イサベル一世デ・カスティーリャ
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】イサベル一世デ・カスティーリャ
【性別】女性
【身長・体重】158cm・45kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力E 幸運A 宝具D
【クラス別スキル】
狂化:E
理性の低減により怒りの沸点がだいぶ下がっている。
今の彼女は異教徒、"元"異教徒というだけで相手を殺そうとするほど暴走している。
生前と大差ないともいう。
【固有スキル】
信仰の加護:A+++
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
……高すぎると、人格に異変をきたす。
黄金律:A
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。
【宝具】
『聖なるものは富むべきかな(イサベル・ラ・カトリカ)』
ランク:D 種別:対衆宝具 レンジ:80 最大捕捉:1000人
カトリック王権限によるマネードレイン。
何らかの要因でダメージを受けた対象から所持金や魔力をダメージ数値分徴収する。
自陣営が与えたダメージの場合徴収金額に大ボーナス。
キリスト教徒には基本無効。ただし(彼女にとっての)異端には効く。
『断罪をもって聖められ(イサベル・ラ・カトリカ)』
ランク:D++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:100人
異教・異端の殲滅といった“正義の為”に使われる時のみ効力を発揮する宝具。
所持金を聖なる光(のようなもの)に変換し、王笏から放出して敵を攻撃する。
その正体は異端・異教の血に濡れた武器や拷問具。
外見が美しくないからという理由で光エフェクトに見た目を変えられているが
ダメージ自体は鉄の刃のそれである。
質の悪いことに、一般人を対象とした場合徴収額のほうが大きくなって黒字となる。
サーヴァント相手であっても、民衆を攻撃に巻き込むことでノーコストの宝具使用が可能。
そしてこの宝具の使い手はバーサーカーである。
『聖戦は不撓なり(イサベリン)』
ランク:E- 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:一人
グラナダ攻略戦の際に夫の無事を祈って願掛けした逸話を元にした旗の宝具。
使用している間、マスターが自身を王笏代わりに宝具を限定使用できるようになる。
【Weapon】
『白銀の王笏』
『イザベラ色の軍旗』
『黄金の鎧』
【解説】
"カトリックのイザベル"と呼ばれたカスティーリャの女王。
結婚による国土統合でスペイン王国を誕生させ、
夫のアラゴン王フェルナンド2世とともにカトリック両王(レイエス・カトリコス)と称される。
レコンキスタの完遂や、かのスペイン宗教裁判などで知られる宗教キチガイ。もとい信心篤き教会王。
コロンブスへの援助によってスペインの黄金時代の端緒を開くが
その華麗なる弾圧ぶりは「黒い伝説」によって誇張され、後世に悪名を轟かせた。
イザベラ色。
薄い灰みの黄。淡い子鹿色。薄い褐色のクリーム色。羊皮紙色。
イサベルが夫の無事を祈り、グラナダ陥落までの3年間下着を替えなかった、という逸話から付いた色名。
即ち彼女の旗は自分の着古した下着が素材である。
だのに羞恥の色を一片の浮かべないのは、彼女がバーサーカーだからではなく
もとより女王として"極まって"いるから。
実は同様の伝説がオーストリア大公妃イサベル・クララ・エウヘニアにも存在する。
大公妃のほうが後の時代の人物ではあるが、どちらが真の由来ということもない。
起源伝説とはそういうものである。
非キリスト教国家で召喚された場合、例外なく虐殺を始めようとする最悪のバーサーカー。
彼女に旗を使ってもらうには相当の狂信者である必要があるものの、
マスターに宝具を使わせることもできるので意外と器用。
- 最終更新:2014-08-15 21:36:10