ク・バウ
【元ネタ】シュメール神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ク・バウ
【性別】女性
【身長・体重】163cm・109kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具A++
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。
“玉座”は神殿内にしか設置できないため、事実上、『君臨神殿(ニンフルサグ)』は
神殿内限定の宝具である。
道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成できる。
【固有スキル】
神性:A+
その体に神性属性があるかないかの判定。
多くの女神の源流である彼女は、最大の神霊適性を保有している。
カリスマ:A
大軍団を指揮する天性の才能。
または母性。
カリスマは稀有な才能で、一国の王さえBランクで十分だとされる。
男ならば誰であっても、彼女に“母親”を感じざるを得ない。
対英雄:B
百獣母胎。
英雄を相手にした際、そのパラメーターをダウンさせる。
ランクBの場合、相手のパラメーターをすべて2ランク下のものに変換する。
反英雄には効果が薄く、1ランクダウンとなる。
エンチャント:A
他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を付与する。
敵から略取した能力(スキル・ステータス・宝具など)を味方に再分配することも可能。
原理的には概念付与というより加護の付与。
【宝具】
『他者封印・君臨神殿(フェイタルスローン・ニンフルサグ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:一人
対象から能力(権限)を奪う母神の宝具。
巨大な玉座の形をしているが、それは一面的なもの。
その正体は『君臨神殿(ニンフルサグ)』と呼ばれる固有結界である。
チャタル・ヒュユクの女神において既に、獣が傅く“地母神の玉座”の概念は存在しており、
それが王権に優越する母権、あるいは女性支配者という普遍的テーマの源流の一つと推測される。
地上におけるニンフルサグである彼女もまた、
本来は豊穣神よりもキングメーカーに近い存在だったと思われる。
あらゆる権威と権力の上位に存在する力を誇示する女神の玉座。
全ての力を略取……即ち去勢させる母神殿である。
【Weapon】
『角のある冠』
【解説】
シュメール王名表において唯一の女王。
キシュ第3王朝は彼女の一代王権である。
クババとはバビロニア年代記の一つウェイドナー年代記(エサギラ年代記)での彼女の呼び名。
彼女はマリ王朝の敗北後再建したキシュで100年間王座にあった。
彼女が宿場の女主人であったことは王名表と年代記が共に述べることである。
年代記によれば彼女はエサギラでマルドゥクの為に魚を捕る漁師たちに食事を提供し、
魚をエサギラに卸していたが、
マルドゥクの支持を受けて世界の支配権を委譲された。
彼女が神格化されたと思しき女神クババの崇拝は、メソポタミアに広がっていたされる。
複数の地母神と同一視され、後にカルケミシュの守護女神になった彼女の名は、
キュベレーという神名の起源となったとされる。
実在するならばニトクリスより300年、ハトシェプストより1000年ほど古い、世界最古の女王。(プアビは別として)
シドゥリに似るが、より地母神に近い女王の属性を持つ。
肝っ玉母ちゃん。
- 最終更新:2016-04-03 22:45:29