アブサロム
【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】アブサロム
【性別】男性
【身長・体重】171cm・59kg
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:C
魔力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。
【保有スキル】
※驚くべきことに、以下のスキルは全て狂化により能力を発揮できない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
カリスマ:C+
軍団を指揮する天性の才能。
団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。稀有な才能。
アブサロムのカリスマは、体制に反抗するときにその真価を発揮する。
厚顔の美男子:A
過剰なスキンシップを伴う懐柔策で人々を骨抜きにした接待術と美貌。
距離が近い程に扇動スキルの効果が向上する。
扇動:C
大衆・市民を導く言葉と身振りの習得。
特に個人に対して使用した場合には、ある種の精神攻撃として働く。
【宝具】
『地獄に於いても玉座を占めん(アブサロム、アブサロム!)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
死後の逸話をもとにした宝具。
バーサーカーは倒されても八回まで自動で蘇生(レイズ)の効果を受ける。
さらに死因となった相手に対する対抗属性を追加して復活する為、蘇生の度に強力になる。
『我が名を愛にて呼び咲かせよ(アブサロム、アブサロム!)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
マスターがバーサーカーの真名を呼ぶ度、込められていた愛情度に応じて蘇生ストックが回復する。
ストック一つの回復にもかなり深い関係と愛情が必要なのだが、
彼は狂化によりコミュニケーションが取れないため実質的に死に宝具となっている。
【Weapon】
『断髪未遂の剣』
鋏の片割れのような奇妙な形状をした片手剣。
然るべきクラスで召喚されたならば、彼本来の豊かな美髪とともに宝具化していたようだ。
【解説】
イスラエル王国一の美男子として知られ、
後に父ダビデに対して反旗を翻すことになるダビデ王の三男。マアカの子。
妹タマルを陵辱した異母兄アムノン(ダビデの長男)をバアル・ハツォルで暗殺した後、
将軍ヨアブの執り成しと、
その畑を燃やす茶番によりダビデとの関係を修復した。
その後は地道な人気取りに勤しみ、ヘブロンで王として蜂起する。
神智の賢人アヒトフェルを軍師として迎え入れ、
マジ泣きしながら都落ちしたダビデに代わってエルサレムに入城したものの、
クーデター成功を目の前に諜報戦で敗北を重ね、ダビデに猶予を与える悪手を取った末に
エフライムの森でヨアブに討たれた。
樹の枝に自慢の長髪を引っ掛けてぶら下がっていたところを、
アブサロムに危害を加えるなというダビデの命令を無視した
ヨアブによって殺されたとされるが、
伝承によれば彼は剣で髪を切ろうとしていた所、地面に奈落の穴を見て切るのをやめ、
ぶら下がっていたといい、またその死後に地獄に堕ちたとされる。
アブサロムは過酷な異教徒の地獄(ゲヘナ)に堕ちたものの、
復讐の天使が彼を拷問しようとすると
“彼を燃やすな、彼を謗るな。彼はイスラエル人。我がしもべダビデの子”という声が響き、
アブサロムは彼の玉座に就けられ、王としての待遇を受けたという。
この極端な扱いはダビデが死したアブサロムに八度も呼びかけたからであるとされ、
親の愛(コネ)で地獄の罰を回避するとかお前それズルだろと突っ込まざるをえない。
マーリンポジのアヒトフェルを味方につけた割にはモードレッドにもなれなかった男。
騾馬とか戦車とか懲りごりなのでライダーにはなろうとしない。
愛(され)の戦士・バーサーカーの他には髪切り(未遂)の剣・セイバーになれるが、
親のコネは変わらずついてくる。
- 最終更新:2016-05-04 14:32:49