アレクサンデル=アレクサンドロフ

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
 【マスター】衛宮 士郎
  【真名】アレクサンデル=アレクサンドロフ
  【性別】女
  【身長】167cm
  【体重】49kg
  【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力D 幸運EX 宝具C
【能力】
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は
乗りこなせない。

対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット
程度の対魔力。

【保有S】
勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を大幅に削減させる能力。また、格闘ダメージを向上
させる効果もある。

気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。完全に気配を断てば発見する
事は難しい。

【宝具】
万事 神の御心也(ヴィリカムーチェニツァ=アレクサンドル)
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:0人
戦場においてあらゆるヘマを犯しながらも、いかなる危機的状況からも無自覚に逃れて生き
延びてきたライダーの強運が宝具の域にまで昇華したもの。ライダー自身の身に致命的な危
機が迫ると自動的に発動し、あらゆる偶然や幸運が重なって本人も無自覚のままにその場か
ら離脱してしまう。流れ弾等も対軍宝具の余波も寸でのところで全て逸れていく。ライダー
は騎兵の命である騎馬を負傷兵に貸して徒歩で戦場をうろついたり、その愛馬を売られて買
い戻したり、負傷者の救助や居眠りで自分の連隊からはぐれたりとありとあらゆる失敗を続
けたが、退役の原因となった砲弾の打撲傷以外目立った負傷を受けることなく、皇帝にその
正体がバレても、実家に送還されるどころか皇帝自らの手でゲオルギイ勲章を授与された。

幸運なる乙女の導き手(ヴィリカムーチェニツァ=アルキード)
ランク:C++ 種別:対人宝具 レンジ:1‐2 最大補足:0人
ライダー生涯の友であり愛馬、準英霊馬アルキードの召喚。馬自身が高い判断力と知能を持
ち、いささか頼りない主人をサポートする。Cランク相当の仕切り直しスキルを所持しており、
ライダーの危機を感じ取ると、主人の意志に関係なく戦場から離脱してしまう。また魔力ラ
インがライダーと繋がっていて魔力を共有している為、お互いどこに居るか手に取るように
分かり、ライダーと離れていても現界可能。また消費する魔力は非常に少ないため、長時間
召喚しても、マスターの負荷にはならない。ライダーが少女時代から手なずけて乗り回して
いた父の乗馬で、軍人になり前線に出てからも乗り続けた。砲弾が愛馬の足元に着弾するも
馬も本人も無傷だったことから、この馬も主人と同じく強運なのかもしれない。


【特記事項】
乙女騎兵 アレクサンデル=アレクサンドロフ、本名ナジェージダ=A=ドゥーロワ。
ロシア軍槍騎兵連隊所属。父は騎兵大尉。母方の祖父はウクライナの地主。騎兵として
ナポレオン戦争――フリードランド、スモレンスク、ボロジノ戦争で転戦。
ナポレオン軍を相手に手柄を立て、皇帝から勲章を拝受、総司令官の伝令も務めた。
生まれて間もなく精神が不安定な母親に馬車から放り出される。幸い大した怪我はなかったものの、
娘の身の危険を感じた父親は彼女を部下の騎兵たちに預ける。その影響を受けてかナジェージダは
軍人に憧れるようになり、親元に戻ってからも夜間こっそりと父の乗馬アルキードを乗り回してい
た。そして遂に夢を叶えるべく女に見えないよう髪を刈り込んで男装し、愛馬アルキードを連れて
家から脱走、アレクサンデルと名乗り素性と性別を偽ってロシア軍の槍騎兵に入隊した。
当時プロシア戦役で兵員の多くを失っていたロシア軍は慢性的な人手不足だったため、幸運にも特
に審査もされずに入隊を認められた。また気のいい上官により、アルキードも彼女の軍馬として引
き続き乗馬することを認められる。ただし入隊後は碌な訓練も受けずに前線へ送られた。

初めて参戦したプロシア戦役では、およそ新兵が犯すあらゆるヘマをやる。戦闘で負傷者に騎兵の
命である自らの愛馬アルキードを貸し与えて自らは徒歩で戦場をうろつく。しかもそのアルキード
は戦闘後売り飛ばされていた為に買い戻す羽目に。さらに負傷兵を救助していたら自らの所属する
連隊からはぐれ、それどころか居眠りしてはぐれていた事もあった。砲弾が愛馬の足元に着弾する
も馬も本人も無傷だった事もあったらしい。そして遂には連隊指揮官のカホフスキー将軍から大目
玉を食らい輜重隊に転属させられる。こうして特に武勲を上げることもなく、ロシア側が大敗を喫
したプロシア戦役をまったくの無傷で乗り切った。
戦役終結後、事故で愛馬が死ぬなどの悲しい事もあったが、父の手紙が元で、女ということが上層
部にばれて総司令部から呼び出しを受ける。当時のロシア皇帝アレクサンドル1世は彼女の破天荒
な行動が大変興に乗ったらしく、軍務を続けることを認めゲオルギイ勲章を授ける。
また自分の名をもじりアレクサンドロフという姓を授ける、以後アレクサンデル=アレクサンドロフ
と名乗るようになった。この時近衛軽騎兵に抜擢されるも、金がかかるため元の槍騎兵に戻る。
続く祖国戦争にも参戦、フランス軍を誘いこむ囮役を担う。ボロジノ会戦では総司令官の伝令を務
めるも、左足に砲弾を受けてこれが元で退役。その後も男装を続けたため地元の人から旦那と呼ば
れることに。さらに53歳で戦争時の経験を書籍にして出版、作家としてデビュー。この時初めて彼
女の同僚たちは彼女、アレクサンデル=アレクサンドロフが噂の乙女騎兵だったと知る。
享年83歳、遺言で葬儀の時も軍服を纏ってアレクサンドルとして葬られることを望んだ。

【特記妄想】
夢と希望に燃える金髪ボーイッシュ軍人娘。
やる気と熱意はあるがつねに空回り、ただどんな酷い目に合っても無傷で帰ってくる。
士郎と組ませるとある意味最強コンビ、言うなればのび太とコロ助。
キャライメージは外見ディエスのベアトリスで、中身はレギオスのニーナ隊長。
触媒は、ナジェージダ=A=ドゥーロワの手記の原本。

  • 最終更新:2021-09-21 11:17:37

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