オスカー・ワイルド

【元ネタ】アイルランド・史実、アンサイクロペディア
【CLASS】キャスター
【真名】オスカー・ワイルド
【性別】男性
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D++ 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:E-(EX)
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 作家として“仕事場”を形成する事が可能。
 執筆速度は早まるが、戦闘などそれ以外の事象に対しての補正は一切無い。
 また、宝具として一種の固有結界の形成が可能。

道具作成:E(EX)
 魔術的な道具を作成する技能。
 魔術師ではないが、執筆した詩文が多少は魔術的な効果を発揮する。
 また、魔術効果は無いが、医薬品であるサロメチールを製作できる。
 さらに、固有結界内では様々な器物が生み出され、溢れ返り、
 現実に元からあった物すら変質する。
 
【固有スキル】
無辜の怪物:C++(EX)
 本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
 キャスターの場合は、“アンサイクロペディアンからの崇拝”である。
 アンサイクロペディアの創設者としてなぜか祀り上げられ、
 インターネット上で様々な人々から悪ふざけとユーモアという信仰を押し付けられてしまった。
 キャスターはそれによって英霊の座に押し上げられると同時に
 アンサイクロペディアを体現する者に変貌してしまった。
 現在も人々の馬鹿と冗談と嘘とユーモアと妄想が投棄され続けている
 アンサイクロペディアと共に変質し続けている。
 これにより、自分への信仰を魔力として受け取り、魔力のステータスに大幅な補正がかかる。
 また、固有結界内ではアンサイクロペディアそのものと、その支配者へと成り果てる。
 ちなみに、この装備(スキル)は外せない。
 
高速詠唱:E-
 魔術詠唱を早める技術。
 彼の場合、魔術ではなく原稿の進みに多少の恩恵がある。
 非常に多彩な文筆活動をしたことで知られているが、スキル『無辜の怪物』の影響で
 まともな作品を書いてくれるとは限らない。
 
神性:E-
 神いわゆるゴッド。『無辜の怪物』によるもの。
 神のごとく崇拝されることで神性が付いてしまったが、
 キャスター自身が神を便所紙程度にしか思っていない(ことにされている)ために殆ど効果を発揮していない。
 
【宝具】
『八百科事典(アンサイクロペディア)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
 固有結界の一種。
 レンジ内に存在する、アンサイクロペディアに何らかの記述があるすべてのモノに対し、
 そのアンサイクロペディアのイメージを押し付ける形で世界そのものを侵食し、変質させる。
 キャスター自身の心象世界で現実を塗りつぶす訳ではないため、厳密には固有結界の定義からは外れている。
 レンジ内の生物・無生物・現象・概念などあらゆる事象は、アンサイクロペディアに記述がある限り
 その内容に応じたE~A+++ランクの『無辜の怪物』を獲得し、記述通りの能力・姿・人格に変貌してしまう。
 また、アンサイクロペディアに記述があるあらゆる存在が、勝手に、あるいはキャスターの意思に応じて出現する。
 固有結界の維持は、アンサイクロペディアンからの信仰と、結界内の『無辜の怪物』を獲得した
 全てのモノから少しづつ捻出される魔力で行われる。そのため、結界は非常に長時間の持続が可能。
 但し、アンサイクロペディアに何の記述も無い程にマイナーなもの、
 あるいはネタにもならない程につまらないモノに対しては何の影響も及ぼさない。
 
【解説】
 イギリス、現アイルランド出身の詩人、作家、劇作家。
 19世紀後半における耽美主義を代表する文芸家の一人。
 その才気を遺憾無く発揮し、多くの作品を著して一世を風靡したが、
 同性愛を咎められて収監され、釈放後は失意の内に没した。
 しかし、彼の著作と生き様は世界中に影響を及ぼし、今日においても高く評価されている。
 
 …のだが、なぜかウィキペディアのパロディサイトであるアンサイクロペディアにおいて偶像視されている。
 嘘とユーモアの集積所である悪質なデマサイトの創始者とされ、
 ネタとしての崇拝を一身に受けてしまったことで、『無辜の怪物』持ちの英霊になってしまった。
 歴史も神秘も浅い近代の人物であるが、インターネットを介して爆発的に広まった
 全世界規模でもたらされる笑いと妄想という名の信仰の強さは馬鹿にならず、
 ある意味規格外で強力な能力を有するに至った。
 但し、サーヴァントとしてまともな運用をすることは不可能である。


  • 最終更新:2014-07-23 22:23:09

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