キャリドア

【元ネタ】妖精の女王
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】キャリドア
【性別】男性
【身長・体重】168cm・65kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷C 魔力E 幸運A 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する
 大魔術、儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
無疵の礼節:A
 生まれながらに備わった心の気高さと穏やかな礼儀作法。
 挑戦を宣言されるか攻撃を受けるまでは、彼を敵と認識する事ができない。
 ただし混沌属性の者や正気を失っている者は除外される。

投擲(投矢):C+
 トリストラムの震える投げ矢。
 速射性と引き換えに、特殊な投擲法によって通常以上の威力を発揮させる事が可能。

勇猛:C
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

【宝具】
『馴致の口輪(オビディエント・ビースト)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~9 最大捕捉:1人
 百の舌持つ『口喧しい獣』を封じ込め従属せしめた口輪。
 対象を自動的に拘束する能力は持たず、使用者自身の技に依るのみであるが、
 一度拘束が完了した対象は抵抗の余地無くアーチャーへの隷属を強いられる。
 数多くの鉄輪から作られたこれは、獣に填める口輪としてだけでなく
 一本の鎖へと変形させて人間へと使用する事もできる。

【Weapon】
『無銘・剣』
 片手持ちの剣。そこまでの名剣ではないのかそれとも相手が頑強だったのか、
 『獣』に決定打を与える事は無く、楯で押さえ込んでから口輪を用いての決着となった。

『投げ矢』
 キャリドアが騎士に叙し従者に任じた若者の投げ矢。

【解説】
 エドマンド・スペンサー『妖精の女王』第六巻『サー・キャリドアの礼節の物語』の主人公、
 彼ほど礼節に篤い騎士は居なかったというサー・キャリドア。

 屈強で勇気に優れた百戦錬磨の強者でもあり、名声は遠くに鳴り響いていた人物。
 その言行の一つ一つが魔法の如く目と耳を通して人の心を魅了する、とされていた。
 『唸る獣』グラティサントと同一である『口喧しい獣(ブラタント・ビースト)』を
 誰の助けも受けずに追う事を自らに任じており、探求の果てにこれを発見する。
 そしてヒュドラかケルベロスのように暴れたこの獣を生け捕り連れ帰る事に成功した。
 しばらく後、運命によってか人の過失によってか『口喧しい獣』は口輪から解き放たれ、
 ペリノア一族らがこれを追ったが二度と捕らえられる事は無かったと記述される。

 キャリドアは探求の途中、十七歳に満たない頃のトリストラムと出会い、
 細い投げ矢で鎧ごと容易く悪騎士を貫き倒した彼を、求めに応じ騎士に叙してもいる。
 彼はトリストラムを従者と呼び、若者もその言葉通りに同行する事を願ったのだが、
 キャリドアは単身で探求を行う事を誓っていたためこれは断り去った。


  • 最終更新:2015-08-20 23:51:37

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