コスマス&ダミアヌス

【元ネタ】新約聖書
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】コスマス&ダミアヌス
【性別】男
【身長・体重】169cm・53kg(両方)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C+ 敏捷B+ 魔力B+ 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:C-
自らに有利な陣地を作り上げる。
医術に優れたキャスターの場合、その医術を存分に発揮する"診療所"を形成する。
医療系スキルに高いプラス補正を掛けるが、それ以外には無意味。

道具作製:B
魔力を帯びた器具を作成する。
高精度の医療器具や、快癒・疾病祓いの護符を作成することが可能。

【固有スキル】
対魔力:A+
A+以下の魔術をすべてキャンセルする
主の祝福と竜の因子による二重の守護。キャスタークラスでありながら極めて高い魔術防御能力を発揮する。

コンビネーション:B
2人で1体の英霊となる程の連携能力。
本質的に同一存在を分割したキャスターは、一切の齟齬・遅滞を生じさせることなく連携することが出来る。
連携時・戦闘時及び陣地作成や医術等のスキルの使用速度や成功率に高いプラス補正が掛かる。

神の加護:C
安らかな殉教を与えんとして主より与えられた加護。
不必要な悪意・敵意による攻撃を一定確率で無力化する。
無力化の方法は様々で、偶然攻撃が逸れたり風が吹いて矢を跳ね返したりといった事象が発生する。
このスキルは必要以上に苦痛を与えない攻撃に対しては効力を発揮しない。

医術:A
優れた医療技術。Aランクならば只の技術のみならず神秘による秘術も扱うことが出来る。
キャスター達の専門は内科だが、四肢の欠損程度なら(切断部位が残っていれば)すぐに治療することが出来る。
また解毒や病の治療や耐性付与が可能である。


【宝具】
「煌溢す双角(スヴャト・ヴォールフ)」
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:2人
キャスターがその頭に生やしている金牛の角による祝福。
古来より神の化身、あるいは豊穣の象徴として扱われる金牛は、所謂「主」の信仰のための偶像である。
コスマスとダミアヌスは生まれつき1人1本、黄金の牛角を頭部に生やしており、2人が揃うことで主の偶像としての奇跡を扱う権利を得る。
彼らの奇跡は主に癒しの力として顕現し、彼らの医療に神秘による補正を付与する。
この宝具が発動している間、彼らの治療を受けたものは「生きている」限りにおいてどれほど深い傷を負っていようとも絶対に死なない。
但し、死なないだけでそれ以上の加護はないため、この宝具が発動中にキャスターに治療してもらわないかぎり宝具の終了とともに死ぬ。

「輝き浄き太陽竜(スヴァローグ・スヴァローギィッチ)」
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:0~50 最大捕捉:800人
太陽、そして炎を司る神にして人に豊穣を与える「竜」スヴァローグのもつ生体機能を宝具としたもの。
キャスターが2人揃っている場合、炎に類する全てのスキル・宝具を無効化し、逆にその操作権を上書きする。
また、それぞれが魔力炉心である竜の心臓を持ち、魔力を炎に変換して自在に操る。
真名開放することでその魔力炎や操作権を獲得した炎を体内に収め収束し、口から日輪たるスヴァローグの「竜の息吹(ドラゴンブレス)」として放つ。
迫害による火炙りの炎を刑執行人へと向かわせた逸話と、スヴァローグと同一視されたという伝承を束ねた宝具。
その身に宿る深い竜の因子を発現させた、正しく片鱗と呼べる宝具である。

【Weapon】
「医療器具」
古代の医療器具。
十分な神秘が宿っているが、それより最新鋭の設備が欲しいと思っている。

【解説】
新約聖書等に記されている双子の聖人。
医学、医師、薬剤師の守護聖人であり、無償で人々を癒して回ったと言われる。
キリスト教徒であった彼らはやがて時のローマ皇帝ディオクレティアヌスの大迫害によって死を迎えることとなる。
その際に縛り上げて海に投げ捨てる、火炙りにする、石打にするといった処刑を観光するも主の加護によって全て失敗。
最終的に不用意に苦痛を与えない打首によち処刑された。
「不必要な悪意を無力化し、苦痛を生まない処刑で殉教する」というのは殉教の伝説においてはポピュラーである。
これは痛みを受けずに天の国に迎え入れんとする主の加護であり、ゲオルギウスやカタリナといった著名な聖人も同様の最後を迎えている。
また、コスマスとダミアヌスはスラブの神話の主神にして太陽や炎を司る竜「スヴァローグ」とも同一視され、黄金の角を持つ牛や馬、隼として描かれる。
スヴァローグは善なる竜神であり、人々に豊穣を与え共に畑を耕し、生者の国と死者の国を切り離したとされる。
古来のスラヴ神話ではトリグラフの1柱として扱われ、最高峰の神格を持つとされた。

竜の因子を持つ……というよりも、スヴァローグが人の姿として顕現するためにあえて霊格を2つに割った結果人から生まれた聖者。
彼らは黄金の角を持つ「主」の偶像として描写されるが、それはスヴァローグの角が生前から普通に生えていたため。という妄想。
超すごい竜の因子持ち。キャスター(笑)

  • 最終更新:2017-04-25 10:02:57

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード