“巫女”(ホーレ・フェルスのシャーマン)

【元ネタ】史実(35000年以上前、ヨーロッパ)
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】“巫女”(ホーレ・フェルスのシャーマン)
【性別】女
【身長・体重】136cm・34kg
【属性】善・秩序
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷B 魔力EX 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:D+
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”結界”の形成が可能。

道具作成:C
 魔術的な道具を作成する技能。

【固有スキル】
統一言語:A-
 神が言葉を乱す以前に世界に共通していた、たった一つの言語。
 世界からの命令と同等の効力を持つ絶対的な催眠術を使用可能。
 統一言語を持つ対象には互いに直接強制力を発揮しない。

巫術:A+
 神や精霊などへの祈願という原始宗教系の魔術体系。
 祈祷者の願いに霊的存在が答えることで、様々な奇跡を行使する。
 その特性上、消費する魔力は祈願分のみである。

直感:A
 戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
 研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。

医術:D++
 原始的な理論に基づくが卓越した外科及び産婦人科医術。

演奏:B
 楽器の演奏を通じて耳にした者の感情を動かす。交渉にボーナスを得る。


【宝具】
『人類に繁栄あれ(プラスパー)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
遙か原始における多産の祭祀の象徴。
人類種の繁栄こそ彼女と彼女が祀る女神の功績であり、即ち人類そのものが彼女の宝具である。

発動中、指定した英霊であるかの様に能力を全て振るうことができ、宝具も一時的に現界する。
ただし媒介となる彼女自身に人格が有るため、精神構造に起因する効果はランクが落ちる。
既存の人類種の血が一滴も混ざらずに生まれてきた英霊の力は召喚できない。


『真・人類に繁栄あれ(プラスパー)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
人類に繁栄あれの本来の使用法。英霊を胎内に受肉させる。
十分な設備を利用した場合、一週間程度で臨月を迎える。
この時に使用する胎はキャスター自身の物でなくとも構わないが、一定の霊格が必要となる。
既存の人類種の血が一滴も混ざらずに生まれてきた英霊を受肉させる事はできない。

生まれ出た英霊は瞬く間に成体となり、座から装備を召喚し、個々の人格に基き自由意思で行動する。
受肉した英霊にはEランクの統一言語スキルが付与される。
これは不慣れな言語で複雑な言葉も使えないが、発声に成功すれば高ランクと同等の強制力を持つ。


【Weapon】
象牙の短剣、マンモスの骨から作られたフルート


【解説】
現在確認されている範囲では世界最古の造形芸術であるホーレ・フェルスのヴィーナスを触媒に、
多産の女神に仕える祭祀の代表として召喚される、歴代で最も優れていたシャーマンの少女。
三万五千年以上前まで遡る超古代英霊である。

名前という概念が生まれていなかったわけではないが、彼女と神は役職で呼ばれていた。
女神と言えば彼女の仕える多産の女神であり、当代の巫女と呼べば彼女の事を指した。
とはいえ神秘すらも未成熟な時代において、彼女が果たした偉業は現代において大した物ではない。
狩りの成功を祈願し、雨乞いを行う、フルートの上手い、優秀な巫女であった。
そして多産の女神の巫女として命がけの出産を幾度も無事に助けきった腕の良い産婆であった。

ただその程度の事が、当時のちっぽけな社会においては英霊に至る程の偉業だったのである。

彼女が英霊として振るう力は座に至った後でより強まった。
原初の多産の女神の巫女であり産婆であった彼女にとって、人類の繁栄こそ生きた証だからだ。
即ち人類種そのものが彼女の宝具である。
キャスター自身は出産が困難な体格だった為に巫女となった経緯から、自らの血筋にも拘らず、
全ての子、全ての人類種を宝として愛している。

余談だがフルートは生前からの趣味で、召喚されると物凄い勢いで現代音楽に染まる。


【備考】
とにかく古い英霊を作ってみようと思ったらオリ成分がどんどん強まった。元からオリ鯖だが。
相手に合わせて相性の良い英霊の能力を無制限に切り替えて使える、所謂ギル的なメタ英霊鯖。
同時に二騎以上の能力を顕現可能とすると更にチート度合が増す。おまけに統一言語付き。
しかしその本質は受胎宝具にあり、聖杯に関わる重大な舞台装置となりうる。

  • 最終更新:2018-01-02 19:04:13

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