イシュボシェト
【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】イシュボシェト
【性別】男性
【身長・体重】172cm・53kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【保有スキル】
擬死:C
いわゆる“死んだふり”。
自分の消滅を演出的に偽装できるが、初見以外ではまず通用しない。
心眼(真):B
修行・鍛錬によって培われた洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘理論。
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
【宝具】
『我これなりき無双の槍(イシュバアル・ハクモニテ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
『無双の槍』を以て己にかける一種の自己暗示。
魔力ステータスを状況に応じて筋力・耐久・敏捷の能力値に振り分ける。
彼のMGIはAなので、下限をEとして差し引き最大4ランク分を自由に加えることができる。
ただし、AからA+に上昇させる際は2ランク分必要となる。
再分配の度に自己暗示が必要。
【Weapon】
『無双の槍』
【解説】
イスラエル王国二代目の王。
……なのだが正統な王とカウントされないことも多く、
ソロモンが三代目の王と明記されている型月でも同様のようだ。
サウル王の四男で、父王と三人の兄がギルボア山で死んだため王となるが、
その政権は強力な将軍かつ又従兄弟に当たる武将アブネルの強い影響下にあった。
イスラエルの実権を巡ってダビデ陣営と長く戦ったが、
王の側女に手を出し権勢を誇示するアブネルを咎めたことで彼の離反を招いた。
またダビデに下ったアブネルが暗殺されると、
これに動揺した兄弟の隊長、レカブとバアナに暗殺された。
ダビデは彼の首を持参した彼らを殺し、イシュボシェトの首をアブネルの墓に入れたという。
別名、そしておそらく本名はイシュバアル。
ボシェト(恥)は「バアル(主)」が異教の神の名と認識された後にそれを避けた表現であろうとされる。
例えばダビデの子ベエリアダはエリアダとも呼ばれている。
サムエル記は本文の欠損と内容の混乱が激しく、
恐らくヨセブ・バッセベテはイシュバアルの破損した形であり、
セプトゥアギンタはこの見方を取ってダビデの軍勢で最強の戦士の名をイシュバアルとする。
まあ、イシュボシェトとヤショベアムが本当は同じ名前だったとしても、
何の関係もないのだろうが……
- 最終更新:2016-05-04 14:40:28