ウォルフディートリヒ
【元ネタ】ディートリッヒ伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ウォルフディートリヒ
【性別】男性
【身長・体重】187cm・76kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
直感:C
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
敵の攻撃を初見でもある程度は予見することができる。
カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
心眼(真):D
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、
その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
【宝具】
『受け継ぐ光明(ローゼ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
竜の巣穴で発見したオルトニート王のカーバンクルの柄頭の剣。
大岩を両断しても、刃毀れ一つしない名剣である。
真名開放とともに刀身が光の刃へと変換され、
膨大な魔力によって、切断力と貫通力が強化される。
竜退治の逸話を持つため、竜種及びそれに起因する属性を持つ者には追加ダメージを与える。
『暴断聖衣(ヘムト・イェルゲン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
ベルムントという異教徒の巨人を倒してとりあげた聖なるシャツ。
聖人の加護が込められており、危険から命を守る力がある。
この宝具は、与えられた衝撃を吸収し、無効化する効果を持ち、
物理攻撃では貫くことができない。
ただし、魔術などの物理攻撃でないものには効果がなく、
また、物理攻撃に付属された効果なども無効化できない。
【解説】
ディートリッヒ・フォン・ベルンの祖父。
背臣サベネの姦計によって宮廷を追い払われた母の姿を見たウォルフディートリヒは、僅かな手勢だけを引き連れて、サベネを襲う。
しかし、今や宮廷を牛耳るサベネの前に、敵を討ち取ることは出来ない。
退かざるを得なくなったウォルフディートリッヒとその郎党は、リリーンポルテの城に立て篭もる。
サベネは、大群を率いてこの城を攻め立てた。
兵たちがよく防ぎ戦うためになかなか攻め落とすことが出来ないが、このまま籠城となれば、いずれ兵糧も尽き、ウォルフディートリッヒたちが敗北することは明らかだった。
かくて、彼は援軍を求め、単身、城を抜け出すことを決意する。
彼はルーメリアの野で魔女ラウフ・エルゼとであう。
ウォルフディートリッヒが空腹なのを知った魔女は、怪しげな木の根を取り出して、これを舐めれば空腹など消えると言う。
腹を空かせていたウォルフディートリッヒは、それを受け取ってしまった。
しかし、これを舐めたものは女を妻としなければならないという。
ウォルフディートリッヒは仕方なく、承知した。
すると女にかけられていた呪いは解け、美しい姿に変わる。ラウフ・エルゼの正体は、トロイの王女ジゲミンネだった。
ウォルフディートリッヒは、彼女のとりことなって、彼女が死んで、木の根の魔法が解けるまでその地に留まり続けた。
その後、異教徒の王を成敗したり、竜を退治したりした。
そしてウォルフディートリッヒは、友人オルトニットの国治め、ようやく自分の国へと帰る。
軍を率いて戻ってきてみれば、既にリリーンポルテの城は攻め落とされた後であった。
怒りに燃えたウォルフディートリッヒは、すぐさまサベネに総攻撃を仕掛けた。
サベネを討ちとり、コンスタンチノープルは弟たちに任せ、自分はロンバルディに戻って、そこを治めたという。
のち、彼はローマに行き、王になったという。
- 最終更新:2011-03-22 15:39:21