エドワード三世
【元ネタ】英国史
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】エドワード三世
【性別】男性
【身長・体重】170cm・59kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A(E)
宝具『尊ぶべき古の騎士の加護』よりの加護。
事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられないが、
攻撃形態時には、セイバーとして非常識なレベルにまでその質を落とす。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
黄金律(偽):C
ロイヤル・ウール・マーチャント。
類い希な商才を誇り、マスターに一定の収入を約束する。
精神汚染:C-
少年期の強烈なトラウマの再発。
通常時は正常な思想・思考を保つが、
脳髄の奥に潜む“地雷”を踏んでしまうと、途端に恐慌状態に陥り戦闘不能となる。
軍略:D
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
【宝具】
『尊ぶべき古の騎士の加護(ラウンズナイト・ブルーリボン)』
ランク:B+ 種別:結界宝具 防御対象:2人
イングランドの守護聖人ゲオルギウスと、セイバーが尊敬するアーサー王よりの加護。
ガーター勲章の形状を成すこの絶対防御宝具は、有形無形、そしてランクすら問わずに、
“邪”なる概念から与えられる害悪の一切を撥ね退け、セイバーと守護対象を護る。
当然、“邪”なる概念以外から与えられる害悪からも身を護るが、
その場合はランク相応の防御性能にまで質を落とす。
『邪滅す騎士の劍(Honi soit qui mal y pense)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
宝具『尊ぶべき古の騎士の加護』の攻撃形態(アタックフォーム)。
二騎の大英雄の英雄性を、精錬なる剣の形に凝固化した、概念兵装。
セイバーの確固たる意志の発露たるこの兵装は、その二騎の大英雄の名に恥じぬ
剣としての強度を有するだけでなく、“邪”なる概念すべてに対して与えるダメージは常に2倍となる。
だが、セイバーに加護を与える二大英雄の相性の悪さ、及び矛盾性から、
攻撃形態時には『尊ぶべき古の騎士の加護』防御性能のすべては失われる。
【解説】
プランタジネット朝の英国王。エドワード二世と、世紀の鬼嫁と名高いイザベル・ザ・フランスの息子。
イザベラとその愛人ロジャー・モーティマーの策略によって幼くして戴冠する。
例によってイザベラが、ゲイ疑惑で名高い先王に「肛門に焼け串突っ込む」という凄惨な拷問も目の当たりにし、
少年期の精神にトラウマを刻むが、のちに実力を付けるとモーティマーを処刑、
イザベラを監禁して権力闘争を無事に制した。
カペー朝断絶に際して、イザベルの血筋を利用してフランス王位の継承権を主張し、
一旦はフィリップ六世の即位を認めるものの、その二ヵ月後には反旗を翻し、百年戦争の切っ掛けを作ってしまう。
スロイス沖海戦から始まり、クレシーの戦いでも息子のエドワード黒太子の活躍によって大勝し、
主要な戦で軒並み勝利を収めたが、晩年期は黒太子に先立たれ、愛人に傾倒して王宮を混乱させるなど、
明らかに精彩を欠いた状態で死去した。
アーサー王などの騎士にあこがれてガーター騎士団を設立した逸話や、
パーティーの席でガーターを落として笑い物になった女性を助けるために、
そのガーターを身に付けて衆目を一括した正義感の強い逸話が多数ある王にしては、
あまりにも凡庸で、理想とは程遠い最期であると言わざるを得ない。
- 最終更新:2014-01-21 21:42:47