した耳に死を伝えられる口も無し。
 故に死者は死を知らぬが、酒の味知る舌は、さて、生きておりましょうな。』

【宝具】
『危難伝える望楼の鐘(キャサイ・アベルダヴィ)』
ランク:E 種別:対国宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
『聞こえるだろう、一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、アベルダヴィの鐘の音が。
 聞こえる、一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、六つ、七つ
 ほら、聞こえる、一、二、三、四、五、六、国を呑み込む波の音が。』

【解説】
 ブリテン島の三大酔漢、サイセニン。
 彼はケレディギオンの王グウィズノ・ガランヒルにより
 低地である国土を守る大堤防の管理を任されていたが、
 ある日酒に酔い仕事を怠った事で堤防は決壊し、
 豊かな国土の大部分は海水に覆われどうしようもない程に壊滅した。
 サイセニンもまた大波に呑まれ、その行方を知る者は無かった。

 ところがサイセニンは生きていた。
 二十年後、グウィズノの子で彼の跡を継いだエルフィン王、タリエシンの養父であり
 サイセニンの娘アンガラッドの夫ともなっていた彼が危地に陥っている頃に再登場。
 相も変らぬ大酒飲みにして屁理屈吹かしのサイセニンはなんだかんだと功績をあげ、
 タリエシンが吟遊詩人の長に任じられるのと同時にアーサー王宮廷の副酒蔵長となった。
 こんなのを次席に据えられてしまった酒蔵長ルーカン卿の胃腸が心配される。


  • 最終更新:2014-06-13 22:25:34

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