アレクサンドリアのキュリロス

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アレクサンドリアのキュリロス
【性別】男性
【身長・体重】178cm・77kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:E
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な”結界”の形成が可能。
 古代文明の破壊者としての側面があるため、
 キャスタークラスの正規能力はどうも発揮しづらい。

道具作成:E
 魔術的な道具を作成する技能。
 聖別された道具を作成できる程度。

【固有スキル】
計略:B
 物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
 戦闘のイニシアティブ判定において常に有利な修正を得る。
 賄賂によって危機に対処する生き汚さから来る、卑劣な策謀。

聖人:A+
 聖人として認定された者であることを表す。
 聖人の能力はサーヴァントとして召喚された時に“秘蹟の効果上昇”、“HP自動回復”、
 “カリスマを3ランクアップ”、“聖骸布の作成が可能”から、ひとつ選択される。
 キャスターは、聖人の概念を有する総ての教会で列聖されている聖人の一人である。

信仰の加護:A+++ 
 一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
 あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
 ……高すぎるためか、聖杯から与えられる現代知識を拒絶する傾向がある。

カリスマ:E
 軍団を指揮する天性の才能。統率力こそ上がるものの、兵の士気は極度に減少する。

教会博士:-
 学識に優れた聖人に与えられる称号。
 聖人能力に“遭遇したサーヴァント一騎の真名自動看破”が追加される。
 なお、選ばなかった場合このスキルは破棄される。

【宝具】
『異教徒人に非ず、鏖にすべし(シビリゼイション・エクスキューショナー)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 ユダヤ人やネストリウス派、古代エジプト・ギリシア哲学などに対する異様な迫害を象徴する宝具。
 対象が抱く信仰の強弱によって、抵抗難度が変動する特殊な暗示と言え、
 暗示の影響下におかれた者に、A++ランクの“信仰の加護”と、Aランクの“狂奔”スキルを強制習得させる。
 この宝具によって“狂奔”を得た者は、その信仰心を起点として、周囲に“信仰の加護”を伝染させる。
 実質的に、無限に狂信者を増やす宝具と言える。

『神の子人に非ず、よって人性なし(ゴッド・アローン・イン・ナザレ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:10人
 “神の子”の人性そのものを否定する、キャスターの神学論。
 真名解放することで“神性”スキルを保有するサーヴァントの現界に要する魔力を増大させる。
 その神性ランクが高ければ高いほど、そのサーヴァントのマスターに発生する魔力負担はより強大なものとなり、
 最悪の場合、非常時に霊体化を解除させられない自体に陥ることも。

【Weapon】
『カキの貝殻』
 ヒュパティアの皮膚を引き剥がした何の変哲もない貝殻。
 なのだが、キャスターの執念によって異教殺しの概念が付加されており、
 非キリスト教由来(景教も含む)の神秘に対して、Eランクの「防壁破壊」スキルを発揮する。

【解説】
 アストロラーベの開発者であるヒュパティアを虐殺し、
 人類の発展を数百年遅らせた聖人。アレクサンドリアのキュリロス。
 ネストリウス派との対立の逸話でも有名であり、
 一度は「教会を破壊するための怪物」とまで蔑まれたが、
 賄賂などを駆使して時のローマ皇帝テオドシウス二世を降参させ、
 ネストリウスを追放に追いやると同時にその汚名を雪いだ。
 余談ではあるが、ヒュパティア殺害の際にもアレクサンドリア市局に賄賂を送っている。


  • 最終更新:2013-07-07 23:42:51

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