エカチェリーナ・ダーシュコワ

【元ネタ】ロシア・史実
【CLASS】スカラー
【マスター】
【真名】エカチェリーナ・ダーシュコワ
【性別】女
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
芸術審美:C
 科学アカデミー院長に就任することを可能とした深い学識。
 多分野を対象に、真名の看破を可能とする。

無窮の叡智:D
 多分野を知り、知ろうとしたことで得たスキル。
 獲得した情報に対する、最適により近い対処を可能とする。
 
【固有スキル】
話術:C
 理性と論理性を備えた会話。
 教師と対話しているかのような安心感を与え、説得力を感じさせる。

専科百般:C
 財産家であり、ロシアにおけるフリーメーソンの草分けでもあった父のおかげで
 ラテン語・ドイツ語・フランス語・イタリア語を習得しており、芸術から数学に
 至るまで幅広い知識を得ていた。

反骨の相:D
 主によるクーデターを引き起こしたが、その主とも時には対立。
 主の跡を継いだ息子にも厭われた。同ランク以下の「カリスマ」を無効化する。

内助の功:D
 夫の死後、婚家の負債を自力で完済。科学アカデミーにも黒字を生んでいる。
 他人の行動や陥った状況により生じた穴を補填し、充足させる能力。

【宝具】
『19歳の少女が国を変えた(ナインティーン・クーデター)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:50人
 家族全員がピョートル3世の機嫌を伺う中、伺候していた皇后の為に同志を募り、
 クーデターへと結びつけたことで「19歳の女性が我が国を変えた」として賞賛の
 対象となったスカラーの事績。
 有利な立場に立っている相手が、自分の勢力下に置いていると確信している人物
 や物品、能力を一時的に自分の物として使用するどんでん返しを行う。

【Weapon】
 なし

【解説】
 ロマノフ朝に仕えた伯爵令嬢・公爵夫人(1744~1810)。
 啓蒙主義者であり、西欧を旅行した際にはディドロやヴォルテールと面会し、実
 年齢より老けた容姿を酷評される一方で、才知を絶賛された。
 エカチェリーナ2世の即位を助けた功臣であったが、ピョートル3世の殺害は不本
 意であり、女帝の愛人も嫌った為に遠ざけられる。
 その後は女帝に代わりパーヴェル1世を早期に擁立しようとした計画に連座したこ
 ともあって一時蟄居させられたこともあったが、後に赦されてロシアの科学アカ
 デミー院長にも就任し、近代化の道を開いた。
 その後はフランス革命に衝撃を受けた女帝と思想の自由を求めて対立するなどの
 紆余曲折を経て、最高女官長を最終職として退官。
 匿名での寄稿と造園に余生を送り、死後は西欧でも評価された。

  • 最終更新:2015-11-08 07:32:39

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