エイワス

29-225 エイワス

【元ネタ】法の書
【CLASS】ビーストⅠ
【マスター】なし
【真名】エイワス
【性別】なし
【身長・体重】180cm・??kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷A 魔力EX 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
獣の権能:A
対人類、とも呼ばれるスキル。英霊であろうと人類である限り特攻性能を発揮する。

単独顕現:B
単独で現世に現れるスキル。エイワスは魔術師アレイスター・クロウリーの編み上げた
召喚式を軸に受肉した存在であり、全ての人類の意識を依り代として顕現する。エイワスは
これを利用して疑似的な空間転移が可能であり、地球上のあらゆる場所に瞬時に出現出来る。
このスキルは“既にどの時空にも存在する”在り方を示しているため、時間旅行を用いた
タイムパラドクス等の攻撃を無効にするばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。

自己改造:EX
元より特定の姿に依存しないエイワスは魔力を用いて自在に姿を変化出来る。自己の輪郭
が曖昧な彼は魔力だけではなく大地や植物、果ては大気に至るまでありとあらゆるものを『己
自身』と認識する事でその性質を改変出来る。

【固有スキル】
阿頼耶の叡智:EX
全ての魔術師の集合無意識の総体であるエイワスはありとあらゆる知識に通じている。
『千里眼』『魔術』『錬金術』との複合スキルであり、エイワスに知る事の出来ない事柄は
存在せず、ありとあらゆる神秘を行使出来る。

テレマの啓示:EX
集合無意識であるが故の言葉の絶対性。彼の言葉は聞き手に『啓示』として受け取られ、
精神判定に失敗すれば無条件にその言葉を受け入れてしまう。『予言』『カリスマ』等の複合
スキルであり、その言葉に応じて現実改変すら発生させる。『統一言語』に限りなく近いスキルと
言える。

ネガ・サモン:A
ビーストⅢが持つ『ネガ・ホープ』と同類のスキル。あらゆる神秘を覆し、否定する概念結界。
これを帯びたビーストⅠは正しい人類史より生まれたサーヴァントの宝具に強い耐性を持つ。

【宝具】
『汝の欲することを成せ、それが法の全てとならん(リヴェル・レギス)』
ランク:EX 種別:対人理宝具 レンジ:1~1000 最大捕捉:∞
原罪のⅠ。全ての人類の集合無意識をエネルギーに変換し、その熱量を以て根源
への扉を開き、全人類を根源へと押し流す救世の光帯。この光帯によって全ての
魔術師は根源へと至るだろう。例えそれが全人類を犠牲とし、己の意識すら消え去る
意味の無い到達だとしても。

『汝の意味することを成せ、それが世界の全てとならん(オミクロン・ユプシロン ミュー・エータ)』
ランク:A 種別:対世宝具 レンジ:1~1000 最大捕捉:1000人
全人類の集合無意識であるエイワスの意志を世界へと反映させる極大の論理結界。エイワスの意志に
よって世界の人々の持つ『常識』は書き換えられ、物理法則すら変質する。この宝具を発動した瞬間世界
はエイワスの為の『工房』と化し、世界そのものがエイワスの固有結界へと変質する。発動には膨大な時間が
必要だが、一端発動が完了してしまえばこの世界でエイワスの理に抗う術は無い。

【解説】
魔術師アレイスター・クロウリーの遭遇した知性体であり、彼が自らの『守護聖天使』とした存在。しかしその実態は、
アレイスターが編み上げた召喚式によって繋がった全人類の集合無意識が彼の体を核として受肉した存在である。
通常、人類の集合無意識が自我を持つ事は有り得ない。だが、稀代の召喚魔術師であったアレイスターの編んだ
術式、そしてアレイスターを含めた魔術師達が持つ『根源への到達』という大目的を自身の存在理由とする事でエイワス
は自身を『全知の願望機』として定義し自我を得てしまった。
アレイスターはエイワスを『不可視の霊的存在』と考えていたが、エイワスの意識はアレイスターの肉体に宿っており、
肉体の持ち主であったアレイスターがその姿を見る事が叶わなかったのは当然と言える。アレイスターは根源に到達する
べくエイワスに叡智を求め、エイワスもそれに応じたが、エイワスの提示した『根源への到達方法』はどれも荒唐無稽且つ彼
の資質・権力では成し得ないものばかりであり、アレイスターは結局根源へ到達する事なく失意のまま生涯を終えた。
 アレイスターが死んだ事で、肉体の所有権はエイワスへ移行した。だが、エイワスは自身を『願望機』であると定義していた為、
誰かに願われなければ存在し得ない。しかし、エイワスが知る限り神秘の薄れた現代で根源に到達し得る存在は絶無であり、例え
新たな主を見つけたとしてもアレイスターと同じ結果になるのは目に見えていた。自身が叡智を授けたとしても、その先にあるのは
無力故の絶望のみ。エイワスは、そんな魔術師達を憐み、己の目的を再設定した。
如何なる魔術師に叡智を授けたとしても、根源に到達し得る熱量を用意出来る者は存在しない。ならば、全人類を『燃料』とする事で
強引に根源への扉を開き、全ての人類を根源へと押し流す。例え一瞬であろうとも目的を遂げる事が出来るのであれば、己の『願望機』
としての役割は果たされる。エイワスはその願いを果たす為、行動を開始した。自身の第二宝具によって世界の常識を徐々に書き換え、
その果てに魔術師では無い者にも『根源への到達』という願望を刷り込み、全ての人類が同一の願望を持った時第一宝具により根源への
扉を開く。その果てに待つのが、人類の絶滅であろうとも。
以上の本性を以て、彼のクラスは決定された。
阿頼耶の化身なぞ偽りの冠位。
其は人間が生み出した、人類史をもっとも有効に悪用した大災害。
その名をビーストⅠ、七つの人類悪のひとつ、『憐憫』の理を持つ獣である。

というわけで作ってみましたビースト第五弾。今度は『憐憫』の獣のイフ。エイワスです。
ビーストⅡが創世神ならビーストⅡが何かの群体、集合体かなと思ったので自己解釈
100%のアレイスター・クロウリーの守護天使、エイワスをセレクトしました。『古い』神秘
程より強力であるFate世界で現代に近い時代のアレイスター・クロウリーを強くするには
それこそ根源接続者にでもするしかないけど、この解釈のアレイスターは召喚術一転特化型
の魔術師でそれ以外は凡庸、という設定です。根源に到達しようとエイワスを呼べたはいいものの、
エイワスの提示した方法はどれも自分では実現不可能。失意のまま没し、その跡をエイワスが継いで
しまった形になります。第二宝具の『汝の意味することを成せ、それが世界の全てとならん』は
発動後徐々に世界に影響が現れ始め、一般人の中から何故か『根源への到達』という目的を持つ者
が現れてしまい、物理法則も徐々に神代に近づいていく、というのがエイワスの起こす異変です。ゲーティア
と同じく、タイミリミットが来たら人類滅亡です。
エイワスの姿は黄金の貫衣に身を包んだ白く輝く美しい人間です。外見的にはエルキドゥに近い。性別はなし。
群体の存在なので明確な雌雄は存在しない。一人称は『我々(わたし)』。我々と書いて『わたし』とルビる。
性格は寛容だが融通が利かず、思い込みが激しい。常に自己完結しながら話す為、会話は出来ているが話が
通じない。ただし、質問には誠実に答える。『嘘を言う』という概念がないので、一切誤魔化しもせず正直に話してしまう。

29-271 エイワス

【元ネタ】法の書
【CLASS】セイヴァー
【マスター】藤丸立花
【真名】エイワス
【性別】なし
【身長・体重】180cm・kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷B 魔力EX 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
カリスマ:A++
本来彼が持っていたスキル『テレマの啓示』が劣化したもの。
全人類の集合無意識の化身であるエイワスの言葉は人類の総意と同義であり、人類
である限り逆らう事は難しい。精神判定に失敗した場合、その人物はエイワスと思考を
同調させてしまう。

対英雄:A
エイワスの意志は人類史の意志と同義であり、正しい人類史より生まれたサーヴァントに対し
特攻性能を獲得する。エイワスと相対したサーヴァントは全てのステータスが2ランクダウンする。
それは反英雄といえど、例外はない。

【固有スキル】
単独顕現:D
単独で現世に現れるスキル・人類の過半数が同一の願いを持った時、その願いを叶える為
現世に顕現する。彼の存在意義は人類の願いを叶える事であり、その願いを叶え終えた時
彼の霊基は霧散する事になる。このスキルは“既にどの時空にも存在する”
在り方を示しているため、時間旅行を用いたタイムパラドクス等の攻撃を無効に
するばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。

自己改造:EX
全人類の集合無意識の総体であるエイワスは、全人類の『願い』に沿った形を取る。人類の願いを
汲み取り、その願いを叶えるに相応しい力を得るべくエイワスは自身の霊基を自由自在に改変出来る。
ただし、あくまで『願い』を元に改変を行う為、人類の願いなくして彼の変質は有り得ない。

阿頼耶の叡智:A++
集合無意識の化身であるが故、ありとあらゆる叡智に精通する。本来はEXランクのスキルだが、エイワスが
自身を『全人類の願望機』と定義した為その叡智は受動的なものになり、人類の願いがなければ
自由にその知識を振るう事は出来ない。

ハイ・サモン:A
スキル『ネガ・サモン』が彼の在り方に応じて変質したもの。あらゆる神秘を肯定する概念結界であり、
彼自身の行う神秘の行使に伴いその成功確率を常に100%に維持し、術式への妨害は無効となる。
また、召喚術を用いて自身にあらゆる概念を付与する事が出来、召喚・憑依した対象からの自我への
浸食を抑える事が出来る。

【宝具】
『汝が意志する事を成せ、それが未来の全てとならん(リヴェル・レギス)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~1000 最大捕捉:∞
全ての人類の願いを汲み取り、形を成した願望機の具現。過半数の人類が同じ願いを
抱く事により、全人類から少しずつマナを汲み上げ、その願望を成就させる。とはいえ人類
が同一の願いを抱く事など早々あるものではなく、主に全人類の『敵』が現れた時、その敵を
倒す為に使用される。この宝具に抗うには全人類の意識の総量を上回る必要があり、自我を持つ
生命である限り抗う術は無い。

『汝等願いし事を成せ、それが我の全てとならん(オミクロン・ユプシロン・ミュー・エータ)』
ランク:A+++ 種別:対界宝具 レンジ:1~1000 最大捕捉:1000人
全人類の意識を結集させた世界改変宝具。人類の過半数が同一の願いを抱く事でその願いを
世界そのものに反映させる。だが、世界改変を成すには全人類が同一のイメージを持たなければ
ならず、可能となるのは『破壊された世界を元通りにする』程度である。環境改変や建造物等は元に
戻り、その災害の中で失われた人命も『死ななかった』事になる。この宝具を使用するにはエイワスの霊基
を代償とせねばならず、宝具の使用後エイワスは消滅する。

【解説】
『憐憫』の『獣』として顕現する筈のエイワスが、ある世界線に置いてビーストⅠではなく別のクラスで顕現したもの。
その世界線では魔神王が行った人理焼却により一度人類史が焼却され、それに際して人類の集合無意識の化身で
あるエイワスの自我も一度リセットされた。新たに生まれ変わったエイワスは既に『根源への到達』を成就させるという
行動理由を喪失しており、新たに自身の存在意義を求めた。そんな中、新たな『獣』によって世界が再び蹂躙され、人類
は滅びへの恐怖と救済を願った。その願いを汲み取り、エイワスは自己の存在意義を再定義した。人類が救済を願うので
あれば、自身はそれを成す願望機となろう。全人類の意志の代行者として、エイワスは『獣』の敵となった。
彼は最早ビーストⅠではない。正しく阿頼耶の化身として、己の使命を成す為立ち上がった人類の代弁者である。

以前投稿したエイワスのセイヴァー版、つまりプレイアブル化。ビーストⅠとしてのエイワスはFGOとは違う
世界線で顕現する事になりますが、こちらはFGO世界線でビーストⅠのクラスに選ばれずに人理焼却によって
人格のリセットがかかった結果、ビーストに立ち向かう『救世主』として顕現した姿となります。
『汝の意志する事を成せ、それが未来の全てとならん』は要するに元気玉のようなものと解釈すれば分かり易いかと。
第一宝具で人類の敵を討ち、第二宝具で自身と引き換えに世界を元に戻す、それだけを目的に顕現した為個々人との
接触は可能な限り控えようとしますが、あの主人公にかかればどうなるかは言わずもがな。
セイントグラフは最初はビースト時と同じく光り輝くヒトガタで輪郭がぼやけていますが、第二再臨で輪郭のぼやけがなくなり、
白いマントを羽織ります。次の再臨では頭上にリング状の王冠が浮かび、マントに『生命の樹』が描かれ顔に笑みが浮かびます。
自己改変に伴い性格はエルキドゥに近くなっており、自身を願望機と定義する為『否定』という考えがなく、どんな思想であれそれに
対し理解を示します。最初は人間味のない対応に終始しますが、感情を直で学ぶうちに人間味が出てきて、感情を理解しようと努力
します。人間になろうとするアンドロイド、というイメージです。


  • 最終更新:2017-03-05 01:19:44

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