アショーカ
【元ネタ】史実+仏教説話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】アショーカ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・78kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
カリスマ:E
軍団を指揮する天性の才能。統率力こそ上がるものの、兵の士気は極度に減少する。
精神汚染:C
精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術をそれなりの確率でシャットアウトする。
ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。
【宝具】
『王の悦楽(チャンダショーカ)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100人
“残忍ギリカ”の申し出に賛して築いた館。
館の見目は入館の魅了効果を持つ、それこそ楽園のごときものだが、
怨霊や拷問具が自活する館内は地上の地獄、残虐王の処刑場である。
犠牲者から魔力を搾り取り、アショーカに供給する機能を持ち、
死者の死霊を館に縛り付け使役して、流された血により魅了効果を増す。
しかし結界機能などの魔術的制限は有さないため、方法によってはあっさり離脱できる。
『転輪誘う大改心(クシャマ・マハーラージャ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
残虐王(チャンダーラ)の仏教への帰依。
精神汚染スキルのランクを上回るレベルでの良心の呵責により発動。
サーヴァントとしての存在が一新され、転輪聖王としてのアショーカが降臨する。
【解説】
通常この側面が召喚されることはない。
【元ネタ】史実+仏教説話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】アショーカ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・78kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【固有スキル】
法術:B
神仏の教えに、己の力を上乗せして成立させる仏教系の魔術。
その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
転輪聖王:A+
チャクラヴァルティラージャン。
転輪聖王への適性。史実上の人間としては最大の適性を持つ。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
【宝具】
『王の碑柱(アショーカ・ピラー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
“錆びない鉄柱”として知られる、竜王を封じる楔。
梵語の刻まれた柱身は転輪聖王の聖柱として八万四千の仏塔を内包しており、
仏舎利を魔力炉として機能させた鉄柱は、竜王すら封じられる結界の力を持つ。
結界のすべてを一点集中させ、対象上に「建立」することで、柱の下に封印する。
また、内蔵した結界を周囲に展開することで法術行使に補正を得る。
振り回しても使えるメインウェポン。
『獅子吼する無窮者(シーハナーダ・サンガ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
“転輪聖王”として、聖王旗下に馳せ参ずる軍勢を召喚する。
転輪聖王たるアショーカ自身が指揮をとることで軍勢は際限なく士気を上げ、
軍勢自体が保有する『神性』によって、霊的・魔的なモノに対して攻撃力を増す。
【解説】
マウリヤ朝第3代国王。阿育王。残虐王(チャンダーラ)にして天愛喜見王。
史上初めてインド亜大陸のほぼすべてを統一し、マウリヤ朝最盛期を築いた聖王。
伝説では99人の兄弟を殺して王位に就き、500の宮女と500の家臣を惨殺。
カリンガ国征服に至っては、15万の捕虜の内10万と、さらに数倍の数の人々を殺したという。
後に惨状を憂い仏教に帰依。仏教説話では拷問館に囚われた比丘からの説法のためという。
いずれにしろ、その“大改心”後は戦争と征服を否定し善政を敷いたのは確かである。
ダルマ(法)による統治を志し、石柱碑(アショーカ・ピラー)や仏塔を建て第三回仏典集結を行い、
後の仏教徒からは、仏陀にその出現を預言されていたとも、鉄輪聖王であるともされた。
王子時代、反乱を神々の加勢である武器と軍勢により一人で制圧したという逸話もあるが、
晩年は政治的混乱の果てに幽閉されたと伝えられ、彼の死後マウリヤ朝は衰退した。
【元ネタ】史実、仏教説話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アショーカ
【性別】男性
【身長・体重】182cm・68kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運A+ 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B(A)
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
宝具『暴虐刎剣』の効果により、ランクダウンしている。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
カリスマ:E(A)
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。
統率力こそ上がるものの、士気は極度に減少する。
宝具『暴虐刎剣』の効果により、ランクダウンしている。
信仰の加護:-(A)
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
ただし、現在は宝具『暴虐刎剣』の効果により、失われている。
神仏の加護:-(A)
神々や仏による加護。
危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる。
ただし、現在は宝具『暴虐刎剣』の効果により、失われている。
【宝具】
『暴虐刎剣(チャンダーラ・ギリカ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人
“改心”する前のアショーカ王が刃向かう家臣を虐殺し、後には人を雇って殺させたという逸話が、剣の形で具現化したもの。
条件を指定して鞘から抜き放つ事で、レンジ内に存在する「条件に該当した対象」の首を自動で刎ねる自律型宝具。
レンジ内に対象がいない場合は、アショーカ王の周囲を浮遊して待機する。
アショーカ王が望めばすぐさま彼の手元に戻り、鞘に収めれば条件はリセットされる。
なお、如何なる条件を指定した場合でも、アショーカ王自身は攻撃対象にはならない。
また、この宝具を保有している間、いくつかのスキルがランクダウンし、場合によっては喪失する。
『転輪聖王(チャクラヴァルティン)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
アショーカ王の前世に纏わる伝説と、タキシラで反乱が発生した際の伝承がミックスされた宝具。
宝具『暴虐刎剣』を破棄する事で初めて発動可能となり、発動と同時にアショーカ王の属性を「秩序・善」にする。
この宝具の能力は、君主としてのアショーカ王が必要とするあらゆるものを即座に調達し、彼のものとするもの。
調達されるものは王国運営に必要な財、軍勢を率いる為の軍事的素養、あるいは武具や軍勢そのものなど、有形無形を問わない。
これらはスキルの獲得(黄金律、軍略など)や、パラメーターのランクアップ、周囲の亡霊の帰順などの形をとる事となる。
もちろん、調達が困難であったり大量であれば、宝具使用に伴う魔力消費量は増加する。
また、何らかの理由でアショーカ王の属性が「秩序・善」となった場合、即座に『暴虐刎剣』は破棄され、この宝具が発動する。
【解説】
古代インドのマウリヤ朝の王。インド亜大陸をほぼ統一し、古来仏教世界では理想の君主とされている。
伝説によれば、父王の死後、異母兄弟99人を殺して王位についたという。
即位後も些細な罪を咎めて500人もの大臣を斬首するなどした為、「残虐王」と呼ばれ、恐れられた。
やがて、インド東南にあって抵抗を続けるカリンガ国へと兵を進め、戦果を挙げるが、自軍の死傷者も多く、
また、軍とは関係のない僧侶や修行者などの優れた人材も戦禍によって失う事となり、王は深く自身の行いを悔いたという。
以後、対外遠征に消極的になった王は「法による政治」の実現を目指し、仏教を厚く保護し、統治の柱とした。
余談だが、仏教の開祖である釈迦の生年は、アショーカ王の即位年を基準に逆算して推定されている。
【元ネタ】インド・史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アショーカ
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
信仰の加護:A
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
現存する信頼度の高い「仏舎利」を納めた塔を建立し、治世において結集が行われた。
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
軍略:C
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
セイバー没後、ムガール帝国までインドをほぼ統一する大国は出現しない程の成果を生んだ。
カラリパヤット:C
インドの王族が心得としてたしなんでいた武芸が、サーヴァントとなってスキル化されたもの。
【宝具】
『縛竜大鉄網(ばくりゅうだいてつもう)』
ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
セイバーが仏舎利を供養しようとした際、竜がセイバーの父から奪って竜宮に安置したままであったので、
夜叉たちに命じて巨大な鉄製の地引網で竜を根こそぎ捕ろうとした。その網の宝具化されたもの。
有効範囲内に巨大な網を張り巡らせ、一気に縮小して相手を捕縛する。
一度捕まった場合、打ち破るにはBランク以上の宝具が必要。
捕縛されると解除までダメージを受け続けることになり、特に竜種は損耗が激しい。
『華氏城大獄(かしじょうたいごく)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
かつてセイバーが華氏城(パータリプトラ)近郊に設けたという「地獄」を模した施設の宝具化。
初めは罪の軽重を問わず罪人を入れて責め苦を与えたが、後に手当たり次第に獄卒が人を捕えて入れた
ために、付近の住民や通行人までもが犠牲となり、周辺の人口を激減させたという。
小型のブラックホールのような空間が出現し、飲み込まれたものは脱出まで雑多な拷問用具に襲われる。
余談ながらこの施設、獄卒自身も対象にされるぐらい無茶が行われ、最後はセイバーに廃されている。
【Weapon】
『無銘・剣』
武器すら与えられずに遠征を命じられた際、大地から湧き出したとされる武器。
【解説】
マウリヤ朝の君主であり、釈迦の般涅槃から100年後に即位したとされる。漢訳名は阿育王。
インドをほぼ統一し、南瞻部洲(仏教の世界観でインドをモデルとした地域)の統一者、鉄輪王と称された。
その前半生は過酷の一語に尽きるものであったとされ、99人の異母兄弟を殺害し、500人の大臣を殺害し、
太子とその母を陥れた第一王妃と共犯者のみならず、無関係な王妃まで併せて84000人の妃を殺害した。
更に南インド征服に当って万単位で人死にを出したたため、仏法に帰依して安息を求めたとされる。
晩年は幽閉されて崩御したともいうが、定かではない。
- 最終更新:2018-01-13 20:50:48